by村

アルバスの落胤

あるばすのらくいん

『遊戯王OCG』のカードの1枚。闇属性・ドラゴン族の下級モンスター。

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その邂逅は運命さだめか、必然か。

深淵なる世界に刻まれし、追憶の物語。

概要

デッキビルドパック『RISE OF THE DUELIST』で登場したモンスターカード。英語名は「Fallen of Albaz」。

烙印世界＝ドラグマ世界のデュエルモンスターストーリーにおけるキーキャラクターの1人。

レギュラーパックで継続的に強化された上に、専用ストラクチャーデッキ「ALBA STRIKE」で強化されると破格の扱いを受けている。さらにデュエルモンスターストーリー全体の中心に位置する存在であることから、同ストーリーに登場する複数のカテゴリに対して、カテゴリを跨いで関連するカードが多数存在しているのが特徴。

「凶導」の名を冠するドラグマ儀式モンスターも「アルバス」の名を持つが、英語名は「Albaz」ではない。

ストーリーの都合上、教導の聖女エクレシアと共に描かれているイラストのカードが多い。「烙印の獣」はこのカードと対比になる構図になっている。

カード性能

カードテキスト

アルバスの落胤/Fallen of Albaz

効果モンスター

星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守0

このカード名の効果は１ターンに１度しか使用できない。

(1)：このカードが召喚・特殊召喚した場合、手札を１枚捨てて発動できる。

このカードを含む自分・相手フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター１体を融合召喚する。

その際、自分フィールドの他のモンスターを融合素材にできない。

解説

融合関連カードの1つ《超融合》と同じ効果を疑似的に内蔵したモンスター。

当初はバスタードやスターヴヴェノムくらいだったが、新弾が発売されるごとに専用の融合体も増えていき使いやすくなっている。

注意点として、必ず自身を融合素材にしなければならない制約がある。この制約により、自身の効果にチェーンして除去効果を受けるなどして自身がフィールドからいなくなると、効果が不発になってしまう。超融合と異なりチェーンを封じる効果外テキストもなく、コストとして手札を1枚捨てるのもあり、妨害されやすい上にディスアドも激しい。

一方で、大型モンスターを「対象を取らない墓地送り」という防ぎにくい形で除去しながら、自分は大型モンスターを展開できるという性質は強力。融合体の強化により、現在では通常召喚から効果が通るだけで盤面が壊滅しかねないため、相手からすれば優先して妨害効果を切らざるを得ない、危険な存在となっている。

(1)の効果を相手ターンに使えると妨害として機能するため、特殊召喚効果とは相性が良い。

モンスターではデッキから特殊召喚できる天球の聖刻印や白の聖女エクレシアとの相性が良く、特にエクレシアは融合モンスターが墓地に行ったターンにサルベージできる効果があるため、継続して攻める事ができる。

アルバスの落胤を融合素材として指定する融合体の中では、撃鉄竜リンドブルムが相手ターンに墓地効果でこのカードを墓地から特殊召喚できる。アルバスの落胤およびその融合体は墓地へ送る手段が多く、相手ターンに墓地へ送って妨害を増やすことも狙える。