WAになっておどろう
わになっておどろう
「みんなのうた」の5分枠を1曲でフルに使った初めての曲。幅広い年代の人が楽しめるよう、どんなテンポでも踊れる曲になっており、みんなのうた公式の振り付けも紹介されている。
「イレ アイエ」はヨルバ人(ナイジェリアの主要民族の1つ)の言葉で「魂の家」という意味。
覆面バンド「AGHARTA」(アガルタ)
シンガーソングライター・角松敏生と名うてのスタジオミュージシャンが、自身の名前を隠して結成した新人インディーズバンド(だったが、速攻で身バレした)。
ちなみに、角松は「長万部太郎」名義(由利徹のギャグが由来)を使用している。
長野オリンピックのテーマソング
オリジナル版の「ILE AIYE〜WAになっておどろう」(みんなのうた版シングルのc/w)は、長野オリンピックのマスコット「スノーレッツ」のテーマソングとして用いられた。
当時、「みんなのうた」で大人気となった「WAになっておどろう」をオリンピックのテーマ曲に使ってくれ、という要望がNHKに殺到。その声は五輪組織委員会まで届いたものの、既に長野五輪には公式テーマ曲「WINTER FLAME」がある。それじゃあ…とひねり出したアイデアが「スノーレッツ」のテーマソングとしての採用だった。
閉会式ではAGHARTAによる生演奏が行われ、各国代表選手が入り乱れる五輪閉会式特有のカオスと相まって大変に盛り上がった。
(演奏は11:25あたりから)
カバー曲
いくつかのカバーバージョンがあり、最も有名なものは1997年7月9日にV6が発売したカバーシングル「WAになっておどろう」。
セールスは52万枚で、「愛なんだ」に次ぐ二番目のヒット曲となった。ちなみにCD発売当時はリーダーの坂本昌行が脚を骨折してしまったため、リアルタイムでは坂本のみ座りながらの披露だった。
V6は2014年のNHK紅白歌合戦でもこの曲を披露した。
おなじジャニーズ事務所のTOKIOや後輩グループ達も、このカバーバージョンをカバーしている。
こちらの方が一躍有名になってしまったせいか、みんなのうた60周年特別番組にて「あちらのver」とよく間違われたことを井ノ原快彦が明かしている。