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M5軽戦車

えむふぁいぶらいとたんく

第二次世界大戦期のアメリカ軍やイギリス軍などが運用した軽戦車。
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解説編集

 第二次世界大戦期のアメリカで開発され、アメリカ軍イギリス軍が運用した軽戦車。愛称はスチュアート


 第二次世界大戦の本格化につれて、アメリカではM3軽戦車の生産が拡大。

 これにコンチネンタル社製ガソリンエンジンの供給が追い付かなくなってきたため新たにキャデラック社製自動車用エンジン×2基を搭載する型が提案され、これに基づくM3E2試作車は試験で約800kmの距離を無故障で走破する高い信頼性を発揮。

 M5軽戦車としての制式採用が決定され、1942年4月から量産された。


 M3と比べ、エンジン2基の搭載により大型化した車体後部と傾斜のかかった車体正面形状が特徴的。

 なお、M3においても後期型のM3A3ではM5を参考とした車体形状が取り入れられている。


ヘッジホッグ?編集

M5A1

 タミヤ模型が販売するM5の模型には「ヘッジホッグ」(Hedgehogハリネズミ)と銘打たれたものがあるが、これはこの戦車の正式な名前ではない。


 まず、西部戦線フランスに敷かれていた1944年ごろ、米軍の戦車の一部が進軍に邪魔な生け垣(現地ではボカージュと呼ばれる)を切り倒すため、「ヘッジロウ・カッター」(Hedgerow cutter:生け垣刈り具)なる追加装備をしていたことは事実。

 だが、そもそもヘッジホッグとヘッジロウに共通する「ヘッジ」の原義は生け垣であってハリネズミではない

 このような理由から、タミヤの命名者はヘッジの原義をハリネズミからくるものと勘違いしていた可能性が高いと考えらえる。


登場作品編集

アメリカ軍の戦車として登場。


アメリカ陸軍の戦車として登場。


  • コンバットチョロQ
    • コンバットチョロQ:作戦1「国境線に進路をとれ」と作戦6「最前線の荒野」に登場。ゲーム中のタンクとしては最低クラスの性能で、プレイヤーの印象に残ることはまずない。
    • 新コンバットチョロQ:最初のステージ「反撃の烽火」に味方として登場。ムービーパートなどで印象に残る出番も増えた。同ステージをクリアすると使用可能となる。同軸機関銃タイプ「T」カテゴリーと車体機関銃タイプ「B」カテゴリーの武装を装備できる。

 アメリカ軍の戦車として登場。車体前面にヘッジロウカッターを装着したヘッジホッグタイプ。


 アメリカの軽戦車としてM5 Stuartが、中国の軽戦車としてM5A1 Stuartが登場。


 アメリカの軽戦車としてM5A1が登場。


関連タグ編集

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