「さあて、お仕事開始だ!」
概要
第44話の戦いで大きな損傷を受けたバースドライバーを修理中の後藤慎太郎が第45話で使用したバースの試作品。
外見的な違いは所々埋め込まれているカプセルの周りに赤色の線が入っているのとUフラッシャーの発光色が赤から緑に変わっているくらい。
元々はデータ計測用の実験モデルで、バースドライバーが完成したことを受け、実戦データの収集と、バースドライバーの実地検証を目的とした戦闘訓練が繰り返された。
赤い線はデータ収集用のマーカーであり、装着中の全映像データとシステムの稼働状況データのモニタリングが開発者達によって行われていた。
使用できるCLAWsユニットはクレーンアームとブレストキャノン(とバースバスター)のみだが、理論上の性能はオリジナルのバースと同等。
第46話以降は復帰した伊達明が使用する。
また、最終回の後日談でもあるMOVIE大戦MEGAMAXのオーズパートにも登場。帰国した伊達が変身するも、仮面ライダーポセイドンの攻撃によりベルトが損傷してしまい廃棄処分になるというあっけない最後を迎えた。
…が、その後『スーパーヒーロー大戦』では何事も無かったかのように登場し、バースと共に怪人軍団相手に戦った(この世界にはポセイドンが来なかったのかもしれない)。
S.I.C.ではCLAWsユニットを装着できない左肩の形状が異なり、プロトタイプ用のバースバスターはストック付きの二連銃身となっている。
ゲーム
『ガンバライジング』ではナイスドライブ6弾で伊達バースが参戦していたが、バッチリカイガン2弾で後藤バースと共にガンバライドの時と同様SRで参戦。『仮面ライダーバース・プロトタイプ(伊達)』と表記されているのでいずれこちらも後藤さんバージョンが出るのか…?
『ライダージェネレーション2』や『ライダーレボリューション』ではバースに後藤さんが変身するため、こちらも伊達バージョンで登場した。
『memory_of_heroez』でも伊達が変身したプロトバースが参戦。後藤の変身するバースがバースCLAWsを使い分ける為、プロレス技で差別化されている。ただし、参戦が最終決戦の一歩手前と非常に遅いのがネックか。声は原作でカマキリヤミー役だった前野智昭氏。ちなみに、発売の5ヶ月前に前野氏との結婚を発表した小松未可子氏は鳴海亜樹子役で出演している。
このように、ゲームでは基本的に「バースが後藤、プロトタイプが伊達」という扱いになっている。
なおこの結果、伊達は「2号ライダーから3号ライダーにスライドした変身者」という極めて珍しい立ち位置になっている。
余談
公式の名称は基本的に仮面ライダーバース・プロトタイプだが、「君が選ぶ!欲しいDXライドウォッチ大投票タイム」のみ仮面ライダープロトバースの名称が用いられている。
関連タグ
仮面ライダーOOO 仮面ライダーバース 鴻上ファウンデーション プロトタイプ
関連・類似キャラクター
- 仮面ライダーゾルダ:脚本家が同じ作品の3号ライダー、「変身者の年齢が30歳」「変身ベルトにキーアイテムをセットして変身する」「銃使いのライダー」「変身ポーズが握り拳」「銃型武器にアイテムをセットする事も可能」「武器の一つに強力な威力を持つが反動も強い遠距離砲撃ユニットが存在する」「必殺技は砲撃技で、高エネルギーのビームを発射する」「スーツアクターが同じ」といった多くの共通点がある。
- 仮面ライダープロトドライブ、プロトブレイブ、プロトスナイプ、プロトレーザー:同じく試作型の仮面ライダー。プロトブレイブとは「2号ライダーのプロトタイプ」「2号ライダーと同じ変身ベルトを使用する」という点が、プロトスナイプとは「変身者が医者」「銃使いの3号ライダー」という点が共通する。
○号ライダー