ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ビークインの編集履歴

2020-08-02 00:26:28 バージョン

ビークイン

びーくいん

ビークインとは、『ポケットモンスターシリーズ』に登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

ずかんNo.416
英語名Vespiquen
ぶんるいむしひこう
タイプはちのすポケモン
たかさ1.2m
おもさ38.5kg
とくせいプレッシャー / きんちょうかん(隠れ特性)

進化

ミツハニー♀ → ビークイン(Lv.21、♀のみ)

分蜂しました~☆


概要

ミツハニーの♀だけが進化する。その名のとおり女王蜂の姿をしたポケモン。

名前もそのものずばり女王蜂(queen bee)から取られていると思われる。


三つ子だったミツハニーが進化して一体化した。進化して頭の数が増えるポケモンは意外と多いが、逆に減るポケモンは珍しい。


ドレスのような下半身は蜂の巣の形になっており、そこに子供たちが住んでいる。ミツハニーに子供たちの餌となるミツを集めさせる。

ビークインが危機的状況に陥った際、子供たちは巣穴から飛び出し、命がけで相手を撃退する。

様々なフェロモンを出して子供たちを自在に操り、敵への攻撃・自身の防御・回復を行わせる。

フェロモンを多く出すビークインほど、多数のミツハニーを従えられる模様。

なお、1つの群れにビークインは1匹だけだという。


「子供たち」という存在が地味に謎めいている。

図鑑説明の記述を見るに、ビークイン自身の子供とミツハニーは別物扱いな可能性が高い。ところがビークインを親にして作ったタマゴからは当然ながらミツハニーしか生まれない。

もっとも、ポケモン界には他にも似たような事例が存在するが。


厳選が面倒なポケモンとしてよく名前が挙がる。

メスしか進化しない上にミツハニーの性別比率は♂:87.5%/♀:12.5%と酷い偏りがあるのが原因。

初登場の『ダイヤモンド・パール』では野生のビークインが出現せず、ミツハニーも「あまりかおりのするき」限定であったため入手自体も手間がかかる部類だった。

ソード・シールド』でようやく野生のビークインが手軽に捕まえられるようになったが、ミツハニーの性別偏重は相変わらずの廃人泣かせと言える。


ゲームでの性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ
70801028010240

防御・特坊が高く鈍足という、虫/飛行タイプとしては珍しいステータス配分をしている。


高耐久と特性「プレッシャー」で持久戦に向いている……が、タイプに大きな問題を抱えている。

虫/飛行は全タイプで見ても特に耐性が悲惨な複合で、いわタイプに4倍弱点を抱える他、ほのおでんきなどメジャーどころの弱点も多い。

攻撃面ははがねタイプへの対抗手段に乏しく、これで岩複合の相手となると絶望的。


しかしタイプ以外は個性の塊でもある。

中でも最大の特徴は3つもの優秀な専用技を持つという点であろう。

威力90のむしタイプの物理攻撃で、急所に当たりやすい。

コスモパワー」と同じく、防御・特防を一段階上げる。

じこさいせい」と同じく、自分の体力の半分の値だけ回復する。第8世代では削除された。


他にも「みちづれ」などの虫タイプとしては珍しい技を結構覚える。

岩タイプの「パワージェム」を覚えるのも特徴。対炎・飛行タイプのサブウェポンとして使える。


隠れ特性は「きんちょうかん」。

きのみを封殺するのでダブルバトルでなら有効活用できるだろうか。

ただダブルでは「いわなだれ」「ねっぷう」など全体攻撃への弱さが最大の難点。


ちなみに「プレッシャー」も「きんちょうかん」も、威厳ある女王をイメージした特性と思われる。

いつか「じょおうのいげん」が追加される日が来る……かもしれない。


総じてキャラ被りが著しい同複合の中では稀有な特徴を多く備えているのだが、やはり虫/飛行というタイプが足を引っ張ってしまっている様子。


同タイプが数多く不参戦となった第8世代にも続投したが、上述の通り「かいふくしれい」が削除されてしまった上にはねやすめ」まで没収され、回復技を失うという憂き目に遭う。

これによりただでさえ不安定だった耐久型は致命的な弱体化を受けた他、おいかぜ」や「がむしゃら」までもが没収されたことでサポート型も大きな打撃を食らった。

多くの耐久型ポケモンから没収された「どくどく」はどうにか守りきったが、いずれにせよかつて無い苦境に立たされていると言える。


なお、ソード・シールドでは性能面で酷い仕打ちを受けたビークインだが、同作の追加DLC『鎧の孤島』においては思わぬところでクローズアップされた。

というのも、ダクマ及びウーラオスの好物である「ダイミツ」をドロップするのがダイマックスしたビークインだけなのである。つまり、ウーラオスをキョダイマックスさせたい場合はヨロイ島に生息するビークインとのレイドバトルが必須となっている。

また、シナリオ中のイベントでレイドバトルする個体はレベル80という中々の強敵であり、所詮はビークインだとナメてかかると痛い目に合うだろう。


ポケモンGOでは

2019年2月1日に実装。


進化前ミツハニーがレアで、当然♀しか進化できず、入手は困難を極める。

肝心のスペックはというと、原作通り耐久が高いが火力が今一つなのでCPは低め。

ただ耐久が高いのでトレーナーバトルでは活躍が見込めるだろうか。

発生の早い「むしくい」に少ないチャージで発動できる「シザークロス」、ひこう・ほのお対策の「パワージェム」辺りを揃えられればそれなりに活躍できるだろう。


余談

ちなみにミツバチの天敵はスズメバチだが、タイプ相性の関係でスピアーはビークインに勝てない。

よってミツハニー共々下僕にされているイラストが多々ある。

攻撃指令

……しかし、そのスピアーも第六世代でついにメガシンカを得て大出世した。

彼女も後々の可能性に期待しよう。


関連イラスト

ディフォルメビークインビークインさん


関連タグ

ポケモン一覧 DPt

ミツバチ 女王蜂 女王 ハニカム構造

ミツハニー スピアー:ハチ系ポケモン

ニドクイン:同じく女王を冠するポケモン

エンニュート:同じくメスしか進化しないポケモン。フェロモンを操り、群れを率いる点も共通。


クィン・セクトニア ジオング

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました