概要
ポケモンシリーズでは冒険(シナリオ)を進めてすぐの草むら(一部例外もあるが)で大体新種の鳥ポケモンが飛び出してくる傾向にあり、これら鳥ポケモンをひっくるめて序盤鳥と呼ばれている。
序盤鳥のタイプはほとんどがノーマル/飛行の複合で、素早さも高い傾向にある。
冒険の序盤で入手でき、育てていけば進化によるパワーアップもする為に、戦力としてはもちろんのこと、ゆくゆくはそらをとぶも覚えることから、他の強力なポケモンを入手した後も秘伝要員としてそのままエンディングまで連れて行くプレイヤーも多い。とりわけムックルはこだわれば最終的に実戦でも通用する。
(ファイアローも実戦級のポケモンであるが、フレンドサファリ産の隠れ特性個体であることが前提であるため、序盤で捕まえたヤヤコマを実戦で通用するレベルに育て上げることは難しい)
最近は度重なるシリーズの増加やノーマル/飛行というタイプのマンネリ化により(主に対戦における性能面での)ネタ切れ感が否めなくなっており、第六世代ではついに進化するとタイプが変わる種族が登場した。
アニポケでも、各シリーズ序盤でサトシがゲットする。旅の中では飛行能力を活かしてロケット団の捜索などに駆り出される(ファンの中には雑用と呼ぶ者もいる)。
ゲットした時点で種ポケモンだったり一進化目だったりまちまちであるが、いずれもサトシは最終進化まで使っている。
XYまではサトシの序盤鳥ゲットは恒例行事だったが、サン&ムーンでは今のところツツケラはゲットされていない。これは、既にゲットしている草御三家のモクローが鳥ポケモンであり、序盤鳥の役割を担えるためだろうと考えられている。だが、サトシがいずれツツケラ系統自身をゲットする可能性はゼロではない。期待して待とう(前シリーズでは、恒例の序盤鳥を初めとする多数の飛行タイプをゲットしている)。
尚、スバメより早く会える鳥ポケモンであるキャモメ・ペリッパーは何故か基本的に序盤鳥のカテゴリからハブられる。ノーマルタイプを持たないせいなのだろうか。
序盤鳥一覧
- 第一世代
ポッポ→ピジョン(Lv.18)→ピジョット(Lv.36)→メガピジョット(メガシンカ)
モチーフ:鳩
- 第二世代
モチーフ:梟
※ちなみにポッポも同じくさむらで捕まえることができる。どちらを育てるかはプレイヤー次第。
- 第三世代
- 第四世代
ムックル→ムクバード(Lv.14)→ムクホーク(Lv.34)
- 第五世代
マメパト→ハトーボー(Lv.21)→ケンホロウ(Lv.32)
モチーフ:鳩→雉
- 第六世代
ヤヤコマ→ヒノヤコマ(Lv.17)→ファイアロー(Lv.35)
- 第七世代
ツツケラ→ケララッパ(Lv.14)→ドデカバシ(Lv.28)