ザフト製MS・戦艦
ざふとせいもびるすーつせんかん
概要
C.E.において、最初に実戦用モビルスーツを打ち出したザフト軍にあって、ガンダムを開発したのは中盤以降であり、地球連合から奪取したGAT-Xシリーズのデータを基に作られている。物語の流れでも軍の上層部(特にパトリック・ザラ派)のナチュラル排除思想が過熱化している真っ只中での開発だったのもありバッテリー駆動だったGAT-Xシリーズと違い、当初から核駆動を前提とした設計が為されている。このためザフト製のZGMFシリーズの起動OSにも
GENERATION
UNSUBDUED
NUCLEAR
DRIVE
ASSAULT
MODULE
___COMPLEX
とあり、核エンジンで動いている事が分かる。
第二次ヤキン・ドゥーエ戦役後はユニウス条約により核の使用が禁じられたため、GAT-Xシリーズ同様ザフト製初のバッテリー駆動のGであるセカンドステージが開発された。
優秀なコーディネーターが開発を全て行う事によるメカニックの質の高さに目を付けられ、軍内部のセキュリティが甘いのか何度も味方の離反や敵勢力の侵入によって強奪されたり、ザフト内部のスパイにより極秘開発されたり、果てはデータを盗み出されて敵軍に先に開発されるなど何かと敵勢力に最新鋭の機体や機体データが渡ってしまうケースが多い。そのためザフトで開発されたガンダムが実際にザフト軍側で使われた例は半分にも満たないかどうかのレベルである。ザフト涙目。
また、こういった経緯が影響しSEED、SEED DESTINYともに主人公勢の最終決戦はザフト製ガンダム同士の構図になってしまっており、地球連合のモビルスーツはその一歩手前で全滅(機能停止)してしまうケースが多い。地球連合涙目。結局モビルスーツの開発は最初に打ち出したザフト、ひいてはコーディネーターが優位じゃないかと言われても反論できないかもしれない。
意外なことに、ザフトには現設定ではモビルアーマーの概念が存在しない事になっており、四足歩行型のバクゥなどもモビルスーツ扱いである。(当タグのタイトルにMAがないのもこのため)
ZGMF(Zero - Gravity Maneuver Fighter)シリーズ
ザフトの重力下用モビルスーツに使用される。
Nジャマーキャンセラー搭載機
ドレッドノートでテストされたNジャマーキャンセラーを標準的に装備、核エネルギーの恩恵により、高火力兵器等エネルギー負荷のかかる装備を持つものが多い。
ZGMF-X09A ジャスティスガンダム
ZGMF-X10A フリーダムガンダム
ZGMF-X11A リジェネレイトガンダム
ZGMF-X12A テスタメントガンダム
ZGMF-X13A プロヴィデンスガンダム
ZGMF-X19A インフィニットジャスティスガンダム※1
ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム※1
※1.型式番号から誤解されがちだが、ザフトの工廠で製造されたわけではない。
セカンドステージシリーズ
ユニウス条約により核動力が使用できない、または多数のMSを保有できない等の状況下にあって、複数の機能を一機に集約する体系がとられ、変形機構や特殊兵装を有する機体が多い。
ZGMF-X56S インパルスガンダム
ZGMF-X23S セイバーガンダム
ZGMF-X24S カオスガンダム
ZGMF-X88S ガイアガンダム
ZGMF-X31S アビスガンダム
ZGMF-X42S デスティニーガンダム※2
ZGMF-X666S レジェンドガンダム※2
※2.ハイパーデュートリオンシステムの性質上、実質的にサードステージに属する機体。