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疾風天国の編集履歴

2016/02/28 22:13:48 版

編集内容:いくつか加筆修正。

疾風天国の編集履歴

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疾風天国

しっぷうてんごく

『疾風天国』とは、かとうひろしによる「風のクロノア」シリーズを元にした漫画『疾風天国 風のクロノア』のこと。別冊コロコロコミック2001年4月号~2003年4月号。単行本全2巻。

概略

疾風天国』とは、かとうひろしによる「風のクロノア」シリーズを元にした漫画『疾風天国 風のクロノア』のこと。別冊コロコロコミック2001年4月号から2003年4月号にわたって連載された。単行本全2巻。

あらすじ

ルナーティア(原文ママ、『風のクロノア2』のルーナティアに非ず・風の街に暮らす自称正義のヒーロークロノアが巻き起こすドタバタギャグコメディ

以上のようなコンセプトの本作は、「風のクロノア」シリーズのシリアスな作風とは全く異なるものであり、ゲームシリーズのファンからは非難されることも多い。

pixivに登録しているかとうひろし自身、本作の未発表ネームのアップロードを行った際、そのキャプションで「別冊コロコロで連載されていた「疾風天国風のクロノア」は、ギャグマンガとして企画され、純粋なクロノアファンは「けっ!」みたいな態度をとられていた節もありますが、作者としては楽しく描くことができました」と述懐している。

  • 疾風天国風のクロノア 未発表ネーム

登場キャラクター

※本作では、ヒューポーはクロノアの相棒ではなく、単なる端役の1人に過ぎない。

※また、ゲーム中のザコ敵の多くは普通に会話もでき、ルナーティアで住人として暮らしている。

メインキャラクター

クロノア

ご存じ風のクロノアだが、本作では自称ヒーローの割に大ボケマヌケ。発想力・行動力だけは人一倍だが、その発想は不条理で役に立たないものばかりで、行動力は明後日の方向に向いてばかり。

作中のガーレン曰く、「自分の世界にのめりこむと、なにも見えなくなるタイプ」。

ゲーム同様、リングから風だまを出して攻撃出来るが、役に立つことはあまり無い。

落ち込むと辺りに闇を放出する。「~のだ」が語尾に良く付く。

バズーカの弾を受けても、弾がそのまま地面に転がり落ちるほど丈夫な石頭

まれに本気でやる気を出した時にはシリアスなリアルタッチになる(作者の旧作『サイファー』や『駆けろ!大空』のようなタッチ)。

ヒーローとしての自信を失って絶望し、ヒロインになろうとしたこともある。

ムゥ

ハートムゥに非ず。ゲームシリーズ中では、最弱で極めておっとりしたとぼけた性格で最も基本的なザコ敵だが、

本作では溌剌とした表情で、快活、普通に会話が出来る上、丁々発止のキャラで、感情豊かで表情豊かであるなど、全くゲームシリーズ中でのムゥの面影は見られない。

本作では、ヒューポーに代わり、実質クロノアの相棒本作最大のツッコミ

ハリセンを常備しており、大ボケのクロノアにしょっちゅう強烈な一撃をお見舞いする。

クロノアのせいで酷い目に遭うことも多い。クロノアの行動がそれほど過激でない時は遠くから見守っていることもある。

第1話・第2話では郵便配達の姿で登場。巻頭のキャラクター紹介ページでも郵便屋と紹介されている。

ロロ

本作では、ルナーティアでカフェを営む女の子。何かとクロノアに関わることが多い。

酷い天然ボケで、肝心なことを最後まで言わず早とちりさせる悪い癖がある。

クロノア繋がりで、ムゥやガーレンと付き合うことも多い。

天空寺院での受付係も務め、ヒーローメダルの配布を行なっている。

ガーレン

ルナーティアに巨大な館を構える。本作では第1話からの登場早々クロノアからは悪人のように言われるが、実際は不明。ただし、意地悪なのは事実のようだ。

館は「ヒーローおことわり」。館の内部には様々なトラップが仕掛けられており、侵入者を排除するササミィのお掃除部隊も配備されている。

自身がビーチバレー大会を主催した際には、クロノアの家にビーチバレー大会への参加を依頼する手紙爆弾をお見舞いするという過激なことをやった(その時ちょうどクロノアの家に滞在していたムゥも被弾)。

クロノアが巻き起すトラブルに巻き込まれることが多いが、何だかんだでクロノアと付き合っており、クロノアのことでムゥやロロと一緒に行動することも多く、ヒーローとしての自信を失って絶望したクロノアのことを気遣ったこともある。ムゥと共にツッコミ役を果すこともある。

様々なメカロボットを開発するなどゲーム原作通りのメカニックな面もある。煌めく禿げ頭。

ガンツ

ゲームシリーズ同様、金色の死神の異名を取る凄腕の賞金稼ぎ

乱暴者で口が悪い。巨大な二丁拳銃が武器。獲物のためなら見境がなく、賞金首と疑えば誰彼構わず襲撃する。

凄腕の賞金稼ぎと自称する割に、「野生のかん」などと言って、ムゥを変装した賞金首の銀行強盗だと思い込んで追いかけ回わしたマヌケ。

追われたムゥがクロノアの家に逃げ込んだことから、2人をグルと見なして攻撃する。

銃を取り上げようとしたクロノアの釣り針に引っかかって、鼻フックされた。

クロノアとムゥにとどめを刺そうと放った巨大な弾丸は、2人にめり込んだだけで2人は平気だった。

サブキャラクター

※ゲームシリーズではストーリーに関わる主要なキャラクターだが、本作では主要ではないキャラクター。

ジリアス

ゲームシリーズでは『夢見る帝国』(GBA)に登場する皇帝。

本作では、クロノアの家の隣にを建てて引っ越してきた隣人。

立派な城に住んでいるのを妬んで「こんな城に住むやつは、悪人に決まってるのだ!」と殴り込みに来たクロノアを、「有名な正義のヒーロー」と言って快く迎え入れたため、クロノアは掌を返したように好感を持つ。

ゲーム同様、不眠症に苦しんでおり、クロノアに相談した。そのせいで、例によって酷い目に遭う。

巨大なハンマーで殴られても、ハンマーが砕けるほどの石頭。「わたしは石頭である」

ヒューポー

本作ではゲームと異なり、クロノアの相棒ではなく、ガーレンが主催したビーチバレー大会(『クロノアビーチバレー』の発売にちなむ)の審判。

ジョーカー

本作では、ガーレンが主催したビーチバレー大会の賞金目当てに出場したガンツが、相棒として連れてきた。「~ざんす」が語尾。

バグジ

予言者。不吉な黒い影が現われ、世界は暗黒の闇に包まれてしまう、と予言し、ポプカに告げる。

驚くポプカに、続けて、世界を救うには、体のどこかに「ゆーしゃ」の紋章を持つものを探し出さなければいけない、と告げる。

ポプカが1度ゆーしゃを見つけられなかった後、悪しきものがゆーしゃの聖地に現れた、と告げ、その音色を聞くとゆーしゃが踊り出すというゆーしゃの笛をポプカに渡して、ゆーしゃの聖地に向かわせる。

ポプカ

ゲームシリーズではロロの相棒だが、今作では、バグジの予言と指示に従って、“ゆーしゃの紋章”を持つ“ゆーしゃ”を探すためにルナーティアにやって来た。

ナハトゥム(※ネタバレ注意)

ゲームでは、シリーズ第1作『風のクロノア door to phantomile』の最終ボス。

本作では、バグジが予言した腰の)悪しき者

ゆーしゃの聖地ゆーしゃの湯に湯治に来たが、温泉が涸れていたため、苦しみながら10日も風呂に入れずにいた。

レオリナ

本作では水泳教室の経営者でスパルタ教官。

タット

ゲームシリーズ同様レオリナの相棒であり、本作では水泳教室の助手でもある。

パンゴ

『クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル』でパーティメンバーに加わる主要なキャラクター。

本業は花火職人のため、手先が器用で火薬の扱いに慣れ、ゲーム作中では爆弾使いとして活躍する。本作には発売を記念して登場。

普段はゲームと同様、面倒見のいいおじさんだが、センザンコウなのにカメと間違われることが多かったためなのか、なぜか「カメ」という発音(かめ、おかめカメレオン、カメルーン、かめん、胃カメなどでも反応)を聞くと激怒して見境をなくし、辺り構わず爆弾をまき散らして自爆する。

チップル

ゲームでは『夢見る帝国』で初登場したカンガルーの駆け出しのボクサー少年だが、本作ではゲームと異なり現役チャンプ

自分を打ち負かした者に100万円を与える格闘選手権を開いた。

クロノアはヒーローメダルのレベルを上げようと、借金に苦しむジャイアントササミィ・ササミィ母子のためにその選手権に出場した。

ゲストキャラクター

※ゲームでも主にザコ敵で、主要ではないキャラクター。

よろいムゥ

銀色の鎧のよろいムゥ。ルナーティアで行き倒れていた所を、パトロールと称してクロノアが付いて来た郵便配達中のムゥに見つけられる。

第1に水を欲しがったが、そのままでは鎧が邪魔で飲ませられないので、クロノアが鎧を脱がせようとすると、本来、銀色の鎧のよろいムゥは鎧を一重しか纏っていないのだが、なぜか鎧がマトリョーシカのようにキリもなく何重にも覆っていて、脱がせば脱がすほど小さくなっていくために断念。

代わって、エネルギー補給のために電池を与えると元気になるが、それもつかの間のことだった。もっと強力なエネルギーを与えるために落雷させると、暴走し街中を走り回った。風だまを使って食い止めようとしたクロノアは、結局は余計に事態を悪化させ、街を破壊することになる。

テットン

頭にプロペラが付いているザコ敵。ゲームシリーズでは、一定の場所にホバリングしており、リングから出す風だまで捕らえ、ボタンを押し続けるとクロノアがそのままぶら下がって空を飛べる。

空を飛べないクロノアを「ちょ〰〰かっこ悪〰〰っ」とバカにした。語尾には「~のら〰〰」と付く。

フロロ

オバケのようなデザインの浮遊するザコ敵。ゲームシリーズでは、一定の場所を漂っており、リングを使って破裂させると光を放って一定時間あたりを照らす。

テットンと共に、空を飛べないのはヒーロー失格、とクロノアをバカにした。語尾には「~だ〰〰」と付く。

ブッピィ

ゲームシリーズでは自爆するザコ敵。本作では、ガーレンのペットとしても登場。強面で言葉遣いが乱暴、もちろんゲーム同様自爆する。ガーレンのペットのブッピィは、主人のガーレンと同様意地悪で、主人と一緒に人をからかうのが好き。

グリッヅ

ガンツが目を付けた1,000,000の賞金首の銀行強盗犯。ゲームシリーズ中ではザコ敵。

鏡の妖精

ゲームでは、大きな泡の中に入って様々なところに配置されており、クロノアがリングから発射する風だまやリングで捕まえた敵をぶつけて泡を割ると、一定時間クロノアに付き従い、その間に取得する夢のかけらを2倍にしてくれる妖精。

本作では、クロノアとムゥがガンツから奪った巨大拳銃の一つを捨てた池に住む妖精で、

慌てて池に駆け寄ったガンツに「私は泉の妖精」「あなたの落としものは、金のおの?銀のおの?」と尋ね、

ガンツが呆気にとられながら普通に「鉄の銃」と答えると、銃の代わりに金と銀の斧をくれた(イソップ寓話金の斧』に基づくネタ)。

ガンツが怒って二挺の斧を投げ付け返すと、泉に引っ込んでから出直し、怒って「ほらよ!」と言って銃を投げ返した。

ディゴン

ゲームシリーズでは水場から飛び出してきて妨害し、接触するとダメージを与えるザコ敵。

公式設定では、悪意はなく、クロノアにじゃれついてきているだけだという。

本作では、ルナーティアを流れる川に潜み、橋を渡ってくる住人を待ち構えて、身の回りのものを奪い取っていた。

賞金首となっていたため、クロノアのディゴン退治はガンツと競争になる。

ジャイアントよろいムゥ

銀色の鎧のよろいムゥ(1重の鎧)と金色の鎧のよろいムゥ(2重の鎧)の2人組。

顔中傷跡だらけで咥えタバコをし、なおかついかにも凶悪そうな目つきをしている。

アリさんを虫眼鏡で集めた太陽光線で平気で焼き殺すような不良(?)。

クロノアが正義感からやめさせようとするが、返り討ちにし、クロノアをボコボコの目に遭わせる。

しかし、その正義の心に感激したパンゴが、クロノアをヒーローメダルを求める旅へといざなう。

脱走犯

ジャイアント化けムゥの凶悪な脱走犯。囚人服を着、顔に傷跡があり、耳は荒れ、葉巻を咥え、いかにも凶悪そうな目つきをしている。

クロノアの家に立て籠もったばっかりに、気づかずに帰宅したクロノアが気づかずに行なった行動で散々な目にあわされる。

チーリン

本作では、建物も人も草木も見境なく街を喰らい尽くしかけた大食いの怪物。

本作では珍しく、クロノアが街を守るために身を挺し命を賭けて退治した。

その他

モンスター ゴロゴロ

かとうひろしによるオリジナルモンスター。本人がアップロードした上の絵のキャプションによれば、「敵ボスを考えようとコロコロ読者向け募集企画があり、マンガの中に私のオリジナルを出してもいいですか?とお願いしたらOKをいただいたキャラ」とのこと。

コメント欄では、「ナムコの本社での審査会に参加させてもらって、応募された全てのハガキを拝見しました。/それぞれにアイデアがあって、面白かったのを覚えています」と述懐している。

また、ストーリーには直接関係しないが、『風のクロノア2』のラ・ラクーシャ大巫女紙幣肖像として、

同じく『風のクロノア2』のジョイラントの興行主モメットが、クロノアがジリアスに読み聞かせる本の中に登場し、

彼が作ったモメットドールたちは作中の随所に登場する(特にチップルの格闘選手権の際にはレフェリーも務めている)。

概略

疾風天国』とは、かとうひろしによる「風のクロノア」シリーズを元にした漫画『疾風天国 風のクロノア』のこと。別冊コロコロコミック2001年4月号から2003年4月号にわたって連載された。単行本全2巻。

あらすじ

ルナーティア(原文ママ、『風のクロノア2』のルーナティアに非ず・風の街に暮らす自称正義のヒーロークロノアが巻き起こすドタバタギャグコメディ

以上のようなコンセプトの本作は、「風のクロノア」シリーズのシリアスな作風とは全く異なるものであり、ゲームシリーズのファンからは非難されることも多い。

pixivに登録しているかとうひろし自身、本作の未発表ネームのアップロードを行った際、そのキャプションで「別冊コロコロで連載されていた「疾風天国風のクロノア」は、ギャグマンガとして企画され、純粋なクロノアファンは「けっ!」みたいな態度をとられていた節もありますが、作者としては楽しく描くことができました」と述懐している。

  • 疾風天国風のクロノア 未発表ネーム

登場キャラクター

※本作では、ヒューポーはクロノアの相棒ではなく、単なる端役の1人に過ぎない。

※また、ゲーム中のザコ敵の多くは普通に会話もでき、ルナーティアで住人として暮らしている。

メインキャラクター

クロノア

ご存じ風のクロノアだが、本作では自称ヒーローの割に大ボケマヌケ。発想力・行動力だけは人一倍だが、その発想は不条理で役に立たないものばかりで、行動力は明後日の方向に向いてばかり。

作中のガーレン曰く、「自分の世界にのめりこむと、なにも見えなくなるタイプ」。

ゲーム同様、リングから風だまを出して攻撃出来るが、役に立つことはあまり無い。

落ち込むと辺りに闇を放出する。「~のだ」が語尾に良く付く。

バズーカの弾を受けても、弾がそのまま地面に転がり落ちるほど丈夫な石頭

まれに本気でやる気を出した時にはシリアスなリアルタッチになる(作者の旧作『サイファー』や『駆けろ!大空』のようなタッチ)。

ヒーローとしての自信を失って絶望し、ヒロインになろうとしたこともある。

ムゥ

ハートムゥに非ず。ゲームシリーズ中では、最弱で極めておっとりしたとぼけた性格で最も基本的なザコ敵だが、

本作では溌剌とした表情で、快活、普通に会話が出来る上、丁々発止のキャラで、感情豊かで表情豊かであるなど、全くゲームシリーズ中でのムゥの面影は見られない。

本作では、ヒューポーに代わり、実質クロノアの相棒本作最大のツッコミ

ハリセンを常備しており、大ボケのクロノアにしょっちゅう強烈な一撃をお見舞いする。

クロノアのせいで酷い目に遭うことも多い。クロノアの行動がそれほど過激でない時は遠くから見守っていることもある。

第1話・第2話では郵便配達の姿で登場。巻頭のキャラクター紹介ページでも郵便屋と紹介されている。

ロロ

本作では、ルナーティアでカフェを営む女の子。何かとクロノアに関わることが多い。

酷い天然ボケで、肝心なことを最後まで言わず早とちりさせる悪い癖がある。

クロノア繋がりで、ムゥやガーレンと付き合うことも多い。

天空寺院での受付係も務め、ヒーローメダルの配布を行なっている。

ガーレン

ルナーティアに巨大な館を構える。本作では第1話からの登場早々クロノアからは悪人のように言われるが、実際は不明。ただし、意地悪なのは事実のようだ。

館は「ヒーローおことわり」。館の内部には様々なトラップが仕掛けられており、侵入者を排除するササミィのお掃除部隊も配備されている。

自身がビーチバレー大会を主催した際には、クロノアの家にビーチバレー大会への参加を依頼する手紙爆弾をお見舞いするという過激なことをやった(その時ちょうどクロノアの家に滞在していたムゥも被弾)。

クロノアが巻き起すトラブルに巻き込まれることが多いが、何だかんだでクロノアと付き合っており、クロノアのことでムゥやロロと一緒に行動することも多く、ヒーローとしての自信を失って絶望したクロノアのことを気遣ったこともある。ムゥと共にツッコミ役を果すこともある。

様々なメカロボットを開発するなどゲーム原作通りのメカニックな面もある。煌めく禿げ頭。

ガンツ

ゲームシリーズ同様、金色の死神の異名を取る凄腕の賞金稼ぎ

乱暴者で口が悪い。巨大な二丁拳銃が武器。獲物のためなら見境がなく、賞金首と疑えば誰彼構わず襲撃する。

凄腕の賞金稼ぎと自称する割に、「野生のかん」などと言って、ムゥを変装した賞金首の銀行強盗だと思い込んで追いかけ回わしたマヌケ。

追われたムゥがクロノアの家に逃げ込んだことから、2人をグルと見なして攻撃する。

銃を取り上げようとしたクロノアの釣り針に引っかかって、鼻フックされた。

クロノアとムゥにとどめを刺そうと放った巨大な弾丸は、2人にめり込んだだけで2人は平気だった。

サブキャラクター

※ゲームシリーズではストーリーに関わる主要なキャラクターだが、本作では主要ではないキャラクター。

ジリアス

ゲームシリーズでは『夢見る帝国』(GBA)に登場する皇帝。

本作では、クロノアの家の隣にを建てて引っ越してきた隣人。

立派な城に住んでいるのを妬んで「こんな城に住むやつは、悪人に決まってるのだ!」と殴り込みに来たクロノアを、「有名な正義のヒーロー」と言って快く迎え入れたため、クロノアは掌を返したように好感を持つ。

ゲーム同様、不眠症に苦しんでおり、クロノアに相談した。そのせいで、例によって酷い目に遭う。

巨大なハンマーで殴られても、ハンマーが砕けるほどの石頭。「わたしは石頭である」

ヒューポー

本作ではゲームと異なり、クロノアの相棒ではなく、ガーレンが主催したビーチバレー大会(『クロノアビーチバレー』の発売にちなむ)の審判。

ジョーカー

本作では、ガーレンが主催したビーチバレー大会の賞金目当てに出場したガンツが、相棒として連れてきた。「~ざんす」が語尾。

バグジ

予言者。不吉な黒い影が現われ、世界は暗黒の闇に包まれてしまう、と予言し、ポプカに告げる。

驚くポプカに、続けて、世界を救うには、体のどこかに「ゆーしゃ」の紋章を持つものを探し出さなければいけない、と告げる。

ポプカが1度ゆーしゃを見つけられなかった後、悪しきものがゆーしゃの聖地に現れた、と告げ、その音色を聞くとゆーしゃが踊り出すというゆーしゃの笛をポプカに渡して、ゆーしゃの聖地に向かわせる。

ポプカ

ゲームシリーズではロロの相棒だが、今作では、バグジの予言と指示に従って、“ゆーしゃの紋章”を持つ“ゆーしゃ”を探すためにルナーティアにやって来た。

ナハトゥム(※ネタバレ注意)

ゲームでは、シリーズ第1作『風のクロノア door to phantomile』の最終ボス。

本作では、バグジが予言した腰の)悪しき者

ゆーしゃの聖地ゆーしゃの湯に湯治に来たが、温泉が涸れていたため、苦しみながら10日も風呂に入れずにいた。

レオリナ

本作では水泳教室の経営者でスパルタ教官。

タット

ゲームシリーズ同様レオリナの相棒であり、本作では水泳教室の助手でもある。

パンゴ

『クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル』でパーティメンバーに加わる主要なキャラクター。

本業は花火職人のため、手先が器用で火薬の扱いに慣れ、ゲーム作中では爆弾使いとして活躍する。本作には発売を記念して登場。

普段はゲームと同様、面倒見のいいおじさんだが、センザンコウなのにカメと間違われることが多かったためなのか、なぜか「カメ」という発音(かめ、おかめカメレオン、カメルーン、かめん、胃カメなどでも反応)を聞くと激怒して見境をなくし、辺り構わず爆弾をまき散らして自爆する。

チップル

ゲームでは『夢見る帝国』で初登場したカンガルーの駆け出しのボクサー少年だが、本作ではゲームと異なり現役チャンプ

自分を打ち負かした者に100万円を与える格闘選手権を開いた。

クロノアはヒーローメダルのレベルを上げようと、借金に苦しむジャイアントササミィ・ササミィ母子のためにその選手権に出場した。

ゲストキャラクター

※ゲームでも主にザコ敵で、主要ではないキャラクター。

よろいムゥ

銀色の鎧のよろいムゥ。ルナーティアで行き倒れていた所を、パトロールと称してクロノアが付いて来た郵便配達中のムゥに見つけられる。

第1に水を欲しがったが、そのままでは鎧が邪魔で飲ませられないので、クロノアが鎧を脱がせようとすると、本来、銀色の鎧のよろいムゥは鎧を一重しか纏っていないのだが、なぜか鎧がマトリョーシカのようにキリもなく何重にも覆っていて、脱がせば脱がすほど小さくなっていくために断念。

代わって、エネルギー補給のために電池を与えると元気になるが、それもつかの間のことだった。もっと強力なエネルギーを与えるために落雷させると、暴走し街中を走り回った。風だまを使って食い止めようとしたクロノアは、結局は余計に事態を悪化させ、街を破壊することになる。

テットン

頭にプロペラが付いているザコ敵。ゲームシリーズでは、一定の場所にホバリングしており、リングから出す風だまで捕らえ、ボタンを押し続けるとクロノアがそのままぶら下がって空を飛べる。

空を飛べないクロノアを「ちょ〰〰かっこ悪〰〰っ」とバカにした。語尾には「~のら〰〰」と付く。

フロロ

オバケのようなデザインの浮遊するザコ敵。ゲームシリーズでは、一定の場所を漂っており、リングを使って破裂させると光を放って一定時間あたりを照らす。

テットンと共に、空を飛べないのはヒーロー失格、とクロノアをバカにした。語尾には「~だ〰〰」と付く。

ブッピィ

ゲームシリーズでは自爆するザコ敵。本作では、ガーレンのペットとしても登場。強面で言葉遣いが乱暴、もちろんゲーム同様自爆する。ガーレンのペットのブッピィは、主人のガーレンと同様意地悪で、主人と一緒に人をからかうのが好き。

グリッヅ

ガンツが目を付けた1,000,000の賞金首の銀行強盗犯。ゲームシリーズ中ではザコ敵。

鏡の妖精

ゲームでは、大きな泡の中に入って様々なところに配置されており、クロノアがリングから発射する風だまやリングで捕まえた敵をぶつけて泡を割ると、一定時間クロノアに付き従い、その間に取得する夢のかけらを2倍にしてくれる妖精。

本作では、クロノアとムゥがガンツから奪った巨大拳銃の一つを捨てた池に住む妖精で、

慌てて池に駆け寄ったガンツに「私は泉の妖精」「あなたの落としものは、金のおの?銀のおの?」と尋ね、

ガンツが呆気にとられながら普通に「鉄の銃」と答えると、銃の代わりに金と銀の斧をくれた(イソップ寓話金の斧』に基づくネタ)。

ガンツが怒って二挺の斧を投げ付け返すと、泉に引っ込んでから出直し、怒って「ほらよ!」と言って銃を投げ返した。

ディゴン

ゲームシリーズでは水場から飛び出してきて妨害し、接触するとダメージを与えるザコ敵。

公式設定では、悪意はなく、クロノアにじゃれついてきているだけだという。

本作では、ルナーティアを流れる川に潜み、橋を渡ってくる住人を待ち構えて、身の回りのものを奪い取っていた。

賞金首となっていたため、クロノアのディゴン退治はガンツと競争になる。

ジャイアントよろいムゥ

銀色の鎧のよろいムゥ(1重の鎧)と金色の鎧のよろいムゥ(2重の鎧)の2人組。

顔中傷跡だらけで咥えタバコをし、なおかついかにも凶悪そうな目つきをしている。

アリさんを虫眼鏡で集めた太陽光線で平気で焼き殺すような不良(?)。

クロノアが正義感からやめさせようとするが、返り討ちにし、クロノアをボコボコの目に遭わせる。

しかし、その正義の心に感激したパンゴが、クロノアをヒーローメダルを求める旅へといざなう。

脱走犯

ジャイアント化けムゥの凶悪な脱走犯。囚人服を着、顔に傷跡があり、耳は荒れ、葉巻を咥え、いかにも凶悪そうな目つきをしている。

クロノアの家に立て籠もったばっかりに、気づかずに帰宅したクロノアが気づかずに行なった行動で散々な目にあわされる。

チーリン

本作では、建物も人も草木も見境なく街を喰らい尽くしかけた大食いの怪物。

本作では珍しく、クロノアが街を守るために身を挺し命を賭けて退治した。

その他

モンスター ゴロゴロ

かとうひろしによるオリジナルモンスター。本人がアップロードした上の絵のキャプションによれば、「敵ボスを考えようとコロコロ読者向け募集企画があり、マンガの中に私のオリジナルを出してもいいですか?とお願いしたらOKをいただいたキャラ」とのこと。

コメント欄では、「ナムコの本社での審査会に参加させてもらって、応募された全てのハガキを拝見しました。/それぞれにアイデアがあって、面白かったのを覚えています」と述懐している。

また、ストーリーには直接関係しないが、『風のクロノア2』のラ・ラクーシャ大巫女紙幣肖像として、

同じく『風のクロノア2』のジョイラントの興行主モメットが、クロノアがジリアスに読み聞かせる本の中に登場し、

彼が作ったモメットドールたちは作中の随所に登場する(特にチップルの格闘選手権の際にはレフェリーも務めている)。

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