曖昧さ回避
- ピカイア!に登場するバイオミメティクス・スーツの略称。→ピカイア!
- サブマス:表記揺れの一種としてsbmsのタグが貼られているイラストがいくつか存在する。気になる場合はマイナス検索を用いてイラストを検索される事をお勧めします。その場合は以下の方法で検索をしてみてください。
本記事では、メイン概要に記載されているファイル形式に関して取り扱う。
マイナス検索に関して
BMS関係のイラストを探す:「BMS -サブマス -sbms」
サブマス関係のイラストを探す:「サブマス sbms」
検索方法に一工夫する事で、目的のイラストを見つけやすくなります。見つけにくいと思った方はお試しください。
それ以外にも大百科で触れている意味とは違うイラストなども投稿されているので、検索ワードを増やす等の対策で絞り込みをするとよいかもしれない。
エアプレイでの二次創作等に関して
基本的にフリーゲームのエアプレイによる二次創作は歓迎されていない。
しかし、BMSの場合は楽曲のみがウェブ上にてwebアルバムやMP3で単独配布、ニコニコ動画やYouTubeで動画公開、オリジナル楽曲に関してはM3等でパッケージ販売されているケース、一部楽曲は、本家だけではなく他社の音ゲー作品に収録されているので、フリーゲームと言うカテゴリーにおけるエアプレイの線引きは事実上不可能となっている。
特殊環境であるのは変わりないのだが、まずは実機orwebアルバム等で楽曲に触れてから二次創作等を行うのがベストであるのは間違いない。楽曲を全く聞かずにイメージイラストを書く事自体、物理的に不可能という気配もあるが……。
ただし、BMSのイベントであるBOFに関しては楽曲の評価やインプレッションを行う際、プレイが必須となる。近年のイベントでは特にその傾向が強く、2020年のBOFではインプレの際はプレイ必須が義務となった。
概要
【Be-Music Sourcefile】あるいは【Be-Music Data Format】とも呼ばれているファイル拡張子の事。元々は『MOD』感覚で音楽制作や演奏が可能というファイルだった。メイン概要でも触れているとおり、作られたのは1998年と意外と古い。
(Windows98の世代に該当する為か、フリーゲームとして見ると歴史が長い)
……早い話がKONAMIの音楽ゲーム「beatmania」をほぼそのままコピーした(※注)ゲーム(BM98、LunaticRave2等)に使われる譜面データのファイルフォーマットの事である。そう言った事情もあって著作権的にグレーゾーンに値するため、節度を守って使用することが大切。
BMS自体をプレイするには専用のプレイヤーソフト(LunaticRave2等)と楽曲のデータ(楽曲と譜面、物によってはムービーや1枚絵も同梱)が必要になる。
(それ以外にも、パソコンは必須。譜面によってはゲーミングキーボードがなければ同時押しに対応できない為、購入しておく事をお勧めする)
※あくまでもプレイ光景のイメージです。
(※注)正確にはクローンと呼ばれる手法(一から作り元ネタを再現)で作られており、コピーとは一線を画すタイプである。その為、BM98の初代開発者は正体不明の人物から誹謗中傷を受けて私生活に支障が出た為に最初のバージョンを公開中止して後継者に開発を譲っている。
楽曲について
楽曲にはオリジナル曲、既存曲の耳コピやアレンジ(星のカービィアレンジの妖晶零弐、ポケモンアレンジ等)が存在している。
初期の頃(BM98時代)はコピー・アレンジ曲が多かったが、現在(LunaticRave2時代)ではオリジナル曲が半数以上と逆転現象が起きている。中にはDJMAXのアレンジBMSや東方アレンジというような物まで存在するので、気になる方は各自検索をするとよいだろう。
(DJMAXのアレンジBMSに関しては、半公認に近い形でイベントも過去に行われていた)
オリジナル楽曲に関してはイベントが行われる事があり、中でもBOFに関してはBMSのイベントでは規模が非常に大きく、後に本家作品や他社の音ゲーへ収録される事になった楽曲もBOF出身の曲が比較的に多い。それに加えて、BOFに関しては楽曲を厳選して収録したwebアルバム(MP3)が無料で配布されている為、ゲーム自体をプレイしていなくても曲に関しては触れる事の出来る機会は用意されているのが他のフリーゲームとは大きく違う箇所だろう。
(BOFに関しては、pixiv内でもゲーム中に使用されるBGAが投稿されている)
BMS用のオリジナル楽曲を作曲する人は主に「BMS作者」と呼ばれる。BMS作者の中には後にボカロPや東方アレンジ作者として有名になった人物もいる。その他にもニコニコ動画を活動拠点にしている人は多い。
(視聴動画という意味合いで、ニコニコ動画に楽曲を置いている人も多い)
オリジナル楽曲以外には、イメージレスポンス要素のある二次創作と言えるようなタイプの楽曲も一部で存在する。いわゆるなりきりと呼ばれる部類の楽曲もBOFに参加しているのが、その証拠だろうか。
こちらはグランブルーファンタジーのなりきりチームのBGA(BGI)。過去にはアイドルマスター(シンデレラガールズを含む)やラブプラスのなりきりチームも存在している。
なお、ラブプラスのなりきりチームの1曲はCHUNITHMに実機収録された。大人の事情もあってアーティスト名義はなりきりではなく、本来の名義になっていたりする。
まさかの展開
楽曲編
BMS界隈で作曲活動を行っていたBMS作家が本家BEMANIでデビューすることもあり、グレーゾーンながら本家と深くつながりを持っていたりする。
(ポップンの防人恋歌やZADAMGAを作曲しているonoken等)
その中でもSOUND VOLTEXへ進出している人が比較的に多い。
2014年、他社製のアーケード音楽ゲームであるmaimaiにも進出するという衝撃展開を迎えた。2月にはDRAGONLADYが収録され、7月にはJack-the-Ripper◆が収録されている。
そして、新バージョンのORANGEではB.B.K.K.B.K.K.がプレイ可能になる。maimaiでは通算3曲目の収録。maimaiスタッフがどのような経緯で収録を決めたのかが気になる所。
更にmaimaiからは「ORANGE PLUS」において「L9」が収録される事になった。こちらに関しては「チュウニズム」のロケテストでもプレイ可能だった事を考えると、maimaiで先にお披露目と言う説もあるのだが…。
(その後、チュウニズム正式稼働時(7月16日)には「L9」収録が確定、更に「Aragami」も新規収録される事が公式ツィッターで発表された)
CHUNITHMでは、一部でmaimaiとの被り収録もあるが、「Aragami」等の初収録楽曲も存在する。その後、アップデートで次々とBMS楽曲が収録されているが、バラエティーカテゴリー扱いとなっている。
その中で「HAELEQUIN」がアップデートで収録。既にSOUND_VOLTEXには収録されている為、2社の音ゲー作品で収録された初のBMS楽曲となった。
CHUNITHMからは2015年12月にconflictが収録、こちらは数日後にSOUND_VOLTEXにも収録され、2社作品での収録第2号となる。
2016年にはタイトーのグルーヴコースターにconflictが収録され、残る機種は太鼓の達人orシンクロニカ、CROSS×BEATSという展開に……と思った矢先に9月のバージョンアップでconflictが太鼓の達人に収録される事となった。
(グルーヴコースターにはHalcyonも今回の収録前に追加されている)
カプコンのCROSS×BEATSでは収録前にサービス終了となったが、後にオンゲキでもBMS楽曲が収録、更にはマーベラスのWACCAにも予想外の収録がされた。
それ以外でも海外作品であるCytusやDeemoなどに収録されたBMS楽曲があり、更なる広まりを見せている。
SOUND VOLTEXに収録されているBMS楽曲は、原曲とは構成が異なる物があるので、ニコニコ動画などで原曲をチェックした方はプレイする際に注意されたし。
PC編
2015年9月2日、「e-AMUSEMENT CLOUD」にてIIDXのPC版とも言える「INFINITAS」のアルファテストが行われた。この情報に関しては、予想外とも言える展開には驚いたに違いない。
その後、2015年12月1日にサービス開始された。
キーボードはNキーロールオーバーが推奨、windows専用(Vista以降8.1までが対象)、モニターも解像度1280×720ピクセル表示が可能なものとある程度のスペックが要求されるので、今後のベータテストが予告された際には準備をしておく必要性がある。
その他
2017年12月14日、15日からロケテストが行われるセガのリズムゲーム『オンゲキ』において、ロケテスト収録楽曲を紹介する際にBMSに関して言及するという想定外の展開を起こしてしまった。なん……だと。
pixivへ投稿されている作品傾向
投稿されている主なイラストはBMSで使用されるBGAやMVの原画と言った物が多い。その一方でBMSイベント告知イラスト等も存在する。
その中でも、FREEDOM_DiVE↓に登場するくらんてのイラストが比較的に多い。これはCytusに収録された事も影響しているのかもしれない。
音ゲー作品恒例の注意文
pixivでは、曲擬人化イラストに各機種名タグを付けないことを強く奨励しています!!
擬人化とは、人によって強い不快感を与えるジャンルでもあります。
その機種本来のキャラクターなどのイラストを探そうとした方々に迷惑にならないよう、BMSのタグは可能な限り付けないようにしましょう。
更に注意
BMSタグとBEMANIタグは、基本的に大人の事情もあってタグ同時存在は避けて下さい。例外があるとすれば、SDVXに収録されたBMS楽曲に対してのタグ追加になります。
ご理解とご協力をお願いします。
関連イラスト
実際のBMSに収録されているBGA
※掲載している物は一例です。
関連タグ
BM98 LunaticRave2 ColorfulCanvas(こちらはPMSファイルを使う)
SOUND_VOLTEX ノスタルジア(BEMANI) BMS楽曲が収録された機種
maimai Cytus DJMAX Deemo CHUNITHM グルーヴコースター 太鼓の達人 VOEZ オンゲキ WACCA:BEMANI機種以外で楽曲が収録された機種。
ToneSphere:BMS楽曲が収録されているリズムゲームだが、こちらは開発者にBMS作家が関わっている。
ニコニコ動画:BMSイベントで公開されたBMS楽曲の視聴動画や発狂BMSの譜面動画等が置かれている。ここから先の世界へ足を踏み入れるかは、自己判断で。
楽曲タグ
※大百科のあるもので解説にBMS楽曲が含まれる物のみ。
BOFタグ
BMSイベントタグ(随時追加、テンプレート化は自由です)
users入りタグ
BMS100users入り タグの付け方に関しては、該当タグを参照の事。基本的にはオリジナル楽曲に付けられるのが望ましい。
その他のタグ
StepMania DTXMania 太鼓さん次郎 BMSとフォーマットは異なるが、原理は同じ。
SRC こちらは元になっている作品が違うのだが、シナリオファイルを読み込ませる等の部分で類似箇所が存在する。
時代が追いついた 該当項目に記載されている「INFINITAS」に関して。PCで音ゲーをプレイする機種はDJMAXもあったのだが…。