基礎データ
進化
ヨーギラス → サナギラス(レベル30) → バンギラス(レベル55)
概要
小型の怪獣のような外見をしたポケモン。大きさの割に体が重い事で有名。
彼らの一族は地底奥深くにタマゴを埋めて孵化させる習性があり、生まれると周りの土を食べながら掘り進んで親のいる地上を目指す。
そうして平らげた土の栄養で育ってゆき、およそ山1つ分の土を食べ尽くすと、成長のためサナギラスに進化し眠りはじめる。
この様に本来は地中で暮らすポケモンであり、眩しいので強い光も苦手らしい。ヨーギラスのまま地上で活動している個体は、何らかの事情で埋められずに生まれたものや、土の摂取が足りない内に地上へ上がったものと思われる。
名前の由来は恐らく「幼+ギラス(怪獣によくつく名前)」。
その可愛い見た目から、ぬいぐるみやメタルチャームなど様々なグッズが展開されており、公式からみがわりをモチーフにしたグッズが登場している。
現状、ポケモンセンターやamazonでも購入可能なのでぜひ購入して確かめてみよう。
ゲームにおける特徴
初登場は『ポケットモンスター 金・銀』(第2世代)。
シロガネやまどうくつ内にて低確率で出現する。
同MAPでLv50以上のポケモンが野生で多数出現する中、こいつだけLv20で出現する。
所謂600族の初期形態で、『赤・緑』におけるミニリュウポジション。
進化前らしく全体的にステータスは低く、こうげきがそれなりにある程度。
二進化ポケモンの第一形態だが、進化する度にこんじょう→だっぴ→すなおこしと特性が変わる珍しいポケモン。ちなみに隠れ特性でも同じ。
いわ・じめんタイプで「こんじょう」を特性に持つのはこのポケモンだけなので、いっそ「かえんだま」でも持たせてリトルカップで使ってみるのも面白いかもしれない。
ポケモンGOでは
原作に準拠してか出現率がかなり低い。同じようなポジションのミニリュウは、水辺があればたまに出て来るのでまだ探しやすいが、こいつは決まった出現傾向が発見されていないという大変厄介極まりない出現パターンになっている(どちらかといえば臨海地域での出現報告が多いらしいが……?)。
卵の孵化に関しては少々特殊な変遷を辿っており、当初は10kmタマゴから孵化していたが、2020年10月以降は、GOロケット団リーダーを倒したときに手に入る12kmタマゴから孵化するよう変更された。
2017年5月19日~25日の間に行われた「アドベンチャーウィーク」でもいわタイプのポケモンの1つとして出現率がアップした…ことになっているらしいのだが、同じく出現率の低いいわタイプポケモンのプテラと比べるとあまり出現率に上方補正がかからなかったらしく、期間中ヨーギラスに1匹も会えずに終わってしまったというプレイヤーもかなりの数に上った。
ただ、2018年4月下旬に行われたアースデイ・イベントの際には出現率が若干上がったため、この時にはそれないの数のヨーギラスと出会うことはできた。
そして、2018年6月16日に開催された第6回コミュニティ・デイでは遂にヨーギラスが対象となった。
今回は最終進化系のバンギラスに「うちおとす」が追加されるとあって多くの人が参加したため、案の定通信障害が発生し、15時の予定が17時まで延長された。
色違いも実装されたため、期間中に集めた人も多かった。
現在はフィールドリサーチのタスク報酬としても設定されており、以前と比べると入手難易度は落ちた。
ただし、その内容が「エクセレントスローを3回連続で当てる」というかなり難しいものになっているので、ボールをうまく当てる技術が身についていないと達成は困難である。
アニメでのヨーギラス
短編映画「ピカチュウのドキドキかくれんぼ」と金銀編259話から265話まで登場。
短編の方の声は田中真弓が担当。大きなお屋敷で暮らす個体で、当初ピカチュウらとは遊ばなかったが、芝刈り機の暴走を一緒に止めたことで仲良くなり、映画の最後で一緒にかくれんぼすることになった。
アニメの方は金銀編259話でサトシが預かったタマゴから孵った個体として登場。声は伊東みやこが担当。
タマゴの時に密漁者によって母バンギラスから引き離され、その後も危ない目に遭い続けたため、生まれた当初は心を閉ざし、命の危険もあった。
サトシの必死の看病によって彼には心を開くが、人間不信は治っていないため彼以外の人間が近づくと大声で泣き出してしまう。
その後、アンノーンとの出会いを経てサトシ以外の人間にも心を開く様になり、無事元の親であるバンギラスと再開、サトシ達と別れた。
サトシの手持ちではないが深い縁があるためか、バトルフロンティア編のOPでは親子で出演している。
ヨーギラスの体重は72kgである。
しかしアニメ本編ではサトシが軽々とリュックに入れて背負ったり抱っこしているため、ファンの間では超人サトシなどと言われているが、実はタケシやウツギ博士も抱っこしていたりする。
アニメでのポケモンの体重設定はどうなっているか不明なので、アニメのヨーギラスは意外と軽いのか、それともタマゴから孵ったばかりなもんだからそこまでの重さではないのか、それとも(タケシはまだわかるが)ウツギ博士が実は力持ちなのか・・・・・・。
いずれにせよ謎である。
↑たぶんこれが普通。