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ガラスの仮面の編集履歴

2022/01/15 08:35:09 版

編集者:ナーガ

編集内容:ちょっと変更

概要

美内すずえによる少女漫画。舞台演劇をテーマとしている。

花とゆめ』(白泉社)にて1976年1号から1997年20号にかけて連載された。その後『別冊花とゆめ』(こちらも白泉社)にて2008年9月号から2018年7月号にかけて掲載された(ただし『別冊花とゆめ』は2018年7月号限りで廃刊となった)。

未完

アニメTVドラマ舞台などさまざまなメディアで作品化されている。

作者の都合により連載は度々長期中断しており、人気があるのに続きがなかなか読めない名作として有名であり、ファンの間では「少女漫画界のサグラダ・ファミリアと呼ばれる事も。

なお、作者は、「なんとかエンドマークは出したい」という主旨の発言をしてはいる。

ストーリー

事故により引退したかつての大女優月影千草は、ある日、貧しい家庭で育った少女北島マヤと出会う。マヤは一見何の取り柄もない平凡な少女だったが、一度見た芝居や映画のセリフや役者の動作を完璧に記憶するという特技を持っていた。また、本能的に役を理解し憑依したかのように演じるという、役者としての底知れぬ才能を秘めていた。

そんなマヤの資質を月影は見抜き、封印された自身の代表作「紅天女」を演じる女優に育て上げるべく指導にあたる。マヤも演劇の面白さに目覚めていくが、劇団での稽古中に天才である子役出身の姫川亜弓と出会い…。

登場人物

※CVは順に1984年エイケン版、1998年OVA、2005年東京ムービー版

長期連載の理由

作者の弁によれば、すでに20年前(96年ごろ)から最終回の構想はできあがっており、最終ページの構図もセリフも決まっているのだが、「もう少し置いておこう」「ちょっと寄り道を」と思った結果、話が進まなくなっているのだという。

なお、現在では考えられないが、本来は2巻程度で完結の予定であった

また、現代を舞台にした長期作品の常として、作中の時代背景とリアルタイムの習俗のズレが大きくなっている。連載開始時点では黒電話が当たり前だったのだが、42巻(2004年)では携帯電話が登場し、ちょっとした騒ぎになった。

長期連載にも耐えうるよう、作中の小物については時代性を出さないようにしており、キャラクターの服装についても流行のファッションは取り入れず、できるだけ定番ファッションだけで回していたのだが、携帯電話ほど普及した機器は「出さない方が不自然」と判断し、苦慮の末に登場させたという。

その携帯電話ももはや時代遅れとなり、47巻(2011年)にはついにスマートフォンが登場。

これで開き直ったか、スマートフォン関連商品とコラボしたCMも放送された。

アニメ

1984年に日本テレビ他にて放送されたエイケン版と2005年から2006年にかけてAT-Xテレビ東京テレビ大阪テレビ愛知にて放送された東京ムービー版、1998年から1999年にかけて販売されたOVA版が制作された。

東京ムービー版は、2005年4月から2006年3月にかけて全51話が放送された。なお、半年(2クール)以上続いた深夜アニメは極めて異例(ではあるが、他にも「はじめの一歩」などがありはする)。

主題歌

オープニングテーマ

「Promise」(第1話 - 第26話)

歌 - Candy

「zero」(第27話 - 第51話)

歌 - 幾田愛子

エンディングテーマ

「やさしいさよなら」(第1話 - 第13話)

歌 - 愛名

「Step One」(第14話 - 第26話)

歌 - Sister Q

「素直になれなくて」(第27話 - 第39話)

歌 - Splash Candy

「HELLO HELLO~another star~」(第40話 - 第51話)

歌 - CORE OF SOUL

テレビドラマ

1997年7月から9月までおよび1998年4月から6月まで連続ドラマ版が、さらに1999年9月には2時間スペシャル版が、いずれもテレビ朝日系列24局で放送された。

関連動画

外部リンク

公式サイト

ガラスの仮面の編集履歴

2022/01/15 08:35:09 版

編集者:ナーガ

編集内容:ちょっと変更