概要
地球連邦軍の人型機動兵器パーソナルトルーパーの一つ「ヒュッケバイン」に採用されているインナーフレーム。
連結型フレームであるゲシュペンストのGフレームやゲシュペンストMk-ⅡのGⅡフレームと違って各フレームが独立構造となっており、部位をフレームごと交換をして大幅な仕様変更を速やかに行うことが可能となっている。
高い強度と剛性、柔軟性を備えており、高出力のジェネレーターでも負荷せずに問題なく耐えられることから異星人の超技術「EOT」に指定される動力源の搭載も可能である。
ヒュッケバインは3機開発され、動力源もプラズマ・ジェネレーターを搭載する予定であったが、3機のうちの2機にEOTの一つであるブラックホールエンジンを搭載することが急遽決まり、ブラックホールエンジンの搭載にあたって簡単かつ最小限に部位を交換して改造を完了させていた。
残りの1機はヒュッケバイン009として使用され、後に改造を受けてエクスバインとなり、エクスバイン・アッシュへの改修を経て、エグゼクスバインへと強化された。
後にエクスバインが2機開発され、小型化されたプラズマ・ジェネレーターを2基タンデム搭載したタイプが登場している。
HフレームはGフレームやGⅡフレームと比べるとコストが高いため、制式採用を経て量産に至ったHフレームの採用機は存在しない。ヒュッケバインの後継機であるヒュッケバインMk-Ⅱは次期量産機のトライアルに向けて開発された量産試作機であり、フレームもHフレームより安価で量産性が高いGⅡフレームが採用されている。
神聖ラングラン王国のセニア・グラニア・ビルセイアはHフレームを採用したヒュッケバインシリーズのデータをもとにデュラクシールを設計した。