「わくわくもんだぁ!」
CV:高橋李依
概要
本作の主人公で、キュアミラクルに変身する。6月12日生まれ。家族は両親と祖母。
もうすぐ中学2年生になる13歳の少女で、不思議なことや面白いことが大好きでいろんなことに興味を示す。
プリキュアになったことで「魔法学校」に通うことになり、桜並木で出会った魔法使いのリコとともに大好きな魔法の勉強をしていく。
もうすぐ中2になる(第1話は春休み中という時期設定がある)みらいであるが、過去作の中2プリキュアたちと比べると頭身がかなり低めにデザインされている。小学生プリキュア組とほぼ変わらないくらいである。
ただ、リコも同じような頭身でデザインされているので別にみらいが特別に小柄という設定ではなさそうだ。
単純に本作の変身前のキャラクターデザインの傾向が過去作とは違うというところだろう(映画「プリキュアオールスターズ」で過去作のキャラたちと並んだ時の絵面は気になるところだが変身後はやや大人びた容姿になるのでそこまで差は無いのかもしれない)。
上記の「わくわくもんだぁ!」と「○○っていいました?!」が口癖。
史上初の要素
これまでの作品において、変身後に金髪となる桃キュアとしては桃園ラブ(キュアピーチ)、相田マナ(キュアハート)、春野はるか(キュアフローラ)の3人が存在したが、変身前はそれぞれマナがピンク、はるかが栗色であり、最も印象の近いラブでも厳密には「明るめの茶髪」…と異なっていた。
ところが、みらいは変身前も金髪という、むしろ黄キュア寄りのビジュアルとなっている。
加えて、「名前の表記が6文字」というのも何気に桃キュア初であり、これまた春日野うらら・明堂院いつき・天ノ川きらら…と、三番目に加入する黄キュアに多かったパターンである。
余談
中の人
演じる高橋李依は2013年デビュー。声優活動4年目での桃キュア起用であり、これは『ふたりはプリキュアSplashStar』での樹元オリエ(2004年デビュー。声優歴3年目)に次ぎ、『フレッシュプリキュア』での沖佳苗と並ぶ。
また2010年代デビューのプリキュア声優は早くも4人目を数えるが、桃キュア声優は初。また桃キュア声優の最年少記録も、生年月日ベース(94年生まれ)はもちろん、放送開始日ベース(21歳11ヶ月)でも『プリキュア5』三瓶由布子を1日だけながら更新。
過去作の全プリキュア声優と比較しても、生年月日ベースでは93年生まれの北川里奈(キュアハニー/大森ゆうこ役)の記録を更新して最年少。放映開始日ベースの年齢でもキュアレモネード/春日野うらら役の伊瀬茉莉也(18歳5ヶ月)、前述の北川(20歳9ヶ月)に次ぐ第3位となリ、まさに記録づくめな抜擢である。
なお、プリキュアシリーズの前作ではモブ生徒役で2回出演していた。
高橋は元々「『ひぐらしのなく頃に』を観て声優になろうと思った」と語っているが、相方・リコを演じるのはその『ひぐらし』で羽入を演じた堀江由衣である。
高橋の出世作でもある『それが声優!』に堀江は本人役として出演しており、イヤホンズとAice5のメンバーとして共に師弟関係に当たる。
(『それが声優!』の原作者も前作のプリキュアメンバーであったりする)
声優界の大先輩であり自分が声優を目指すきっかけになった作品の重要人物を演じた人を、相方として迎える事となった高橋にとって、重圧と歓喜の一年が始まろうとしている。
東映アニメーション公式サイト開設時、何故か(おそらくはHTML記述のミス)キュアミラクルのソースページにcv高橋李依と記載されていた(当日の内に削除されている)。
2016年1月開始アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』では、何の偶然か高橋は魔法使いの少女めぐみん役を演じており、1月6日の同作放送開始記念ニコ生ではみらい役の正式発表直後というのもあり、高橋が司会進行を進める横でゲストでやってきた共演者の福島潤と稲田徹が初っぱなからまほプリネタをぶっ込んでくると言う光景も見られた(ちなみにこちらでも堀江と共演している)。
そのせいで「爆裂魔法つかいプリキュア」「キュアミラクルは爆裂魔法しか愛せない」などとネタにされることも。
ある既視感
見た目はともかくその名前にデジャヴを覚えたファンも多いのではないだろうか。
…そう、あの彼女である。
名字の表記こそ異なるが、読みは「あさひな・み」まで一緒、また下の名も漢字表記すれば同じ「未来」となる可能性があり、更には魔法使いに縁のある紫髪の相方が存在するという共通点もあったりする。
ちなみに、本人と相方の中の人は2015年時点でいずれも『プリキュア』未登場なのだが、さて…?
人によってはときメモの朝日奈夕子とかいう人もいるかもしれないが。
苗字と名前の最後が「い」なのであの推理ゲームの彼女も当てはまるかもしれないが。