概要
「キャプテン翼2018」とは、「キャプテン翼」のテレビアニメ版、第4作目の通称である。
2018年に制作されたため、このように呼ばれるようになった。
2018年4月から「小学生編」が放送されている。
そして、10月から「中学生編」の制作放送が発表された。
「キャプテン翼」10月より中学生編放送、成長した翼と日向のビジュアルも - コミックナタリー
制作は「ジョジョの奇妙な冒険」を制作した「david production」。
キャストに関してはほぼ総入れ替えとなる中、若林源三を第3作目「2001年版(平成版)」で担当した鈴村健一が続投する等の顔触れとなっている。
また昭和アニメ版で「若島津健」を演じた「飛田展男」がナレーションとして参加している。
(島田小サッカー部監督も兼役)
そしてキー局であるテレビ東京を始めとして、深夜アニメとしての放送が基本となっている。
どうしてこうなった?との声も多いが、スポンサーの関係という「大人の事情」の他、
など、「良い子は真似しないでね」描写が多めなため、と推察されている。
佐藤拓也(日向小次郎名義)、福原綾香(岬太郎名義)、斉藤壮馬(三杉淳名義)の各バージョンの収録が発表され、キャラソン化することになった。
2018年8月29日にはCD「『燃えてヒーロー』コレクション 小学生編」が発売される。
「中学生編」も発売されるんですね!!
更に歌うキャラが増えるんですね!!!
楽しみにして待とう!
解説
内容は、基本的に原作に則している。
そしてそこから考察を加えた新規シーンが追加となっている。
例えば、
- 大空翼が若林源三に向かって「ちょうせん状」であるボールを「蹴り飛ばす」シーン。
- 若林が翼に向かってボールを蹴った後、翼が「バスの下を通してボールを蹴り返す」シーン。
は原作準拠。
しかし、石崎了が中学生の先輩を引き連れて若林に挑戦するシーンは原作準拠だが、それにこれが追加(リンク先ネタバレ)となる新規シーンが追加となっている。
また、本作では舞台を「2018年現在」に置き換えている。
そのため登場人物がパソコンやスマートフォンやタブレット等の現代に合わせた電子機器を扱っていたり、応援する観客がいわゆる「デコうちわ」を持っていたりと、小物系の描写が変更されている。
また、他ならぬ「キャプテン翼」の影響で日本へのサッカーの浸透率が原作当時と大幅に異なるため、サッカー関連の設定も現代に合わせた価値観に変更されている。
例えば、かつて翼のいた小学校で彼が無名だった理由が、
原作での設定は「サッカーの人気がないため、サッカー部がなかった。そのため翼は一人でサッカーの練習をせざるを得なかった」であったが、
今作では「サッカー部はあったが部員のやる気がなかった(シュートがしたいだけ、など目立つプレイをしたがってチームプレイにならなかった)ため結果を残せなかった」に変更されている、などである。
(但し、後に「サッカー大好きな翼は、前の学校で変人扱いされていた」という描写が追加となっている)
また子どもキャラの「良い子は真似しないでね」描写は、先述通り、ほぼ原作のまま扱われているが、
大人キャラの描写はコンプライアンス(法律尊守)の関係で、原作とは異なっている場合が多い。
- ロベルト本郷が西が丘小との練習試合で審判を連れてきていた。また南葛SCの練習指導は日本の指導内容になっている。
- トラックの荷台に人は乗せることは法律違反。そのため「トラック野郎総動員」となった。
- 吉良耕三が急須にお茶。
などなど。
登場人物
※小学生編、中学生編の順に記載。
※モブキャラ以外の役名があるキャラを記載。
※兼役の場合、主要キャラを中心にCVのリンクを貼る。
小学生編より登場
南葛SC(静岡県)
南葛小学校
:南葛小
- 長野洋 (CV:西谷亮)
- 岩見兼一(CV:伊藤節生)
- 小田強 (CV:小林大紀)
- 中里正人(CV:米内佑希)
- 箕輪正太 (CV:畠中祐)
- 坪井明 (CV:渡辺紘)
- 桜井 (CV:渡辺紘)
- 大川学 (CV:佐藤利奈)
- 中野浩二(CV:伊藤節生):応援団員
- 市川 (CV:米内佑希):応援団員
修哲小
- 修哲監督(CV:畠中祐)
西が丘小学校
山吹小学校
その他の小学校
- 服部秀人(CV:村中知):南葛修哲対抗戦時の実況
島田小学校サッカー部(静岡県)
- 島田小監督(CV:飛田展男)
志水FC(静岡県)
全国大会編
花輪サッカー少年団(秋田)
難波FC(大阪)
ふらの小学校サッカー部(北海道)
武蔵FC(東京)
明和FC(埼玉県)
家族
- 実況:前野智昭
- ナレーション:飛田展男