概要
1950年に生まれ、1953年に4歳(現3歳)を迎えた競走馬の世代。
ボストニアン(1953年皐月賞、1953年東京優駿)、ハクリヨウ(1953年菊花賞、1954年天皇賞(春))、ダイサンホウシユウ(1953年京都杯、1954年日本経済新春杯)などがいた。
牝馬としては唯一クモハタ記念に勝利した名牝クリフジの娘イチジヨウ(その他目黒記念2着、桜花賞3着)は繁殖でも安田記念馬スガヤホマレ等優秀な産駒を多数輩出、子孫の代からは田園の雷神と呼ばれたオオエライジンやNAR最優秀2歳牝馬に輝いたライジンの妹ツイートエンジェル、更には「逆二冠馬」とも呼ばれたサムソンビッグ等を出し、現代にまでクリフジの血を残している名牝である。5代子孫ガリシヤヒルが2022年にミッキーロケットの牝馬を出産し、エンジェルツイートの唯一の娘エンジェルパイロが繁殖入りをする事が決まった事により、まだクリフジの牝系がわずかながらも健在である事が決定づけられた。
主な海外馬
「アメリカの芦毛の怪物」ネイティヴダンサー(1952年フューチュリティステークス、1953年プリークネスステークス、1953年ベルモントステークス、1954年メトロポリタンハンデキャップ)や、「アメリカのセントサイモン」と呼ばれたレキシントンなどがいた。