異世界

いせかい

異世界を描いたイラストに付けられるタグ。

概要

自分たちが暮らす世界＝現実世界とは異なる時空や世界のこと。

フィクションの世界では「フィクションの中に我々（読者）が住む現実にそっくりな世界があり、作品の人物にとっての“異世界”に繋がっている」という描き方がされていることが多い。

更に、その異世界がまた別の異世界に繋がっていることもある（異世界にある本の世界に入ってしまう、異なる宇宙同士が隣接しているなど）。

現実にそっくりな作品が「フィクションの中で作られていたフィクションだった」というメタなオチで終わり、更にリアルな舞台裏が登場することもある。そして、その舞台裏もフィクションだと判明することもある。

異世界ファンタジー作品の一種に、主に現代の地球人が異世界へと召喚される、あるいは偶然迷い込む『異世界転移（異世界トリップ）もの』がある。主人公は元々異世界の出身（または前世が異世界人）であり、実は召喚ではなく召還だったというパターンや、異世界人が地球に来てしまうパターンも存在する。

舞台が異世界一種類で、主人公を始めとした登場人物全員が異世界人で、現代の地球の要素が一切提示されないハイファンタジーも存在する（※注釈1）。

（※注釈1）ハイファンタジーは「現代の地球といくつかの共通点を持つ世界」「現代の地球に酷似した世界」として描かれることが多く、外観、雰囲気だけを楽しむものだけではなく、感情移入を主旨とした作品もある（プロローグ・エピローグでナレーターが現代の読者にメタ発言で語りかけるなど）。

地球が舞台で現代の地球と異なる文化を形成しているパターン、「現実世界の形をした異世界」というパターンも存在する。

一つの世界の中に一つや二つではなく、複数の異世界があるパターンも存在する。

フィクションの世界では宇宙や星や地図だけではなく、街単独や民家単独やダンジョン単独も異世界なのだ。

⇒「異世界もの」の記事に掲載。