-起動! 換装! 薙ぎ払え!!
概要
「デッキビルドパック ダークセイヴァーズ」より登場したカード群。
メインデッキの閃刀姫モンスターは戦士族、閃刀サポート・リンク閃刀姫モンスターは機械族で統一されている。
登場以降このカテゴリを出張したデッキが多くの大会で高成績を上げている。
このほかVジャンプの『遊戯王OCG STORIES』の第1弾として閃刀姫を題材とした「閃刀姫編」が連載された。単行本は全3巻。
同作ではカードストーリーとは異なる独自のシナリオで新キャラが多数登場し、数多くの新モンスターがOCG化している。良くも悪くもフレーバー重視の効果を多数持ち、既存の閃刀とアンチシナジーとなるモンスターも多いが、最終的にはテーマの基盤を強化している。
また、2025年4月から「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES」と題したショートアニメで、閃刀姫がアニメ化されることが発表された。
カード性能の傾向
リンクモンスターはいずれもリンクマーカーが斜め上になっているが自分の墓地に魔法カードがあれば効果を発揮するのが特徴。
専用サポートとして『閃刀』と名のつく魔法カードも登場。これらは自分メインモンスターゾーンにモンスターが存在しない事を共通の条件とするカード群であり、これらのカードと組み合わせるのが【閃刀姫】の基本戦術となる。
この条件と折り合いをつけつつ出張が見込めるモンスターとしては、レイと属性が同じで打点不足をカバーでき、かつ自身をフィールドから離せる「闇黒の魔王ディアボロス」、緩い条件で短期間除外できる「ゼンマイラビット」、フィールドに戻らないものの魔法確保に役立つ「クリバンデット」などが候補に挙げられる。戦闘が必要だが、レイと種族が同じで、状況次第では虚無魔人などのメタモンスターを除去できる「異次元の女戦士」も検討が見こめると思われる。
また、自然と墓地に多くの魔法カードが存在するようになるので、デッキ枚数は若干膨らむが「神聖魔皇后セレーネ」を用いて「打点5300」を呼ぶというのも手段の一つ。
苦手なものは魔法の発動そのものを封じる魔法族の里など。打点は大人しいが魔法の抑止力として侮れないチューナーやシンクロモンスターを有するナチュルも厄介。
無理やりメインモンスターゾーンを立てて閃刀魔法を封じる壊獣も苦手でこちらはエリアゼロなどでなるべく処理しておきたい。
余談
- 名前の由来は「戦闘機」だと思われる。レイやロゼ、ジークなどから「零式艦上戦闘機」がモデルと推察される。
関連イラスト
「閃刀姫」モンスター
効果モンスター
レベル4
リンクモンスター
リンク1
補足:敵陣殲滅型「閃滅」の閃刀姫-レイ
補足:拠点防衛型「刀衛」の閃刀姫-レイ