概要
1997年公開された、爆走兄弟レッツ&ゴー!!の劇場版作品。同時上映として実際のミニ四駆の改造テクを紹介する「ミニ四ファイター超速プロジェクト スイッチオン」が公開された。
ストーリー
時はWGPの最中、【ロイヤルフェスティバルカップ】が行われている時に一台のマシンが現れる。そのマシンの影響でTRFビクトリーズを除くマシンが次々とクラッシュしていく。
ガンブラスターと名付けられたソレを追いかける少年リオンは、ガンブラスターを追いかける過程でレースを困惑させてしまった。
未登録マシンに先にゴールに入られたため、怒った豪はアイゼンヴォルフとの決勝戦そっちのけでリオンとそのマシンを追いかけた(続くようにリョウ、藤吉、J、烈も彼を追いかけることに……)
途中、軍隊まで登場し、妨害に遭うが(向こう側はGPチップをマシンごと破壊するために雇われたが、あくまで任務遂行のため)、少年達は暴走ミニ四駆をなんとしても止めるために奮闘する……
登場人物
本作の主役。
ガンブラスターの所有者で、暴走してしまった相棒を助ける為に奮戦する。
ビクトリーズのリーダー。
ガンブラスター救出作戦のリーダーも担当する。
ビクトリーズのメンバー。
今作では、離れ業を披露してくれる。
ビクトリーズのメンバー。
今作では、多彩なアクションを見せてくれる。
ビクトリーズのメンバー。
普段は見られない爆発力を披露する。
ビクトリーズのメンバー。
コミカルとシリアスのどちらも担当する。
ビクトリーズのメンバー。
今作では、ローラーブレードを装備してガンブラスターを追跡する。
ビクトリーズの監督。
今回は役目が、やや不遇。リオンとは知り合い。
WGP名誉会長で土屋博士の師匠。リオンとは知り合い。
コミカルなシーンもあるが、子供達の気持ちを優先させている。
模型屋のおっちゃんことジュンの父。
今回は愛車と共に大活躍。
ヒロイン。
チームメンバーを支えてくれる。ピッチングの腕前を利用して、烈にダイナミックなお弁当渡しをする。
レースの実況者。最初のレースとEDに登場。
ザビー・クスコ (CV:郷里大輔)
リオンの父親。今回の騒動の元凶を作ってしまった。土屋博士や岡田鉄心とは知り合い。原作では彼も鉄心の弟子。
ジャコブ (CV:玄田哲章)
ガンブラスターを破壊するために雇われた軍隊・SPF(スクランブルペンタゴン・フォース)のリーダー。
テドゥルート (CV:関俊彦)
SPFのメンバー。大人気ない性格。ビクトリーズのおかげで散々な目に遭う。
ゼフィ (CV:矢島晶子)
SPFのメンバー。紅一点。
登場マシン
今作の主役マシン。
リオンの父「ザビー」が生み出した次世代型GPチップを搭載したことで暴走してしまう。
ただ暴走するだけではなく、何かを求めているようにリオン達と訓練をした日々を思い出す。手に入れたものとは……?
烈の相棒。
【コーナーの貴公子】は、今回も華麗な動きを見せる
豪の相棒。
【唸る弾丸】は、今回もマグナムトルネードをお披露目する。
リョウの相棒。
【轟く爆音】は、今回は多くのレーサーに力添えする。 実質、もう一つの主役マシン。
Jの相棒。
【進化を続けるセイバー】は、何度も対象を助ける。
藤吉の相棒。
【コーナーの軽業師】は、今回もコミカル&シリアスに動き回る。
ロイヤルフェスティバルカップに参加していた別チームのマシン達。しかし、ガンブラスターの影響でクラッシュしてしまう。
EDのみ登場。 カラーリングが少し変更されている。
エントリーチーム
- 【NAアストロレンジャーズ】:アメリカのミニ四駆レースチーム。 強豪チームの一つで優勝候補と言われている。 使用マシンは最新技術がふんだんに積まれたバックブレーダー
- 【小四駆走行団光蠍(ゴンキ)】:中国のミニ四駆レースチーム。
- 【サバンナソルジャーズ】:アフリカのミニ四駆レースチーム。
- 【クールカリビアンズ】:ジャマイカのミニ四駆レースチーム。壁走りを披露した。
- 【アイゼンヴォルフ】:ドイツのミニ四駆レースチーム。強豪チームの一つで、本作ではロイヤルフェスティバルカップ決勝戦の相手だったが、最初に僅かに登場した後は終盤まで出番がない。
- 【TRFビクトリーズ】:日本のミニ四駆レースチーム。 本作では、暴走ミニ四駆事件を解決するための活躍がメインとなる。
製品
VHSが出ていたが、2008年に完全受注生産でDVDが販売。 オーディオコメンタリーが収録されている他 特典としてOST、劇場上映フィルムコマ、特製のブックレットが付属している。
オーディオコメンタリーには、星馬豪役の池澤春菜氏、星馬烈役の渕崎ゆり子氏、ミニ四ファイター役の森久保祥太郎氏が出演している。
現在ではブルーレイ版も登場している。オーディオコメンタリーは新規収録された。
余談
- 時間軸は大体77話~84話の間あたり。
- 当時販売された前売り券には、ガンブラスターXTOのボディが付属したものが販売された
- 劇場公開当時、ガンブラスターXTOのキットが先行販売された
- 劇場公開当時、レッツ&ゴー仕様になったプリクラが設置された。
- リオンはゲームでも何度か登場。POWER WGP2ではリオンを含めたXTOリボルバーズのメンバーが登場。 また、彼らが使用するガンブラスターも登場した。
- 劇場公開当時、レッツ&ゴー仕様になったプリクラが設置された。
- 劇場公開の翌年では、主役マシン「ガンブラスターXTO」が実車化。
- 今作でテドゥルート役を演じた関俊彦は第1次ミニ四駆ブームのアニメダッシュ!四駆郎にも出演している(南進駆郎役)。
- ポケモンの没プロットの一つ、仮の映画第3作目はこの映画が間接的な理由で没となっている。