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概要編集

「ENVTuber」とは、バーチャルYouTuber種類の1つ。

EnglishVTuber


英語メインに使って活動しているVTuber(あるいはTwitchストリーマー)のことを指す。タグとしても英語圏のVTuberを探す時に機能している。

多言語を操るものも少なくない上、配信終了時にレイド機能を使って関連のあるVTuberに橋渡しをすることが日本圏よりも多いことも特徴としている。


なお、日本圏と比較すると広域であることや英語特有の事情により、偶然配信者同士で名前が被ってしまうことも稀にある。

言語の壁もあってか、ピクシブ百科事典での記事総数は多いというわけでもない。


歴史編集

文化としての「ENVTuber」の先駆けは、黎明期の2017年に当時個人勢として活動を開始したIronmouseZentreyaの2名であろう。また2018年に活動を開始したキミノミヤの存在も大きい。その後2019年ににじさんじがインドネシアでのVTuberグループ・NIJISANJI IDを発足させたことをきっかけに同国でMAHA5を含めたVTuberブームが始まり、日本でも注目を集める。その後2020年には東南アジアのほぼ全体にVTuber文化が広まった。


2019年12月、ホロライブから当時最新のグループであった4期生の一員として英語話者の桐生ココがデビュー、当時ある程度の海外人気があり、英語圏への宣伝を始めたばかりだったホロライブが一気に注目されるきっかけとなる。


2020年2月にTwitchを拠点に活動するイギリス人VTuber・Veibaeが活動を開始、日本でもYouTubeやニコニコ動画上に投稿された切り抜き動画を介して人気に。3月にはボカロPGYARIプロデュースのVTuberグループ・VOMSが始動、初期メンバーの1人である天野ピカミィが日米ハーフということもあり英語圏で一定の注目を浴びる。またこの頃から海外でも個人勢のVTuberが台頭してくるようになる。


4月、ホロライブがそれまで有志によって運営されていたRedditコミュニティ(subreddit)を公式運営へ移行、英語圏向けオーディションを実施、英語版公式サイトを開設など、着々と海外へのアピールを進行。そして9月、同事務所から満を持して英語圏を中心に活動する部門・HololiveENが始動。メンバーの一人であるがうる・ぐらが日本・海外共に驚異的な人気を獲得、翌月には当時キズナアイ輝夜月しか達成していなかったYouTubeチャンネル登録者数100万人を突破。また同期の森カリオペが10月に初EP「DEAD BEATS」が国内iTunesアルバム総合第1位ランクイン、12月にオリジナル曲「失礼しますが、RIP♡」のMVがYouTubeで1000万再生を達成など、音楽面を中心に注目を集める。


11月、初の海外主体VTuber事務所・VShojoが始動。前述のIronmouseやZentreyaを始め、NyatashaNyannersProjektMelodyなど当時Twitchで活動していた元個人勢VTuberを中心に構成。2021年4月にはVeibaeが加入した。


それまでアジアでの展開を進めていたにじさんじも英語圏全般へのアピールを強化。2020年12月に英語圏へのライバーオーディションを実施、さらに同月、当時のいちから株式会社(現:ANYCOLOR)がにじさんじのRedditコミュニティの運営権を有志より譲り受ける。そして2021年5月、英語圏向けライバーグループ・NIJISANJI ENが始動した。


2021年になると、英語圏でもVTuber事務所の設立が進み、プロダクションkawaiiPRISMProjectといった日本主体だが英語圏を中心に活動を行う新興VTuber事務所も活動を開始した他、英語圏メンバーと日本メンバーが混在したPhase-Connectも存在し、言語の垣根を越え始めている。


2023年にはBreveGroup・REALITY Studioが海外進出を始め、日本企業による英語圏進出の動きが拡大しつつある。


外部リンク編集

VTubers English(vTubie)

関連タグ編集

VTuberID

台灣Vtuber

HKVTuber

他の記事言語編集

Virtual Youtuber

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