データ
初出 | 第1世代 |
---|---|
いりょく | 120 |
めいちゅう | 100 |
PP | 10 |
タイプ | くさ |
わざ分類 | 特殊 |
攻撃範囲 | 単体 |
直接攻撃 | × |
備考 | 1ターン目に光を吸収し、2ターン目に攻撃する。天候が「はれ」の時は1ターンで撃つことが出来る。天候が「あめ」「すなあらし」「あられ」「らんきりゅう」の時は威力が半減する |
英語名 | Solar Beam |
概要
太陽の光を浴び、その光から得た]エネルギーをビームとして撃ち放つ大技。
しかし溜めタイプの技であるため、第1世代ではくさタイプ最高威力の技でありながら(くさタイプ自体が不遇だったこともあり)採用率は低かった。
エフェクトの変貌がかなり激しい技で、初代~RSまでは単純なビーム発射だがDP辺りでは天から降り注いだりXYではエネルギーを打ち上げて斜めに照射したりと全く違う技になっている。
第2世代から「にほんばれ」等天候「はれ(ひざしがつよい)」の下では溜め無しで放てるようになり、主に晴れパーティで採用されるようになった。
ただし同時に「はれ」以外の天候では威力が半減されてしまうため、天候維持が課題になった。
さらに第4世代からはほのおタイプが軒並みこの技を覚えられるようになり、天候「はれ」とのシナジーを生かしてサブウェポンとして搭載できるようになった。
(ほのおタイプ最終形態で覚えないのはブースター・エンニュート・オドリドリのみ)
同世代では「パワフルハーブ」も登場し、一度だけ溜めなしで撃てるようにもなった。
くさタイプの技ではあるが肝心のくさタイプでの使用率は芳しくない。というのも天候「はれ」はくさの弱点であるほのお技までも強化されるせいで倒される危険性が大きく増してしまうのだ。
そのため対戦でのこの技の使用者はほのおタイプに多い。
特性「ひでり」のキュウコン・メガリザードンY・コータス(第7から)であれば無条件で放つことができ、実際サブウェポンとしての搭載率が高い。
伝説戦ではグラードン・ゲンシグラードンがこの技を使いこなす……と言いたいが、刺さる相手が少ないのとグラードンではとくこうが足りないせいで採用率は今一つ。
第6世代では威力120の特殊技が軒並み110に下げられたが、溜め技なのが幸いしたのか「きあいだま」同様威力が120のままになっている数少ない技だったりする。ちなみに「はなびらのまい」の方も威力は据え置きのままである。「リーフストーム」は下げられたが。
第7世代ではZクリスタルが登場し、この技をZワザ化することで一度だけ天候が何であろうと問答無用で威力190のくさ技を使えるようになり、サブウェポンとして大きく価値を上昇させた。
同時に今まで使われていた「パワフルハーブ」戦法は鳴りを潜めた。
アニポケ(ベストウイッシュ)ではデントのヤナップの必殺技としてもよく使用された。
ポケモンGOでは
ゲージを溜めて使う技になっているのだが、その威力は驚くなかれ、2018年3月現在で180。何と同ゲーム中最高威力である。
(参考までに「かみなり」は100、「ハイドロポンプ」は130、「オーバーヒート」は140である)
その分技が出るまでのモーションが遅いが、ぶっちゃけそんなデメリットなど気にならないほどに威力が高いので覚えるポケモンには積極的に採用されている。
ちなみにこのせいでグラードンの最高打点が「じしん」ではなく「ソーラービーム」だったりもする……タイプ一致って何だっけ?
関連タグ
溜め技