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蝶絶神デーボスの編集履歴

2022-04-06 19:17:21 バージョン

蝶絶神デーボス

ちょうぜつしんでーぼす

「獣電戦隊キョウリュウジャー」の敵組織「デーボス軍」の首領デーボスが、最終進化した姿。

「そう、これが人間の感情を極めた我の最終進化形態……蝶・絶・神と呼ぶが良い!!」

CV:大川透

データ

身長:214cm(巨大化超増殖身長:53.5m)

体重:184kg(巨大化超増殖体重:467.5t)

成分:昆虫、恐竜、根城、人間の感情、最新進化、など。

配合:デーボステッキ、デーボストール、闇時計

特記事項:蝶絶な技のレパートリーは、お城の奇術師のように豊富

概要

百面神官カオスが、全ての感情を完全に集めた事で完全解凍した魂を氷結城と融合させた事で誕生した、デーボス軍の首領暗黒種デーボスの最終形態。一人称は「我」。「超絶」ではなく「蝶絶」という表記なので注意。以前の巨大な姿は恐竜に合わせたものだったが、この形態は人間に合わせたものである。人間の感情を極めただけあって、圧倒的な戦闘力を持っており、を模したエネルギー弾を放つ「蝶絶の鉄槌」なる必殺技を持つ。


圧倒的な威厳と落ち着いた物腰をしており、自身を復活させた腹心であるカオスを褒めたり、デーボス軍に寝返ったダンテツとの密約を守り、闇時計を停止させたりするなど寛大さも見せるが、様々な星々やその生命体を滅ぼす事を絶対視としており、前述のダンテツの約束を守るように見せかけて、平然と破った上で用済みとなった彼を切り捨てたり、最後まで抵抗するキョウリュウジャーに対して、「見苦しい」と感じ、「素直に滅びればまだ美しい」と言うなど冷酷非情で傲慢な性格で、カオスがキャンデリラの存在を危険視し、抹殺する進言を聞かされたり、アイガロンアイスロンドキルボレロに攻撃されても平然とするなど、部下を捨て駒程度にしか思っていない。


圧倒的な力を持つ反面、生命体を滅ぼす事を絶対視する余り、滅ぼそうとした種族の潜在能力を軽視しており、人間や恐竜の感情を喰って、人間の感情を極めたが、その潜在能力のすごさを理解しなかったり、部下である戦騎を捨て駒程度にしか見ていなかった事が、大地の闇の消滅や初期の戦騎の反抗を招き、さらに生命体を滅ぼす事を慢心した際、キョウリュウジャーの潜在能力を見抜けずに敗退する要因でもあった。そのため、ダイゴから「出来損ない」と呼ばれる事になった。


劇中での活躍

完全解凍した心が氷結城と融合されると同時に、地球滅亡までの50時間のカウントダウンを示す「闇時計」を出現させる。桐生ダンテツが「トリンを自分に殺させたら、闇時計は止めてもらう」事を条件に一度は停止させたが、実はトリンを始末する為に利用したにすぎず、最初から約束を守る気がなく、用済みとなったダンテツと桐生ダイゴが互いに消耗した所を確認すると再び発動させた(この時点で既に残り5時間になっていた)。


その目的は、大気をスピーカーの膜のような状態にする事で、宇宙に打ち上げた氷結城から悪のメロディを発して地球を滅ぼす事であった。最終決戦ではキョウリュウジャー6人を変身不能に追い込み、決死の奮闘の末氷結城に辿り着いたダイゴとアミィに対しても、ダイゴを負傷させ、氷結城の地下へ叩き落した。

その後、最後の仕上げとして氷結城を宇宙に打ち上げるが、アミィを逃がしたダイゴが再度現れ、対決する。変身不能になったダイゴを圧倒的に追い詰めるも、アミィ達が発した真の地球のメロディの歌声によりキョウリュウレッドカーニバルへの変身を許した上、要とも言うべき大地の闇もトリン達の活躍で消滅してしまい、進退窮まる状況に追い込まれると、焦りを露わに「ここで我を破壊すれば、お前も氷結城ごと宇宙の塵だぞ」と脅すも、既に覚悟を決めていたキョウリュウレッドから「だからアミィを逃したんだ」と一蹴され、最後は地球の真のメロディを受けたキョウリュウレッドに敗れ、「もっと学ばなければ……!学ばなければ我が滅ぼされるぅうううう!!」と叫びながら氷結城共々最期を迎えたのだった。


しかしその寸前ダイゴに、実は自身の上に更なる創造主と呼ばれる存在がいる事を示唆しており、デーボス自身も創造主に作り出された戦闘生命体で、その命令で多くの星々を滅ぼしてきた事が明かされた。また、本編終了から100年後にはデーボス自身の置き土産が地球に新たなる脅威をもたらすことになる。


後に『動物戦隊ジュウオウジャー』の第29話にてバングレイマーベラスから読み取った記憶から実体化した、歴代戦隊の悪の幹部の一人として登場した。

救星主のブラジラと共に大和以外のジュウオウジャーと対決するも、オリジナルでは無いため劣勢に追い込まれ、最期はジュウオウスラッシュを受けて消滅した。


モチーフについて

"蝶絶神"とあるように外見のモチーフには蝶が用いられている。近年唱えられた「恐竜が絶滅した原因は蝶である」という説が元になっている。蝶は恐竜に数と機敏さで上回り、草食に有利だったのではないかというもので、下のURLに詳細がある。

恐竜を殺したのは蝶?

とはいえいくら何でもそれこそ世界規模でサバクトビバッタの蝗害クラス(奇遇にもアニメ「リトルフットシリーズ」にて、住処の植物をバッタに食い尽くされ、移住を余儀なくされる話が存在している)にでもならないと影響はないと思われるし、仮にそんな事態が実際に発生していたとすれば、恐竜どころか生態系そのものが壊滅しそうだが。

ちなみにそれ以前にも「哺乳類に卵を食い尽くされたのが原因」という似たような説が存在していたが、現在は(最近発見された化石から当時の哺乳類恐竜を襲っていたこと自体は証明されたものの)否定されている。

またどちらもモササウルスなど海の生物に関しては該当せず、説明不能になる。


デーボス軍幹部共通の『オズの魔法使い』モチーフについてだが、これは特記事項からもわかるようにエメラルドの都を支配する王…有り体に言えば「オズの魔法使い」その人。しかしてその正体は、魔法使いとは程遠い詐欺師であった。

ちなみに、暗黒種時代の姿がお城や巨大な顔に見えるのも、エメラルドの都と魔法使いが投影していた巨大な顔が元ネタである。



関連タグ

獣電戦隊キョウリュウジャー デーボス軍 ラスボス


グリンジー:星獣戦隊ギンガマンに登場する中の人繋がりの戦隊怪人。大川氏が蝶絶神デーボス役でスーパー戦隊シリーズに帰って来るまで、実に16年の歳月を要した。


異魔神:彼と似たような形態変化をした『ロトの紋章』のラスボス


ネオキングビョーゲン:彼と似たような形態変化をした『プリキュア』のラスボス


グレムリン(進化体)プロトジコチュー:同時期のニチアサ作品におけるラスボス。


スーパー戦隊ラスボスリンク

エンター・ユナイト/メガゾードΩ超絶神デーボスゼット/闇の巨獣

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