データ
設定
クワガーモン系デジモンの究極体。デジタルワールドの森林奥深くに棲む邪悪な昆虫型デジモンであり、
「深き森の悪魔」と呼ばれ恐れられている。
同じ昆虫型の究極体ヘラクルカブテリモンが最大のライバル。
概要
初登場は「D-3」。スティングモンとエクスブイモンがジョグレス進化したディノビーモンが進化した究極体のデジモン。
ディノビーモンにワンダースワンのアトラーカブテリモンを組み合わせることで進化させることができる。
全身の甲殻は黒く染まり、立派な大顎が生えた。(エクス)ブイモンの要素である両腕、耳、尻尾は完全に甲殻に覆われてしまい、分類も再び昆虫型となっている。
しかしこのデジモンは名前や上記の設定の通りクワガーモンの最終形態でもあり、実際ディノビーモンではなくオオクワモンから進化することのほうが多い(というかディノビーモンのメディア露出が極端に少ない)。
しかもX抗体版のグランディスクワガーモンは最初からオオクワモンの進化に位置付けられ、ワームモンに単体の究極体バンチョースティングモンが用意された事でますますワームモンの究極体としての立場が危うくなった。
ワームモンの究極体であるため設定上は属性を持たないが、オオクワモンなどから進化するゲームではウィルス種とされることがある。
ちなみに、DSソフトデジモンストーリーでは唯一2種類のデジモン(無論ディノビーモンとオオクワモン)の共通の進化先として設定されていた。また、ストーリー中ではケインのアトラーカブテリモンがグランクワガーモンに進化して暴走し、パグモンに倒された。
その他の進化元
主な進化元は以上の2種だが、人気のあるデジモンであるが故に他にも進化元に据えられたデジモンが多い。
中にはワームモンのパートナーである一乗寺賢のオリジナルデジモンであるキメラモンから進化するルートもある(どちらもクワガーモンの要素がある合体デジモンという繋がりがある)。どうでもいい余談だが、シャッコウモンの究極体でもある…。
- バステモン(旧デジカ・St-669)
- メフィスモン(同上)
- キメラモン(旧デジカ・Bo-486)
- シャッコウモン(旧デジカ・Bo-741)
- ディノビーモン×アトラーカブテリモン(同上。元はD3での進化ルート)
- ディノビーモン×アノマロカリモン(デジモンストーリーサンバースト・ムーンライト)
- ジュレイモン(デジモンリンクス)
- アトラーカブテリモン(デジモンリンクス)
- トリケラモン(ハッカーズメモリー)
アニメでの活躍
何故か端役やかませ的な役割が非常に多い。
デジモンテイマーズ
40話に登場。四聖獣の呼びかけに答えたクルモンのシャイニングエボリューションによって進化し、駆けつけた究極体としてチョイ役で登場。
おそらくクワガーモンから進化したと考えられる。
デジモンフロンティア
45話に登場。人間の子供たちにだけ任せておけないと立ち上がったデジモンの一体でザンバモン、グリフォモン、プテラノモン、5体のエアドラモンと共にロードナイトモン、デュナスモンと戦った。
ロードナイトモンをグリフォモンとプテラノモンと共に必殺技で攻撃するものの回転したロードナイトモンに逸らされ互いの必殺技を受けてしまい、ほかの二体と違って(受けた攻撃がアーマー体のプテラノモンのものだからか)一応生存していたもののスパイラルマスカレードでとどめを刺された。
デジモンクロスウォーズ
19話に登場。タクティモン配下のコンゴウモンが率いる強力昆虫型デジモンのグランクワガーモン部隊として登場。
話のメインは対ダークナイトモンであり、一応クロスハートの戦力を分断することはできたものの特に戦闘描写もないまま耐えられ、再び合流して行われたベルゼブモンとスターモンズのデジクロスによるメテオキャノンで全滅した。
世代設定がない本作とはいえ部下の部下という下っ端、大量に出現する雑魚かつ戦闘描写なしというあんまりな扱いなため悪い例としてファンからあげられることも。
漫画版ではバグラ軍の強力なデジモンの一体として登場したがフロンティアの因縁か再びロイヤルナイツのかませとなった。
DCD「超デジカ大戦」第三弾では通常よりも巨大なメガグランクワガーモンがボスとして登場している。
デジモンアドベンチャー:
第59話に登場。操られたナノモンにけしかけられ、人質のホエーモンを狙っていた。ナノモンの挑戦をクリアした光子郎とアトラーカブテリモンとの一騎打ちの末、進化したヘラクルカブテリモンに敗北した(ナノモン同様操られていた可能性があり、グランクワガーモンも倒されてはいない)。
関連タグ
インペリアルドラモン D-3の存在から対として扱われることがある。
グランディスクワガーモン X抗体。