概要
元はフィオーレ王国に居を構える正規魔導士ギルドだったが、評議院が禁止している暗殺依頼を秘密裏に決行していたため摘発を受けて解散命令が下り、当時のマスターは逮捕された。しかし、残党により闇で再結成され、エースのエリゴールを新マスターに仕立て上げ六魔将軍傘下に下り悪行の限りを尽くしていた。
完全に身から出た錆にも拘らず評議院や正規ギルドを「自分たちを闇に追いやり安穏を享受している」と逆恨みし、黒魔導士ゼレフの生み出した集団呪殺魔笛『呪歌(ララバイ)』を用いた大量殺人を目論んだ。
妖精の尻尾を「蝿」と見下していたが、エルザ・スカーレットを筆頭とした「最強チーム(仮)」により討伐され、メンバーの全員が逮捕され壊滅した。マスターのエリゴールは護送中に脱走し、再び六魔将軍の傘下として暗躍するも、(原作では泣く泣くカットされたものの)アニメ版の六魔将軍編にてナツに再び敗北しお縄となった。
最初のシリアス長篇「ララバイ編」の悪役であるが、ラスボス候補であるゼレフの存在に最初に言及したキャラクターでもある。また、覚醒したララバイもわりとあっさり倒されているものの、彼を始めとするゼレフ書の悪魔/エーテリアスは「ある目的」のために作り出された存在であり、集団呪殺魔法という危なすぎるシステムも「その目的」のためなら有効打ともとれる。
なお、名前の由来は北欧神話に登場する「12の世界」の一つ「鉄の森ヤルンヴィド」と思われる。
主要メンバー
エリゴール
鉄の森現マスターを務める風の魔導士。「死神」の異名通り大鎌を武器とする残忍な殺し屋。詳細は該当項目参照。
カゲヤマ
ララバイの封印を解いた解除魔導士。影属性の魔導士。該当項目参照。
ビアード
CV:遠藤大輔
三本髭のネズミ顔の男。魔剣使いであり、セリフを読む限りはエリゴールやカゲに次ぐNo.3と思われるが、エルザに秒殺された。戦闘不能になった後、カラッカに「エリゴールの結界を解除しうるカゲヤマに妖精の尻尾が接触する前に消せ」という残酷な命令を出した。
レイユール
CV:関口英司
(左)
ファラオのような帽子を被った男。指に巻いた紐をゴムやムチのように伸ばし相手を攻撃する。その威力は放送機材を一撃で破壊する程。グレイにあっさり氷漬けにされた。
カラッカ
CV:川鍋雅樹
怪しい風貌のデブ。エバルーのように壁の中を移動する魔法を使う。ビアードに命じられカゲを短剣で刺し殺そうとするが、仲間を見捨てる非情さにブチ切れたナツに壁ごと殴り飛ばされKOした。ビアードの無茶振りは本人としては不本意だったようで、逮捕後はカゲヤマに刺したことを謝罪している。
アニメでは収穫祭編でカゲヤマといっしょに妖精の尻尾のパレードを見ている。