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土居球子の編集履歴

2020-02-23 20:42:37 バージョン

土居球子

どいたまこ

土居 球子(どい たまこ)とは、『勇者であるシリーズ』第3弾のイラストノベル『乃木若葉は勇者である』に登場するキャラクターである。

概要

「そっちの敵はタマに任せタマえ!」


「勇者」の一人。わんぱくで、落ち着きがない少女。自分の名前を気に入っており「タマに任せタマえ!」が口癖。敵に突撃しては周囲をハラハラさせている。後輩の伊予島杏とは出会ってから意気投合し、姉妹のように仲が良く彼女は自分が守ると強く思っている。お調子者な所もあり、よく笑いよく怒る。

(『乃木若葉は勇者である』キャラクター紹介)


プロフィール


人物像

黒とオレンジの鮮やかなパーカーに、野性味あふれる瞳が特徴。

伊予島杏と同じ場所で勇者の力に目覚めており、時同じくして巫女に目覚めた安芸真鈴に導かれて杏を助け出し、以降行動を共にするようになる。


自分の名前を気に入っており、一人称は「タマ」、「タマに任せタマえ!」が口癖。他にも「タマげる」「タマらん」など何かと「タマ」が入った言葉を使う。どこのドラゴンマスターだ。


気が強くてガサツ、やりたい事や言いたい事をそのまま実行する行動派。とにかく腕白で落ち着きがない。お調子者な所もあり、よく笑いよく怒るおてんばな性格。「女の子らしさ」とは無縁であり、本人もそれを諦めている節がある。

ただし、「女の子らしくないこと」には自覚があっても「自分の子供っぽさ」に関しては一切自覚がないようで、公式スピンオフでから小学生扱いされた際には何の疑いもなく「(自分ではなく)杏が言われている」と勘違いしていた。

たまっちおめでと

また、髪を降ろすと意外と少女らしい顔立ちになる。そのため杏に可愛らしい格好をさせられる羽目になったり、『花結いのきらめき』でも秋原雪花に「ちゃんとおしゃれさえすれば美少女」と評されて可愛らしくコーディネートされたりした事がある。本人からすればタマったものではないが(ちなみに、コーディネートされた球子の姿を見た乃木若葉からは「本物の女の子みたい」高嶋友奈からは「女装」と称された)。


外遊びやアウトドアが好きで、自室にはロードバイクやキャンプ用品があるという。

骨付き鳥は雛派。


自分が気に入った言動をした相手には「タマポイント」なるポイントを独断であげており、ある程度溜めると何かあるらしいが、劇中でそれが語られることはなかった。


後輩の杏とは出会った時から意気投合し、「タマっち先輩」と呼ばれ姉妹のように仲が良い。彼女を呼ぶ際は「あんず」とひらがな表記になる。自分にはない女の子らしさを持つ杏の事は「自分が守る」と強く思っている。なお身長は杏より低く、スタイルも劣っているが、自分の方が姉だと主張している。スタイルのせいかひなたや杏の立派なものには嫉妬しているようで、度々「もいでやる」と称してアタックをかけている。


以上のようなやんちゃな面が目立ち、頭もいい方ではないが、実は他者の性質を冷静に評している面もあり、それはバーテックスに対しても例外ではない(進化していく事に気付いたり、『出てきたのは神樹とは別の神様のせいではないか』と核心をついた推測をしたり)。口にこそあまり出さないが『勇者御記』においてその一面を見る事ができる。また、精霊を繰り返し使ったにも関わらず反動で精神が不安定になった描写も見られなかった。


勇者として

タマっち先輩土居球子 輪入道フォーム
通常時切り札使用時

勇者衣装は「姫百合」がモチーフで、武器は旋刃盤である「神屋楯比売」。盾のイメージが強いが実際には「盾としても使える」だけであり、『花結いのきらめき』では本人も「盾じゃないゾ?」と言っている。

精霊は「輪入道」。


敵になりふり構わず突撃しては周囲をハラハラさせている。


花結いのきらめきでは

遠距離型勇者として登場。

最大の特徴は、遠距離型最高の防御力と高いHP。遠距離型は基本最前線にはおかずに最後列からの援護が目的なのだが、彼女は遠距離型で唯一最前線においての盾役もこなせる。

吹っ飛びにも強く攻撃力も高めなので雑魚散らし程度ならば問題なくこなせる。

さらに赤属性としては非常に希少な遠距離型というのも強み。必殺技も中距離の範囲型であるため、敵が有利属性主体のステージなら低レアリティでも十分に第一線を張れる。援護させて良し、前線に放り込んで良しと大暴れしてくれるだろう。

難点は遅めの攻撃速度とスロット装備のSPの低さ。

SPの低さが実はかなりの枷になっていて高レアリティほどSPを多く使ってしまうのでパートナーの選択肢がかなり狭い。

攻撃速度を補ってくれる杏との相性は抜群だが杏は消費SPが多く装備すると精霊の選択肢がほとんどなくなる。

逆に精霊を重視すると今度はパートナーの選択肢がなくなり敵に倒されやすくなる。

結果装備が全員低レアリティになるため、結果として総合ステータスが低くなり高難易度に連れていきづらくなっている。

自身は優秀だけに少し惜しい部分も。そのため現在は彼女をパートナーにしてのHP補強や遠距離援護能力の向上に使うことが多い。

ただし、上述の通り強みを活かせばとことん大暴れしてくれる。プレイヤーの運用次第で立ち位置が大きく変わってくるキャラクターであると言える。


彼女の作るうどんは「どじょううどん」。なんともワイルドな一品である。また、唯一の鍋焼きスタイルでもある。


アウトドア派らしく、夏祭りイベントでは力仕事を難なくこなしたり、文化祭イベントでは毒キノコの判別をこれまた難なくやってみせている。

一方、水着イベントでは敵に備えて待機を指示されたにも関わらず銀と一緒に「夢中になりすぎないように遊んでいればいい」と発言してしまい、小学生である鷲尾須美に注意されてしまう(そして千景に呆れられる)という、年長者としてはちょっと情けないところも見せていたりする。

さらに温泉旅館イベントでは厨房へ忍び込み刺身や煮物をこっそり食べまくった挙句ザクロジュースにも手を出してがぶ飲みするという、とんでもない事をやらかしている(そしてそれが、イベント中で起きた大事件を招くきっかけになってしまう…)。

クリスマスイベントではアウトドア派の彼女を持ってしても、寒さには耐えかねた模様。樹海でも寒さに強い杏に置いて行かれてしまっていた…


空気を読まずに冗談を言って引かれたり、空気を読んだかと思えば余計なお節介を焼いて空回りする事も多い。タマにはうまく行くが。

赤嶺友奈脳筋と指摘されて「脳天にブッスリと突き刺さった」と凹んだ辺り、短絡さへの自覚はあるようだ。

そんな球子も、意外と女子生徒に人気がある事が石紡ぎの章7話で判明している。


本はあまり読まないものの、杏が持っている小説をこっそり読んでいる事があると判明しており、それが原因で騒動を起こしてしまった事もある。

センシティブな作品


上述した理由でメンタルが強いと認識されていたのか、赤嶺友奈の精霊による精神攻撃の対象には西暦の四国勇者で唯一選ばれなかった。

ただ、石紡ぎの章12話では注射を怖がっていた。その理由は、注射の最中に注射針が折れて大量出血になった事があるため。多くのファンはこれを見て後述するある出来事を連想してしまった模様。


本編同様鋭い面を見せる事もあり、故郷・愛媛奪還戦の最中である『花結いの章』17話では、超大型バーテックス出現の神託を受けて守りに徹しようと考える一同に対し、愛媛が犠牲にされるという懸念から神託に反して攻めに行く事を提案、結果として赤嶺友奈の裏をかく形になり勝利へと貢献した。


女の子らしさを諦めている割には、アイドルイベントにて出演を渋る樹の代打を引き受けようとした事がある(杏と雪花から可愛らしい衣装を着る事を迫られて結局引き下がったが)。

そして、一周年記念イベントでドレスアップする事になった際は、半分開き直ったような態度を取っていた。


ちなみに、ある時にテレビ番組の事を話題にした際、しれっと「西暦の時代には、バンドマンたちが村や島を開拓していく番組があってな」と語っていた。


余談

メディアによって瞳の色が一定していない

基本的には緑なのだが、原作では変身後に茶色に変わっていた(変身して瞳の色が変わる唯一の勇者である)。『花結いのきらめき』では会話パートの立ち絵やSSRのイラストこそ変身前後とも緑に統一されたが、バトルパートの3Dモデルではなぜか茶色である。

よって、pixivに投稿されるイラストでも変身後の瞳の色は緑であったり茶色であったりする。


「大切な人は自分が守る」と強く思っている部分は『結城友奈は勇者である』に登場する犬吠埼姉妹の犬吠埼風と共通している。

本編中のある出来事も相まって、一部ファンの間では「球子と杏が風と樹に生まれ変わったのでは?」と推測されている(あんタマ犬吠埼姉妹転生説)。

『花結いのきらめき』では、三好夏凜から2人が犬吠埼姉妹に似ていると指摘されるなど、転生説をほのめかすような展開も見られる。


関連人物

乃木若葉の章

上述したように守るべき人。冗談交じりで「付き合っちゃうか」と『勇者御記』に記している。

時に注意されたり、スタイルの良さに嫉妬する事もあるが、彼女に対する姿勢は最後まで崩れる事はなかった。『花結いのきらめき』のバレンタインイベントでは彼女へ送るチョコ作りで一悶着起こす事に。

「四国勇者で多分一番もろい」と『勇者御記』にて評しており、度々仲良くなろうとしてはいるのだが、空気を読まずに冗談を言ったりしてばかりいるため当の彼女からはうざったく見られてかわされる事が多い(一応、仲間意識はあるが)。ただ彼女が杏とゲームで意気投合したのを見た際は「なんか面白くない」と嫉妬していた。

『花結いのきらめき』では関係が好転しており、雨の日には彼女の部屋に転がり込んでゲームで遊んでいるらしい。鷲尾須美に息抜きの大切さを教えようとした際にも彼女の部屋へ行っている。

彼女がチームの支えになっている事は早くから認識しており、『花結いのきらめき』のバレンタインイベントではチョコを渡している。

何かと勝負事で張り合っている相手(杏に「構って欲しいだけじゃ?」と指摘された事もあるほど)。

「強いからこそ人間の弱さに気付いていないかもしれない」と『勇者御記』にて評している。

同じく骨付き鳥が好きだが、こちらは親鳥派。

それを巡って論争になった事もあったが、最終的に「どちらにもいい所がある」として決着した。

「巫女にできること」では、訓練に熱中しすぎる彼女に「終了時間になったら、ちゃんと訓練を終わってくれ」と注意している。

かつて行動を共にした、同郷の巫女。


花結いのきらめき

上述したように似ていると指摘されている。

絡みは少ないが、「女子力が最強なんじゃなくて、最強に女子力がついてくる」「女子力というよりオカン力」と評している。また、彼女の誕生日イベントにて印象を聞かれた際は真っ先に「大食いで力持ち」と答えた。

彼女からは「タマ」と呼ばれている。

上述したように杏に似ていると指摘されている。

絡みは少ないが、彼女が盾の防御を教わるために球子を頼った際「なんだろうなあ お前にお願いされると嬉しいぞ」と漏らしていた。

性格が似ている事もあり舎弟として可愛がっており、彼女も球子を非常に慕っている。戦闘でもコンビで前衛を担当する事が多い。胸囲的な部分でも馬が合うようだ。

ただ、彼女の誕生日イベントにて夢がお嫁さんと知った際には(本人の前ではないが)「何の冗談だ!」と大笑いしてしまい、すぐにたしなめられて反省している。この辺りは彼女と異なり女の子らしさを諦めている部分が如実に出た展開と言える。

杏が浮かれるニヒルなやつ。

故にバレンタインイベントでは彼女に対抗心を燃やす。この際乃木園子(小)に「かっこよさは同等(だからチョコで差を付けないといけない)」と吹き込まれており、後にそれを語った際一同は「かっこよさの定義って何だろう」と困惑した。

真面目過ぎてドツボにハマるタイプと見抜いており、夏のプールイベントでは自分達は浮かれすぎだと戸惑う彼女に息抜きの大切さを訴えた。


関連タグ

乃木若葉は勇者である

乃木若葉 上里ひなた 高嶋友奈 郡千景 伊予島杏

鷲尾須美は勇者である

三ノ輪銀

結城友奈は勇者である

犬吠埼風

勇者であるシリーズ 香川県 四国 うどん


衛藤可奈美 - Studio五組の別作品『刀使ノ巫女』の主要キャラクターで、中の人が同じ。球子との共演はないが、ゲーム『刻みし一閃の燈火』では「結城友奈は勇者である」とのコラボイベントにて勇者部との共演が実現し、結城友奈と並び立つという球子と高嶋友奈を連想させる組み合わせが披露された。


ネタバレ注意














































次に生まれて来る時も杏と一緒に居たい。本当の姉妹だったらいいな……





諏訪から帰ってきた後の初戦で進化体バーテックスとの戦いの中、突如出現したスコーピオン・バーテックス(この段階ではまだ御魂も無い外殻だけの中途半端な存在だったが)が突如出現し、球子と杏は他の勇者と分断され、杏が攻撃に晒されてしまう。切り札を使っていた為間一髪で杏をスコーピオン・バーテックスの攻撃から救い出す事が出来たが、その際杏の左腕を尾針が掠っていた。

掠った傷からスコーピオン・バーテックスの猛毒が杏を蝕み始めるが、それでも二人は攻撃を止めなかった。

しかし、二人の決死の攻撃も空しくスコーピオン・バーテックスには傷一つ付けられなかった。

そして地面に叩き落された二人にスコーピオン・バーテックスの尾針の猛攻が襲う。

墜落の衝撃で気絶している杏を護る為に球子は旋刃盤を楯にし攻撃を防ぎ続けるが、一撃防ぐ毎に足が地面にめり込むほどの衝撃が襲う。

漸く意識を取り戻した杏が逃げてという頃には(本人曰く)足の骨が砕けて動けない状態だった。

逃げようとせず(猛毒のダメージも多分に影響している)攻撃を続ける杏を護る為に球子はスコーピオン・バーテックスの攻撃を防ぎ、楯がひび割れ始め、衝撃で意識が朦朧として来ても杏を護る事を止めなかったが、とうとう楯は砕け散り、スコーピオン・バーテックスの尾針は球子の腹部と杏の胸を同時に貫いた。

猛毒に侵され全身から血が噴き出し、外傷による激痛の中でもなお球子は杏を案じ続けていた。

死の瞬間、互いの手を握り合い二人は生まれ変わっても二人一緒に居たい、姉妹になりたいと願いながら戦死した。


死後、彼女は英霊となっており、『勇者の章』最終話では無数のその名が語られていない英霊達や後輩勇者で舎弟の銀、そしてかつての仲間である千景や杏、ひなた達と共に東郷美森の前に出現。彼女に助力した。



死亡シーンの挿絵には、実際に使われたものより過激だった没案があり、メモリアルブックで見る事ができるが、コミカライズ版にも似たような構図がある。

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