よーし、魂の超一撃いっくよ~
CV:弥生みつき(GジェネZERO・F)、川村麻梨阿(GジェネNEO・SEED)、折笠富美子(Gジェネスピリッツ以降)
ZガンダムやVガンダムなどの暗い雰囲気の作品が似合う偽カテジn…好戦的ミネバことエリス・クロードや電波グレミージュナス・リアムと打って変わり、あっけらかんとした性格が目立つ人。
中の人が初代がチェーン・アギ、二代目がクェス・パラヤと、因縁まみれのワリにすっごいはっちゃけた性格をしている。
真面目にこいつは戦争をしているのかと疑問に思われがちであるが、数々の名パイロットの名台詞をパロディ化しているところからおそらくギム・ギンガナムのような性格なのだろうと推定。どちらかと言うとZZやGやXのような「ノリがいい方が勝つ」みたいなのが似合いそう。ネタ的な意味だったら「俺がガンダムだ」もいけるのだろう。
あまりのノリの軽さからGジェネ界のエクセレン・ブロウニングとかエクセレン2号と呼ばれることも。
しかしながらGジェネにはこのようなキャラクターが他にもいたりするので侮ってはいられない。
本性ヤンキーなお嬢様とかムリヤリ人事替えられたオペレーターとか他言無用の強烈オカマキャラとか引見邪悪顔ナルシストとか爆熱必殺強力若本とか、そんなんがウジャウジャいるのがGジェネ。特にNTだからって、イワン・イワノフとクレアを一緒にしたらカオスってレベルじゃねーぞ!
迷台詞集~ネタを継ぐもの~
クレア・ヒースローを語る上で外せないモノ、それは彼女の口にするガンダムシリーズの名言集だろう。以下、有名な物を列挙する。
(無茶苦茶だが芸の細かい混ぜ方をしている。しかし下記のモノよりはマシ)
(ゴッドフィンガーを使ったときの台詞だが、時代が一個もあってねーぞ!)
迷台詞集~語彙人たち~
基本的にはガンダムキャラの名台詞をそのまま頂戴している事が多い。
・滅殺!
(なんとロックオンと同じデュナメスの専用カットインが存在する。どうやらスタッフにも愛されているようだ)
迷台詞集~星の誤用は愛~
・なんと他愛のない、怪獣一食とは…あれ?なんか違った?
(元ネタはアナベル・ガトー。正しくは「鎧袖一触」で、結構初期のころから言ってる)
・甘い甘い、そうは餅屋が…あれ?
(卸さないのは問屋である)
・まだまだ、ここから汚名挽回してみせる!
(ちなみに元ネタだと誰も誤用と気付かずそのまま会話をつづけられた。さらに「挽回」とは「悪い状態からの復帰」を意味するので、誤用ではないと言う指摘もある)
・ビーム・コンビーフ!
(Zガンダム専用のアビリティ、ビーム・コンフューズ専用台詞。そんなレア台詞でまでギャグにしなくても)
迷台詞の変遷~鉄板(ネタ)のレコンギスタ~
シリーズで初めて、参戦作品を宇宙世紀に限定したGジェネスピリッツでは、意識したのかパロ対象は宇宙世紀に限定されていた。そして最近発売されたGジェネジェネシスもまた、機動戦士ガンダム~機動戦士ガンダムUCまでに限定したソフトである。
それに従って、ゲーム中のオプションパーツもアビリティも、基本的に宇宙世紀準拠に作り直された。
…しかしクレアだけは何故か平気でアナザーガンダムパロりまくってた。
月のアグリッパもお口あんぐりっぱ…ネオ・ジオングもびっくりのアカシックレコードっぷりを発揮してくれる。
極めつけに「彼女が真似る台詞には世代枠を飛び越えているものもあり、どのような手段でその知識を得ているかは不明な点が多い」とキャラ紹介にまでアナウンスが入るようになってしまった。まさに公式が病気。
(もう脳内にDG細胞かゼロシステムかフラッシュシステムかSEEDかヴェーダかEXA-DBか阿頼耶識コネクタでも詰まってんじゃないだろうかコイツ…)
…まあ単に新録し直したり、アナザー台詞だけ外したりする手間が面倒だったのだろう。
ジュナス「そんなのただの手抜きじゃないですか!」
クレア「そうさ…上(Gジェネ開発部)の連中は新規参戦に手間取って、オリキャラの都合なんか考えちゃいない…私はその結果、こんな矛盾に満ちた発言を…強いられているんだ!」
〝それでも〟ネタに出来るのが彼女の魅力なのだと、前向きに了解しておこう。
クレア脅威のメカニズム
クレア・ヒースローと言うキャラクターとしての最大の特徴はその恐るべきMS技能である。
初期値が恐ろしく低いことで有名。大概の値数がほぼ1の状態から始まり(ファンネル等を扱う覚醒値まで初期値が3)成長幅も恐ろしく低い。せいぜい魅力値が高いことが救いだろうが、それでもレベルを上げた連中とは比較にもされない。
魅力が高めなので、戦艦のゲスト席に配置されてマスコットにされるのが常である。
昨今の作品では何故か艦長特性が高くもないのに堂々と副長席(一応魅力も重要なポジだが)を占拠していることもあり、成長率の良い初期ゲストのレイチェルをパイロットに回し、ゲスト席に送り込むのが序盤の定番テクニックとされる。
使い辛く中々強くなってくれない彼女だが本領発揮はレベル80以降であろう。辛抱強く粘ってレベル80代に持ち越した瞬間からプレイヤーの愛が昇華され、いつの間にか自軍の中のトップレベルまで上がっていたりする。
攻略本等では「成長幅が絶望的だが最後の最後で一気に伸びる」と言う特殊な成長具合から「超晩成型」などと言われたりする。
そういうわけで、普通のプレイではそんなにレベルは上げない為、ゲスト席以外に居場所は無い。低レベルからでも魅力はある程度伸びてくれるし、WARSでは戦艦クルー時でも役立つ「ムードメーカー」のアビリティを持っているのでますますゲスト席で安定している。
が、近年ではついに仕事をサボり……もとい副長席からも離脱し、有料スカウトキャラになった。
多少成長が早まったことで超晩成型を返上し、普通の晩成型程度になっているので少し使いやすくなっている。
ちなみに、「ZERO」「F」ではむしろ「即戦力の初期能力かつ上限も高い」という真逆の能力値だったので多くのプレイヤーを驚かせた。
なお、この頃はまだ性格がまともだった事も彼女の名誉のために付け加えておく。
(ただし前述の「天に竹林~」は音声がないのをいいことに(一部のキャラで)好き勝手やっていた「F」から存在するセリフであり、怪獣一食も同様に昔から存在するネタである、つまりこうなる兆候はあt・・・おや、だれかきたようだ)
クレア胸囲のメカニズム
最初こそフツーの顔グラだったが時代がすすむにつれその時その時のニーズにこたえるのがGジェネ。SEED全盛期時代は顔が全体的に幼顔となり皆目がでかくなった。無論クレアもその中に含まれる。
そしてガンダム00を経て、時代は「おっきい」か「ちいさい」かの極論時代を迎えており、クレアは「おっきいほう」に含まれるようになった。
他のキャラとの関係
公式設定が存在しないのがGジェネだがその分妄想は無限である。
二次創作ではエリスやレイチェルと言った同い年ぐらいのキャラとチームを組んでいたりする。
Gジェネネオで初期メンバーとして一緒だったせいかジュナスとも絡んでいたりする。