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エルフの編集履歴

2021-07-02 04:21:40 バージョン

エルフ

えるふ

妖精の一種。その他の意味もあるので、本文を参照されたい。

曖昧さ回避

エルフとは、

  1. ヨーロッパの伝承に登場する妖精の一種。本項で詳述
  2. いすゞ自動車が製造・販売している小型トラックいすゞエルフを参照。
  3. アダルトゲームのメーカー、株式会社エルフおよび同社のブランド名。詳細はelfへ。
  4. エンジンオイルのブランド。石油メジャーの一社であるトタル社がブランド展開している。
  5. ドイツ語で「11」の意。elf。
  6. 銃夢LastOrder』の登場人物。5.に由来。主人公ガリィのレプリカ(GRシリーズ)11体目。
  7. 戦勇。』の登場人物→エルフ・ノベンバー
  8. 内山まもるの漫画『飛べウルトラ戦士:友情は永遠に-タロウとエルフ-』に登場したウルトラ戦士エルフ(ウルトラ戦士)
  9. ナンバカ』の登場人物→エルフ(ナンバカ)
  10. 榎宮祐作のライトノベル、『ノーゲーム・ノーライフ』の種族→森精種

種族としてのエルフ

北欧起源の妖精の総称。北欧神話のアールヴが語源。ドイツイギリスなどではドワーフなどと混同され、老人の姿で描かれる場合が多かったのだが、

現在は「が長く尖っていて、長命」というのが共通事項である。


代表的なイメージ

1970年代~1980年代に日本で翻訳され、海外では1937年に発表された小説『ホビットの冒険』や1954年に発売された『指輪物語』など、さらには前の神話(『シルマリルの物語』)が現代的なエルフ像の起源となった。その内容としては次のようなものである。


頭髪以外に目立った体毛は少ない傾向にある。筋力は比較的弱く、肉体的な耐久力も低めだが、手先の器用さや身のこなしは得意。魔法の扱いに通じていたり、自然に関わる力を使いこなすのにも長けている。


特徴的な尖った耳はエルフ耳もしくは単に長耳と呼ばれ、耳が尖っていればエルフでなくともエルフ耳と呼ばれることが多い。


大抵はの中で小集団で暮らしており、プライドが高く(選民意識の持ち主)、他の種族との交流はあまり盛んでないが、エルフの性質と共存できる相手(ドワーフ人間ハーフリングなどの一部)との交流を持つ事はある。人里近くに集落を築く場合も、自然の材料(など)を活かし外部からは目立たないつくりになっている場合も多い。


長命な分、気は長く、頑固で保守的な性格。個人差もあるが、他種族…特に人間に対し排他的に見ている者が多い。一方、作品の主要人物として扱われるエルフの場合は、積極的に人間社会と関わりを持ち、「学ぼう」とするエルフも存在し、場合によっては人間との間に「愛」が芽生えて子を成す者もいるのだが、そういった者は異端扱いされたり、迫害される例もある。


海外文学、和製ファンタジーともにベジタリアン菜食主義)の種族である例が多い。彼らにとって肉を食べる人間やその他の種族は「野蛮」「肉を食べるから臭う」らしく、彼らが民族的に排他的である原因の一つとなっている。


大雑把な歴史

北欧神話では「アールヴ」と呼ばれ、美しく強力な妖精であった。「光のエルフ」と「闇のエルフ」があり、後者はダークエルフのイメージの原型的なものである。

それから年月を経て、イギリスではフェアリー的なイメージへと移り変わる。


指輪物語では現在のエルフ像とは異なっているエルフが登場する。肉体的な力も含めた全能力において人間を上回り、寿命は存在せず、睡眠も必要としない。他にももよく使い、魔術にも長け、民族によっては鍛冶の腕前もドワーフと同等以上という、万能の半神的存在である。創造神の長子と言われ、全体として恩寵を受けた種族であるが、アルダ(地球)に運命を縛られている点がある。


また、他の生物生命を奪うことになんの躊躇いもなく、時には殺戮を行うのも今のエルフ像とは異なる(敵だけでなく、「小ドワーフ」をそれが何か知らずに娯楽狩っていた事まである)。森にしか住んでいないわけでもなく、洞窟を利用した地底都市に住んでいる集団もある。


こういったイメージが浸透する前は、もともとの伝承に近い

フェアリーゴブリン、あるいは日本における座敷わらし的な意味合いで

登場している。


妖怪漫画家水木しげる氏は、古い伝承を元にイギリスの地下に住む毛むくじゃらという解釈で描いていた。(説明文では美しい姿の者にも言及はしている)

エルフ〈水木しげるver〉


典型を外れたエルフ

エルフの登場する作品が多くなるほど、典型を外れるエルフも多くなる。「ぽっぷるメイル」のメイルのような守銭奴エルフはもはや珍しくなく、都市に住み他種族と積極的に交流するエルフもありふれている。


また、西洋風ではないエルフ(東洋風、インディアン風など)もしばしば見られる。


クリスマスエルフ

欧米では、クリスマスにサンタクロースを手伝う緑と赤の帽子を被った小人もエルフと呼ばれる。英語ではElf on the shelf(棚の上のエルフ)と言われていて、普段はサンタクロースと一緒に北極に住んでいるが、12月のクリスマスが近づいてくると各家庭にやってきて子供たちを観察するという。尖った長い耳は日本で一般的なエルフ像と共通した特徴である。


関連イラスト

Elfエルフちゃん

無題エルフの薬剤師


関連タグ

ハイエルフ ダークエルフ ハーフエルフ Elf エルフ耳

北欧神話

ドワーフ ホビット 妖精 フェアリー

精霊中国語では「エルフ」を「精霊」と訳している。

仙人…「人型で長命」という共通点がある。

エルフーン - 名前の由来の1つがエルフ(もう1つは台風(typhoon))


他の記事言語

Elf

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