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概要

宇宙革命軍が第7次宇宙戦争当時に開発したニュータイプ専用モビルスーツ

型式番号はRMSN-002。

名称は2月を意味する「February」に由来する。

完全な宇宙戦用に開発されている事から下半身に脚部を持たず、代わりに花の蕾を逆さにしたような形状のスラスターを持つ。更に腕部にマニュピレータと呼べる物は存在せず、指に相当する部位は固定式のビーム砲となっている。また全長は一般的なモビルスーツの倍にも及び、その外観はモビルアーマーに近い。コックピットは頭部に存在し、非常時にはこれを切り離し脱出ポッドとして機能する。

特徴的な下半身ユニット内部にはコミック版において独特な形状をした遠隔攻撃兵装「ベス・ボラドォール」を搭載しており、これを用いたオールレンジ攻撃が可能とされている。ただしこの辺りはサンライズ公式としてはコミック版ないしは作者ときた氏のオリジナル創作扱いとしているらしく、ゲーム作品では他機体のビット兵器を使い回した表現が行われている。

第7次宇宙戦争の最終作戦に於いてランスロー・ダーウェルの搭乗機として実戦に投入され、ジャミル・ニートの駆るガンダムXと激闘を繰り広げたが、両者のニュータイプ能力はほぼ拮抗状態にあった事からお互いに消耗し、最終的に相打ちとなった(この際、ランスローは脱出ポッドを使用して生還したが、ニュータイプ能力を失っている)。

なお、回想ながら本編で唯一堅牢な装甲を持つGX本体にダメージを与えることが出来た機体である(ベルティゴすらサテライトシステムしか破壊できなかった)。また、破壊した箇所は左腕と頭部であるが、これは1stガンダムラストシューティング時のガンダムと全く同じ箇所。パイロットが頭部の脱出ポッドで抜け出した点もジオングと同じである。

なお、第7次宇宙戦争後はクラウダの存在もあり、フェブラルやそれに相当する機体の存在は確認されていない。

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