「さてと…俺の自伝に新たなページを加えるとするか…名付けて、『デジタルゲート大虐殺!』」
CV:KENN
概要
金髪に青と黄色のシャツがトレードマークの不良青年で、短気かつ好戦的で残忍な性格。
本名は翼 聖(つばさ こうき)(劇中では「コウキ」と呼ばれる)。
デジヴァイスは青。
大門大(マサル)と同じく喧嘩を好む性格だが、「弱きを助け強きを挫く」番長としての美学を持つマサルとは対照的に、無抵抗なデジモンたちを殺傷したり、市街地で無辜の人々を平然と盾にするなど、親玉と同じく勝つためなら卑怯な手も平然と使う。
マサルに一度負けた後も復讐するために倉田にパワーアップの要求をするなど、どんな手段であれとにかく相手をぶちのめしたいだけのチンピラである。
元からマフィアの組織を1人で壊滅させたことがあるほどの身体能力の持ち主だが、倉田によるデジモンとの人工的な融合によってそのパワーはさらに向上。究極体のメルクリモン・サーベルレオモンを含むたくさんのデジモンたちと戦いを繰り広げてきたマサルと、生身で互角に殴り合えるほどになった。
二度目の対決以来、マサルをひどく恨むようになり、最後は人間界にてマサルやアグモンと交戦。究極体のダークドラモンの力と、先述のような卑怯な手でシャイングレイモン(アグモンの究極体)を苦戦させたが、新たな力「ジオグレイソード」を得たシャイングレイモンの前に敗退した。
仲間たちと違い倉田に加担した詳細な理由は作中で語られず、最終話でも彼だけデジソウルを放った描写が無かった。
全てが終わった5年後の世界では、ノーヘルでバイクに乗り、ちょうど警官としてパトロールしていた淑乃に追いかけられていた。
変身デジモン
共に飛行能力を持ち、似た体色をしている。
バイオサンダーバーモン
サンダーバーモンを元に改造。「ハイパーバイオエボリューション」によって人間の姿からこの姿になる。
頭部が赤く、培養液の入ったタンクが首に刺さっていて全身に細長い管が巻かれている。
「流れ者の岬」にてアグモンたちを追い詰めるが、究極体への進化を会得したアグモンたちの前には歯が立たず、シャイングレイモンによって地面に叩きつけられた後、彼らの猛攻撃を受けて敗北した。
バイオダークドラモン
バイオハイブリッド体。
「流れ者の岬」でシャイングレイモンたちに敗れた後、究極体デジモンであるダークドラモンを元に改造されたことで「バイオダークドラモン」に進化するようになった。「ハイパーバイオエクストラエボリューション」によって人間の姿からこの姿になる。
オリジナルのダークドラモンとは異なり、頭部のバイザー部分が緑色になっている。
横浜市内で、倉田の策略によってみなとみらいの目の前の海にリアライズさせられてしまったエルドラディモンの防衛に向かおうとするシャイングレイモンの前に立ちはだかり、市街地で交戦(移動中、横浜中華街上空を経由している)。建造物を盾にするなど卑劣な手段を取ることで、シャイングレイモンにグロリアスバーストを撃たせることを躊躇させ、苦戦させたが、シャイングレイモンが新たな近接武器「ジオグレイソード」を得たことで形勢逆転。「ダークロアー」でシャイングレイモンを街もろとも消し飛ばそうとしたが、ジオグレイソードで海に受け流され、斬り合いの末に体を貫かれ倒された。
なおダークドラモンの右腕に装備された槍「ギガスティックランス」は、ロイヤルナイツの一体であるデュークモンの聖槍グラムと同等の威力を持つとされるが、『セイバーズ』劇中でコウキ(バイオダークドラモン)はシャイングレイモン(バーストモード会得前)のジオグレイソードによって一撃で倒された一方、後に登場したデュークモンはバーストモードにも進化できるようになったシャイングレイモンがジオグレイソードを手に立ち向かい、密着状態で必殺技のグロリアスバーストを放ってもダメージ一つ受けなかった。
余談
『セイバーズ』の主人公であるマサルの宿敵として立ち塞がった彼だが、中の人は同時期に放送されていた某カードゲームアニメの主人公を、マサルのパートナーであるアグモンの中の人はそのライバルキャラを演じていた。
また、後年にはマサルの中の人や彼の上司の中の人と仲良く、『アナザーミッション』のルーチェモンを演じた人の演じるキャラに粛清されていたりする。
関連イラスト
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