概説
パラメータはFateシリーズにおけるサーヴァント自身の能力及び所有スキル、所持する宝具の性能の評価(いわゆるステータス表示)をA・B・C・D・Eの5段階のランクで評価したルールの事。筋力Dはそのルールの中で筋力の値がDランクである事を示す。
彼の代名詞とされる事もある(詳細はおっと…心は硝子だぞを参照)。
捕捉
まず大前提に言っておくと、筋力とは本当の筋力の事を指しているわけではない。
これは当初から「サーヴァントの通常攻撃力」(つまり武器や「魔力放出」といった強化などを含めた数値)を指したものであり、よくある「か弱い女の子が筋力AやB」というパターンも「見かけによらず力持ち」というよりかは「総合的な強さでの筋力」として見て取れるものなのではないかとされている。
(ただ筋力を「肉体的な力の強さ」として説明する媒体もあるので、結局の所、どれが正しい情報なのかは依然ハッキリしていないが。)
またこのステータスにおけるランクは、それが強さに直結しているという訳でもない。
このランクには該当サーヴァントにまつわる伝承による補正値も含まれており、例え本人の肉体はどれだけ強さを秘めていたとしても、「それが活かされた」という類の逸話に乏しいと決して高くはならない。
なおサーヴァントのクラスによっても補正値は変動し、特に最優と呼ばれるセイバークラスはパラメータ全体がバランスよく補強される。
逆にアサシンクラスやキャスタークラスは、生前の逸話に身体能力に関する逸話が無い限り、基本的にはほとんど補正が掛からない傾向にある。
ちなみにネタ元であるアーチャーの場合、そもそもの出自が神秘の消え失せた時代の出身のため、肉体そのものは現代人の基準に近い補正しか持っていない。
それでもサーヴァントである以上、常人とは比べ物にならないパワーが出せるため、サーヴァント同士の鍔迫り合いにならない限り、そこまで気にする必要はない。