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真・仮面ライダーの編集履歴

2016-10-07 20:44:20 バージョン

真・仮面ライダー

しんかめんらいだー

仮面ライダー20周年記念作品として制作されたVシネマ。正式名称は「真・仮面ライダー序章」。

※この記事では『真・仮面ライダー序章』と言う作品について取り扱います。主役の仮面ライダーについては仮面ライダーシンの個別記事を参照して下さい。


財団」によって知らぬ間に改造され、改造兵士・レベル3にされてしまった風祭真は過酷な運命に翻弄される…


概要

真

1992年2月20日発売のオリジナルビデオドラマが初出の、石ノ森章太郎氏が「本当の仮面ライダーを作りたい」という思いから企画した仮面ライダー作品。

正式名称は真・仮面ライダー序章


あらすじ

遺伝子レベルで難病を治療する研究を行っている団体「ISS」にて、自ら被験者となり・風間大門博士の研究を手助けしていた青年風祭真。彼は度々、の街で暴れ回り大量殺人を繰り返す「怪物」になるを見ていた。おりしもその時、東京では謎の大量殺人事件が発生しており、真は自分が犯人なのではないかと疑い始める……


登場人物/組織

風祭真/仮面ライダーシン:今作の主役。


風祭新:小説作品(『MASKED RIDER SHIN EDITION -終わりの始まり、始まりの終わり-』)の主役


財団(仮面ライダーシン):敵組織。

鬼塚義一:オカルト狂信者にしてマッドサイエンティスト。主人公の人生を狂わせた元凶。

豪島:組織に仇なす者を葬る暗殺者。日頃の動作等が通常の人間のそれと違う様だが…?

改造兵士改造兵士レベル2改造兵士レベル3(プロトタイプ):財団指揮下の怪人。


本作の特徴

大人向けの作品であり、「脊髄ぶっこ抜き」に代表されるかなりグロテスクな描写や性的なシーン、それまでの仮面ライダー像から逸脱した生物的なデザインのライダー、陰鬱でハードなストーリーなど良くも悪くも新しいアイディアが随所に盛り込まれている。

その真意は、タイトルに「真の」が付く様に仮面ライダーのテーマの1つである改造人間の悲哀や望まぬ力を得たバケモノの物語として展開を予定しようとしていたらしい事に由来する。前述の様にあらゆる意味で仮面ライダーとしては異色ながら、初代仮面ライダーの根っこのテーマに正面から向き合った作品である。


「序章」と言う言葉について

タイトル通り「序章」と付いているが「序章」以降、何故か続編は作られていない。どうやら諸事情により序章である本作で打ち切りになってしまった様子。

なお、『オールライダー対大ショッカー』のスピンオフ作品『ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ』では、当時としては売り上げも高かったとナレーションで語られており、人気もそれなりにあった模様。


結局、続編の企画は仮面ライダーZOへと形を変え、ZOの続編企画は更に仮面ライダーJへと流れるといった紆余曲折があり、「序章」以降の作品は制作されなかった。

また、本作のアイディアは形を変えて使用されることが多く、仮面ライダーアギト仮面ライダーギルスのキャラクター造形や仮面ライダーWの設定に一部オマージュが見られるなど後続の作品にも非常に影響を与えている。


余談

なお続編が作られていれば、仮面ライダーシンはスーツバイクを手に入れて”仮面ライダーに成る”予定で、呼称も「仮面ライダーガイア」になるはずであった。ちなみに、この名前は小説仮面ライダーEVE」の主役に流用されている。

その前に、名前を本郷猛しておけば時系列が円環して制作の必要すらなかったのだが、それいったら問題が早田進まで及ぶし……


関連タグ

昭和ライダー/平成ライダー ネオライダー 石ノ森ヒーロー 東映特撮


サイボーグ 異形


お茶の間の良い子号泣シリーズ


脊髄ぶっこ抜き:主役の必殺技(?)。みんなのトラウマ


仮面ライダー真:主役ライダーの漢字表記版

真仮面ライダー序章真仮面ライダー:作品タイトルの表記揺れ


仮面ライダーBLACKキングストーンが無ければバッタ怪人になってしまう。

強殖装甲ガイバー 鋼王伝series(サイバーコミックス037)…ビデオ巻末の予告編仲間・及び遠縁

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