概要
現名義以前にも複数回改名経験があるが、現在の芸名に行き着いた経緯は伊武雅之の記事も参照。また現名義の読みも当初は「まさと」であった。
俳優としては、二面性を持つ腹黒いシリアスな悪役が多いが、時にはコミカルな役も数多くこなす。
俳優としての仕事の傍ら、ラジオ番組『スネークマンショー』で小林克也とともにパーソナリティを務め、コントユニットとしてのパフォーマンスが評判となり、お笑い・バラエティ等に多くの影響を残した。
スネークマンショーでは『畠山桃内』ハイテンションで倒置法による下ネタジョークを飛ばすコメディアン『ジャンキー大山』が有名であり、TOKYO FMの長寿番組『JET STREAM』のパロディ『JET STRIP』では城達也のパロディキャラ・欲情達也を演じた。
声優としては、『宇宙戦艦ヤマト』のデスラー、『がんばれ!!タブチくん!!』のナガシマ、『空から日本を見てみよう』のくもじい、『ザ☆ウルトラマン』のウルトラマンジョーニアスなどで有名。
デスラーの初演時点ではまだ25歳であった。声自体は昔から非常に渋かったのである。
声優時代は、渋男やハードボイルドな二枚目役として数多くのアニメやCM、洋画吹き替えなどで重宝された売れっ子声優であり、現在の大塚明夫や小杉十郎太とほとんど同じポジションであった。
また『めぞん一刻』の四谷氏や『名探偵コナン』の目暮十三、『こち亀』の大原大次郎など、漫画原作の実写版映画・テレビドラマにも何度か出演しており、とりわけ『めぞん一刻』の四谷は四谷のモデルは伊武ではないかと呼ばれるほどイメージが合致し、はまり役と評された。
パロディから本家本元へ
先述の『JET STRIP』で欲情達也としてパロディキャラを演じた人物であるが、後に本家本元の『JET STREAM』の四代目パーソナリティ(機長)に起用された。
番組史上、パロディと本家を担当したのは彼だけであり、奇しくも四代目パーソナリティとなってからは城達也時代のJET STREAMの番組スタイルへの原点回帰に成功し、五代目パーソナリティの大沢たかおに代替わりしてもそのスタイルは引き続き受け継がれている(現在は2020年3月30日から福山雅治に代わっている)。
関連タグ
森本レオ - ドラマ『高校生時代』にて伊武と共にデビュー、以降も親交が深い事で知られる。
AC部 - オフィシャルサイトの制作を担当。