バイバイキーン

ばいばいきーん

『バイバイキーン』は、やなせたかし原作の絵本『アンパンマンシリーズ』で、ばいきんまんらが発する捨て台詞。

概要

ばいきんまんがアンパンマンの必殺技、アンパンチや、他のキャラクターの鉄拳制裁を食らった直後、吹っ飛ばされて星になる(正確にはバイキン城などに飛ばされる)際に本人から吐く捨て台詞。

捨て台詞以外でも、悪事を働いた後の挨拶や、戦闘がない平和回のお別れの挨拶、キャラクターショー等でも使っている。

毎度毎度やっているので、もはや様式美になっているが、後述のようにごくまれに他のキャラクターに妨害されて失敗するケースもある。

なおこのセリフは、一緒にいることが多いドキンちゃんやホラーマン、ドクター・ヒヤリも使用しており、コキンちゃんも挨拶で使っている。

流れ

ばいきんまん、悪さをする→アンパンマン登場→戦闘→アンパンマン、顔を汚されピンチ→ジャムおじさんが新しい顔を作る→バタコさんが新しい顔を届ける→｢元気100倍、アンパンマーン!!｣→アンパンチ→バイバイキーン

なおアンパンチと喰らったのと同時に、バイキンUFOおよびばいきんメカも壊され、そのままぶっ飛んでいくパターンもある。

ばいきんまん、お疲れ。

バイバイキーンと似た台詞

バンザイキーン(ばいきんまん。「アンパンマンととぶ木馬」にて)

バイバイアーン(アンパンマン。映画「ルビーの願い」、「ブルブルの宝探し大冒険!」内のイメージ図にて)

バイバイドキーン(ドキンちゃん。「ドキンちゃんとあくびどり」にて)

未遂に終わったケース

TVアニメ第186話Bパート「アンパンマンとスタンプぞうさん」

アンパンマンにスタンプパンチで吹っ飛ばされた直後、スタンプぞうさんの鼻で吸い付かれた上に叩きつけられる。

第440話Aパート「SLマンとアリンコキッド」

モドースアルカリで元に戻ったアンパンマン達に仕返しとばかりにアリンコ酸でドキンちゃん共々小さくされ、形勢不利になったと悟って逃げようとしたがメロンパンナに捕らえられ、2人ともアリンコキッドにこき使われてしまった。

補足

中の人の中尾隆聖さんが中の人ネタとしてハッチポッチステーションのエチケットじいさん役の時に披露したこともある。(ジャーニーがサークルゲームで「ばいきんまん？」とボケたときに)

関連タグ

捨て台詞　お約束　様式美

バイバイ　それいけ!アンパンマン

ばいばい菌だ……「はたらく細胞」の中の、第1話クライマックスに於ける白血球(はたらく細胞)による決め台詞。「バイバイキーン」のオマージュ。肺炎球菌(はたらく細胞)が放り込まれたくしゃみロケット「くしゃみ1号」の打ち上げを見送る際に(大真面目に)発された。

晦正影…中の人が同じ敵幹部で、巨大怪人の爆死に巻き込まれて空の彼方へ飛んでいくというばいきんまんを意識したような退場シーンがある。