概要
2013年生まれ、2016年に3歳の競走馬がここの世代に属する。現9歳。
早い時期から活躍する馬が多く、クラシック戦線は盛り上がりを見せたが、総合的にはキタサンブラックやドゥラメンテを擁する前世代と比べると地味な印象。クラシック特化という点では01世代や10世代に近いか。
とはいえ菊花賞で頭角を現した有馬記念馬サトノダイヤモンドを筆頭に、海外G1勝ちしたヴィブロスや短距離王ファインニードル、現障害王メイショウダッサイといったようにそれぞれの分野で実力馬が出ている。
海外では米国で17年年度代表馬となったガンランナーや芦毛の怪物アロゲートなどが活躍。他にもベルモントS覇者のクリエイターⅡや短距離戦線で活躍しドバイでGIを連覇したマインドユアビスケッツ、同じく短距離路線で活躍したドレフォンなどもこの世代。
欧州は大物こそ少なかったが、古馬になってから活躍し2020年のJCでアーモンドアイやコントレイルと戦ったフランスの芦毛馬ウェイトゥパリスや、フランス調教のBCターフ勝ち馬タリスマニックなどがこの世代。
引退した馬のうち、サトノダイヤモンド、ラニ、リオンディーズなどが種牡馬入りした他、前述の米国馬のうちクリエイターⅡやマインドユアビスケッツ、ドレフォンなどが種牡馬として輸入された。欧州馬もタリスマニックが輸入されている。
勝利した古馬GI
この世代の日本調教馬によるJRAGI、ダート交流JpnI、海外GI勝利数の合計:19勝
※2歳GI、3歳GIは除く。
※ブレイブスマッシュもオーストラリアで古馬GIを2勝しているが、オーストラリア調教馬としての記録なので除外。
芝1800~ | 4勝 | |
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芝短距離 | 5勝 | |
ダート | 8勝 | |
障害 | 2勝 |
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(上記のうち牝馬) | 3勝 | |
(上記のうち海外) | 1勝 |
主な活躍馬
馬名 | 性別 | 主な勝利レース |
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アドマイヤリード | 牝 | ヴィクトリアマイル |
ヴィブロス | 牝 | 秋華賞、ドバイターフ |
キョウエイギア | 牡 | ジャパンダートダービー |
クロコスミア | 牝 | 府中牝馬ステークス(GII)、エリザベス女王杯3年連続2着 |
ケイティブレイブ | 牡 | 帝王賞、川崎記念、JBCクラシック |
ゴールドドリーム | 牡 | フェブラリーステークス、チャンピオンズカップ、かしわ記念2連覇、帝王賞 |
サウンドスカイ | 牡 | 全日本2歳優駿 |
サトノダイヤモンド | 牡 | 菊花賞、有馬記念 |
ジュールポレール | 牝 | ヴィクトリアマイル |
ジュエラー | 牝 | 桜花賞 |
シンハライト | 牝 | オークス |
セイウンコウセイ | 牡 | 高松宮記念 |
ディーマジェスティ | 牡 | 皐月賞 |
ファインニードル | 牡 | 高松宮記念、スプリンターズステークス |
マカヒキ(※現役) | 牡 | 弥生賞、日本ダービー、ニエル賞、京都大賞典 |
ミッキーロケット | 牡 | 宝塚記念 |
メイショウダッサイ | 牡 | 中山大障害、中山グランドジャンプ |
メジャーエンブレム | 牝 | 阪神ジュベナイルフィリーズ、NHKマイルカップ |
ラニ | 牡 | UAEダービー(GII) |
リオンディーズ | 牡 | 朝日杯フューチュリティステークス |
レインボーライン | 牡 | 天皇賞(春) |
ヨシオ(※現役) | 牡 | ジャニュアリーステークス(OP)。重賞勝ちは無いが今だ中央で現役。 |