ROOTS26
るーつにじゅうろく
ドラマCDに関してはROOTS26_S(suite)を参照。
概要
初期公式サイトによる設定
当初はポスターやシステム画面に登場する「イメージキャラクター」と称されあくまで曲中のレイヤーやリザルト画面に登場するオマケ要素的なものであった。
公式ホームページに掲載されているプロフィールも簡易的で現実世界の一般人がIIDXを通じて知り合った仲間達の日々と言った感じだった。
月刊アルカディア掲載時
シリーズを重ねる内に次第にこれらのキャラクター自体の人気が高まっていき、「月刊誌アルカディア」のIIDXのコーナーで各キャラクターのプロフィールが掲載されるようになる。
各キャラの設定が深く掘り下げられ追加されるようになり、中には様々な漫画やアニメのストーリーに見受けられる日常的から脱する設定も幾つか見られるようになった。
そしてIIDX本編では『9th style』に収録された楽曲でSDで描かれたキャラクター達のアニメレイヤーの「LOVE SHINE」、『10th style』に収録された本編とはパラレルワールド的演出の「DoLL」など、キャラクター主体のムービーが作られた。
その一方で「IIDXに見られた元々のコアで硬派な雰囲気を脱する」と古くからのファンによる(特にLOVE SHINEとDoLLのレイヤーに関して)批判の声も見受けられた。
2004年12月6日にbeatmaniaIIDX IIDX バイブル(通称IIDXバイブル)発売、アルカディアに掲載された各キャラのプロフィールが更新され、REDの(便宜上)初登場の茶倉のプロフが掲載された。
ROOTS26連載開始
2006年6月号から2009年4月号まで『ROOTS26』という各キャラ達を中心に扱ったIIDXコーナーが掲載されるようになる。
そこでは基本的にキャラクターの人気投票やイラスト投稿などが中心であるが、まれにGOLIの描き下ろしイラストや漫画が描かれ、共にキャラクターのバックボーンを書いた各キャラ視線の自分語りとも言えるSSやキャラクター同士の会話、プロフィールが掲載されることがある。
各キャラの設定が深く取り入れ、更に唐突とも言える後付設定が追加される事になり、一部(特に古くからのIIDXプレイヤー)では「中二的な設定」と批判される事もあった。
また、家族愛へのアンチテーゼを表しているのか、一部のキャラ設定で家族内の関係が上手くいっておらずギクシャクしているものも見受けられる。(特に神崎家関連は後のドラマCDにて最悪な結末を迎えることになってしまう。)
内容は日常のドタバタ劇であったが、連載終了間近になると神崎家を中心としたハードなストーリーへと変化していき、後のドラマCDやIIDX本編のゲームモードのストーリーへの布石となった。
また、商業的展開が見受けられ、2007年には「beatmania IIDX フィギュア 1/8シリーズ」(コナミスタイル専売)や「beatmania IIDX ヒロインフィギュアコレクション」(プライズゲーム用)と題したキャラクターのフィギュアが登場している。
また、2008年には『パチスロ beatmania』(KPE)に登場しており、キャラクターの一部に声優が起用されている。
ROOTS26終了後
長年続いたキャラクター達のストーリーがアルカディアからIIDX本編の主要キャラクターが登場するストーリー仕立てのゲームモード(2009年稼働のSIRIUSではパーティーモード、Resort_Anthemではストーリーモード)、それと同時に2009年にコナミスタイル専売でリリースされたほぼ同じ声優陣によるドラマCD『ROOTS26 S[suite](ピクシブ百科事典内ではROOTS26_S(suite)と表記)』にて公開された。
前半は日常的な日々を扱ったストーリーで後半は神崎家を巡るシリアスなストーリーというストーリーで、更にシリーズ化するにつれて一部のキャラの後付設定が増えていき、回収出来るかすら怪しい大風呂敷と言った、初期に見られたIIDXを通じて知り合った仲間達の日常的な雰囲気は脱するようになり、最早IIDXの要素があまり見受けられないハートフルボッコな作風になってしまった。
この頃からイメージキャラだったキャラクター達を全面的に商業的展開を行い、新規IIDXプレイヤーを引き付けるという姿勢が最頂点に達したとも言えよう。
なお、これに対して「叩かれ続けたGOLIがユーザーに対してあえて反感を買うようなストーリーや設定にした」と言う意見が存在する。
その後
IIDX本編ではLincleにてALFARSHEARの世界観を描いたレイヤー「LETHEBOLG~双神威に斬り咲けり~」と戌の正体が描かれた「Round_and_Round」の各楽曲、ROOTS26 S[suite]ではver.5を最後に、公式側からのストーリー展開はおろかプロフィールの更新すら見受けられず、ROOTS26 S[suite]で見られた大風呂敷も未だに回収されておらず、ストーリー上に見られた設定や謎も補完されていない
おそらくROOTS26のキャラ達を全面的に売りに出すという姿勢がIIDXプレイヤーにとってIIDXらしくないとかなり不評で結果的にコケてしまい、ストーリーが打ち切りになってしまったと推測される。
しかしポスターや一部のレイヤーでは引き続きキャラクター達が描かれており、また他BEMANI シリーズ等のゲスト出演にROOTS26のキャラが採用される等、商業的目的の為に特別扱いされてたROOTS26のキャラクター達が普通のイメージキャラクターに戻ったとも言い切れるようになった。
また、GOLI氏がやっているtwitterで時々ROOTS26のキャラ同士の日常的な会話を書き込むこともある。
これらを見る限りROOTS26のストーリーは打ち切られたが、ROOTS26そのものは終わってないと言えよう。
のちに姫留が登場したことで、27人目のキャラクターとなった。
カードコネクトの裏面にROOTS26と書かれているため、正式な一員として扱われている。
(現在では実質的にはただのマスコットキャラクターに近い存在であり、仲良し弐寺日常モノのような雰囲気すら感じられる。ゲーム内イベントの会話も緩いものが多い。)
世界観
設定が記述される上での舞台は、現代の関東地域(主に東京都や横浜市)である。キャラクター達はIIDXを通じて交流する(例外もある)遊び仲間だがその中には幾つかのグループが成立しており、また恋愛関係や複雑な家族関係等から一概に全員が単純な友達同士と呼べる訳では無いという設定になっている。
初期の頃は上記に書かれている通りただの遊び仲間克つその仲間達による日常的な日々の設定だったが、アルカディアで彩葉のプロフィール掲載以降から次第に魔術のような非現実的な要素が取り入れられ、更に重いシリアスな展開に変化していった。
また、平行世界が描かれたDoLL、HAPPY_SKYの楽曲EDENのレイヤー、ドラマCDにて本編の遠い未来を描いたALFARSHEARのよう別のストーリーラインが存在する。
また、HAPPY_SKYの楽曲「EMPTY OF THE SKY」以外はTЁЯRAのムービーに描かれており、ALFARSHEARのストーリー及び世界観を描いたものと思われるムービーのLincleの楽曲、「LETHEBOLG~双神威に斬り咲けり~」もTЁЯRAの楽曲である。
キャラクター一覧
キャラクターについては2006年のインタビューにより登場人物は全部で26人となっており、『IIDX17 SIRIUS』稼動時点での総数も同数である。更に、メインキャラとして登場してはいないが存在が確認されているシアの養父でセリカとエリカの実父である冬夜、ファーボ、そして士朗、エレキの父である弦士を数に入れると既に人物は出尽くしている事になる。
ユーズ (YUZ)
ナイア (NYAH)
士朗 (SHI-LOW)
サイレン(SIREN)
デュエル(DUEL)
ニクス (NIX)
孔雀 (Q-JACK)
ジルチ (ZILCH)
識 (SHIKI)
リリス (LILITH)
慧靂 (EREKI)
セム (SHEM)
彩葉 (IROHA)
英利 (EIRI)
鉄火 (TEKKA)
茶倉 (SAKURA)
緋浮美 (HIHUMI)
天土 (AMETO)
紗矢 (SAYA)
戌 (INU)
姫留 (HIMMEL)
以上、参入順。
用語
場所
ROOTS26
原宿に位置する小さなファッションショップ、オーナーであるセムが経営する。物語の中心舞台になる事が多い。エリカの掛け持ちバイト先の一つである。服飾店にも関わらず、店にIIDXを設置している。メンバー達の衣装はこのショップのブランドになる。オーナーの趣味からかトゲ付き衣装が出されるが、妹である看板娘のリリスにトゲを抜かれ商品を陳列している。因みに孔雀が撮影用に使用した小物類も安価で引き取る事もあった。アルカディアのコーナー『ROOTS26』やドラマCD『Roots26 S[suite]』のタイトルの由来である。
『Roots26 S[suite]Vol.3』のブックレットの巻末ページの年表ではVol.3第4話2部の先の出来事として、セムが達磨にROOTS26の店そのものを譲った。
Xenon-世音-
セムが経営するVJカフェで、慧靂は夜にバーテンダーとしてバイトをしている(家庭の事情を知っているセムに特別に年齢をサバ読みしてもらっている)。
星龍華
横浜に位置する中華料理店でナイアの祖父の経営し、ナイアもここで働いている。後にシアがナイアの元に戻った後は、放課後にウエイトレスとしてナイアのお手伝いをしている。
DOVA
サイレンが講師を務める英会話教室。ニクスが同居したときには彼をバイトに出させた。名前の由来はNOVAから。
西映
孔雀が勤める映画会社で、主に特撮番組を手がけている。『ROOTS26』では火事で全焼してしまった。元ネタは東映より。
華錬学園
津軽や達磨、シアが通う全寮制進学校。全寮制ではあるが、シアや達磨の生活を見ると門限は無く寮生活は強制ではないと思われる。津軽の祖父が出資している為、令嬢である津軽に身を及ぼすものならばそれほどの厳罰を受けるようで『Roots26 S[suite]Vol.1』第二話及び『Vol.2』第一話では教員が機嫌の悪い津軽に恐る恐る尋ねる様子が伺われる。因みに『ROOTS26』で判明した出席番号は達磨は中等科1-B 17番、津軽は中等科1-B 41番となっている。
鉄寿司(くろがねずし)
:識のゲーセンの隣にある寿司屋で鉄火の実家である。鉄火の祖父が親方ではあるが、『ROOTS26』では父親が親方になっている。後に茶倉が女中として昼と夕方に働く事になる。
桐生屋
京都に位置する梅桐家が表向きで経営する呉服屋。主は天土で従業員は緋浮美となっている。因みに緋浮美はあまり呉服屋の仕事を好んでいない様子。
ジョニーズ
『Roots26 S[suite]Vol.3』第一話でエリカが新しく始めた掛け持ちバイト先の一つであるファミリーレストラン。ファミレスではあるが、制服のデザインがアンナミラーズに類似したものになっている。元ネタはデニーズからと思われる。
菱宮センタービル
『Roots26 S[suite]Vol.3』第三話で士郎が菱宮と神崎に関する情報を探し出す為に潜入した菱宮関連企業のビル。結果は先に繋がる情報は得られなかった。そこで士郎はセリカから連絡が入りエリカを探している事、そして紗矢から連絡が来てエリカを捕らえた事を告げられる。
組織・チーム名
神崎家
古から伝わる歴史ある武術を伝える家柄で、遠い昔に梅と神裂きがあったことから梅桐家とは古くから因縁がある。表向きは古武術を教える道場だが裏の顔が存在し、18歳を迎えると伝授される武術と同時に知ることになる。慧靂は18歳を迎える前に家を出たために裏の神崎家を知らないままである。『Roots26 S[suite]Vol.3』第四話にて前主である弦士が禁術により行方不明となり、当主代行である紗矢が後に梅桐に協力する事となり、結果的に神崎家は消失したと思われる。
梅桐家
表向きは桐生屋という呉服屋を経営しているが、古くから伝わる陰陽・錬金術を代々受け継がれてきた家柄。有名な「飛梅」事件に関係し、歴史的人物のとある人物<!--もっと適切な名前があれば書き換えてください-->により「梅」の字を拝領した。歴史を覆す恐れのある書物や宝具などが霊力を施した厳重な蔵に収められ、梅桐家の家柄は代々からそれらを外に出ないように管理をしている。次女である緋浮美は「書」の蔵を、現当主である長女の天土は最も重要な「梅」の蔵を管理している。古くから神崎家とは対立している。『Roots26 S[suite]Vol.3』のブックレットの巻末ページでは後に彩葉が当主になる事がわかる。
菱宮財閥
菱宮コンツェルンとも、津軽の祖父が中心となり華錬学園もこの財閥から出資を受けている。本来は祖父の息子である冬夜が跡を継ぐはずだったが彼は駆け落ちして去ってしまった為に祖父は津軽が生まれる前に彼の記録を抹消し、津軽を跡継ぎに考えているのか厳しく育てる事になる。
尚、『Roots26 S[suite]Vol.3』のブックレットの巻末ページの年表には、その後の結末が書かれておらずには後継者になる筈だった津軽が昏睡状態になってしまったためには最終的には消失した可能性が高い。(研究機関だけ残ったのか?)
菱宮の血族
Vol.3第四話一部にて判明した設定で、神崎の血族とは相反する存在とされており、シアの養父で津軽の叔父の冬夜、そして彼の娘であるセリカとエリカも菱宮の血を継いでいる。
神崎の血族とどう関係があるのか現在でも判明されていない。
光伊財閥
光伊グループとも。10本の指(Roots26 S[suite]のブックレットでは5本の指)に入る神戸の大富豪で、将来に疑問を抱いたケイナは跡継ぎを拒み家出をした。しかしRoots26 S[suite]Vol.3のブックレットの巻末ページの年表では最終的に跡を継ぐことになる。
ビールとアニマ
識・ケイナ・ジルチが結成した音を操る新感覚漫才トリオ。「ローリングかむぱねるらツッコミ」を用いるが余りに斬新なドツキ漫才だったため受けず、結成3日目にして解散。元ネタは言うまでも無くbeatmania。
胃ーあーる漢方
ビールとアニマ解散後に新たに結成した新感覚肉体派音楽バンドユニット。リーダーのジルチがドラム担当、他2名は識がベース、ケイナがギターと思われる(パーティーモードでは識がギター、ケイナがベースになっている)。結成3日後に喧嘩するなど纏まり間がまるっきり無く、結局解散に。しかしまた結成する事もあるがやはり協調性が無い。その様子がSIRIUSパーティーモードで観られる。なお、パーティーモードでのエリカの会話によると駅前のライブハウスでジルチが問題を起こした事により、出禁になったという。
白黒コンビ
彩葉とリリスの学園内での2人の呼び方、白い服を着る彩葉と黒のイメージカラーのリリスからきている。
オカルト研究部
白黒コンビが所属する部活で部員は2人以外いない。活動内容の殆どは惚れ薬を作る事になっている。
術・技
孔雀の目
クジャク・アイとも、早い話おっぱいスカウター。
シロロ魔術
:オカルト研究部にて使用される古の魔術だが当の白黒コンビは惚れ薬を作ってばかりなので、具体的にどのようなものなのかは不明。
梅桐家の術
現時点では緋浮美と天土が使用したのが確認できる。緋浮美使用時は彩葉に対し使用したもので、相手をウサギの姿に変えていた。対象となる相手に向けて、「サラ・マ・グラ・ツィ・ビィ・ゴエ・ゴエ…。サラ・マ・グラ・ツィ・ビィ・ゴエ・ゴエ…。オンッ! サラ・グラ・ソワカッー!!」と呪文を唱える。また天土が緋浮美に対して使用したものは対象となる相手を小瓶に封じ込めるもので、相手に向けて「サラ・マ・グラ・ツィ・ビィ・ゴエ・ゴエ…。サラ・マ・グラ・ツィ・ビィ・ゴエ・ゴエ… メタギ・ウイイラ・トキマキ…。オン・ラープラ・ソワカ!!」と呪文を唱える。
神崎流古武術
神崎家が古くから代々伝われてきた武術。詳しくは書かれていないが、神崎の人間が18歳を迎えたときに「裏」で暗躍するために伝授される武術と思われる。
影柱の鴉 十翼(かげばしらのからす じゅうよく)
『ROOTS26S[suite]Vol.3』第四話第一部にて紗矢が使用した武術。自身の周りに赤紫色の光の帯が発生し、紅い閃光を輝かせながら十枚の刃へと変化していった刀で切りつける。
影柱の月 朧(かげばしらのつき おぼろ)
『ROOTS26S[suite]Vol.3』第四話第一部にて士朗が使用した武術。自身の周りに青い光の帯が発生し刀を青白く光る巨大な刃へと変化させ、切りつける。劇中では、紗矢の「影柱の鴉 十翼」と相殺させる。
影柱の鴉 百翼(かげばしらのからす ひゃくよく)
『ROOTS26S[suite]Vol.3』第四話第一部にて紗矢が使用した武術。自身の周りに赤紫色の光の帯が発生し刀から放たれた赤い感光が無数の刃へと分裂し、刃の渦に変化して相手を攻撃する。
影柱の月 赤光(かげばしらのつき しゃっこう)
『ROOTS26S[suite]Vol.3』第四話第一部にて士朗が使用した武術。自身の周りに青い光の帯が発生し巨大な炎の刃を作り出し、相手に目掛けて撃つ技。紗矢の「影柱の鴉 百翼」と相殺させる。
影柱の大鴉 天翔浄牙(かげばしらのおおからす てんしょうじょうが)
『ROOTS26S[suite]Vol.3』第四話第一部にて紗矢が使用した武術。赤い光の竜巻を発生させそれが巨大な羽の刃へと変化し、竜巻状に回転しながら相手の頭上に刃の雨を降らせる技。
影柱の三日月 双銀蓮華(かげばしらのみかづき そうぎんれんげ)
『ROOTS26S[suite]Vol.3』第四話第一部にて士朗が使用した武術。華のように広がる銀色の光の波紋の中心に刀で十字を斬ると十字に交差したの三日月状の刃が発生し、相手に放つ技。紗矢の「影柱の大鴉 天翔浄牙」と相殺させる。
影柱の二十六月 白陣(かげばしらのにじゅうろくつき はくじん)
『ROOTS26S[suite]Vol.3』第四話第二部の回想にて、士朗との戦いで負傷した弦士が使用した武術でおそらく神崎流の中で最も強力な技だと思われる。自身が眩い白い光に包まれるとそこから光が伸び、対象となる相手に向けて光を放つ技、津軽はエリカを庇ったことで負傷し瀕死になる。使用者の弦士はそのまま消滅してしまうことから自らの命と引き換えに発動させるものと思われる。
影柱の洛陽 廻炎(かげばしらのらくよう かいえん)
『ROOTS26S[suite]Vol.3』第四話第二部の回想にて、士朗が瀕死の津軽に使用した技。使用者と対象者がオレンジ色の光に包まれると使用者が対象者の身体を中心にして刀で円を描き、そして対象者を刀で貫く。使用者の士朗は文字通り姿を消し、対象者の津軽は老化することなく永遠の眠りについてしまう。詳しい効果は不明だが、相手の「時間」を止めるものと思われる。
その他
エレキテル
エレキがXenon-世音-にて作り出している自作ののカクテル。IIDXバイブルの時点で21番まであるが、識やデュエルが飲んだところ良い味にならなかったという(跡付けであるが、エレキは未成年である為酒の味を知らない事が原因だと思われる)。名前の由来は自身の名前とエレキテルから。
ホレホレドリンク
彩葉とリリスがシロロ魔術で作った惚れ薬でサイレンを実験台にエレキの作ったカクテルに入れるが、サイレンは「味が違う」とエレキと口論するのみである。
調音戦隊ハイハットマン
アルカディア第一期掲載時に掲載された孔雀のプロフィールにて描かれた特撮で、孔雀は敵役暗黒皇子ピピルチネの役をしている。過去にサイレンはIIDXに負けた罰ゲームでヤラレ役のお歯黒魔人グロンゾンの姿になったことがあり撮影終了後、孔雀とサイレンは撮影時の衣装のまま歌舞伎町で泥酔し警察署に連行されてしまった事があった。なお、リリスはその2人を追いかけて(実際はサイレン目当て)いたところを彩葉に出会うことになる。
大好き唐揚げ弁当
IIDXバイブルより。どうやらコンビニ弁当の一種と思われる。識はこの弁当を暖めてもらう際に女性店員に「大好き」と言わせようとするお茶目な一面が見受けられる。
ウサピッド
不思議の国のアリスに出てくる時計ウサギをモチーフにしたウサギのキャラクター。『ROOTS26』の表紙漫画で、達磨がホワイトデーに津軽にこのぬいぐるみをプレゼントした。因みにこのストーリーを基にした『ROOTS26S[suite]Vol.2』第一話では、大きめのテディベアに変更されている。
みすっとらん
『ROOTS26』の天土紹介時にて、天土が口にしていたガイド誌。名前の由来はミシュランから。
究極のハニーマンゴースペシャルフルーツメガ盛りパフェ
『ROOTS26』の天土紹介時にて、天土が頼んだパフェ。
ポスターの変遷
基本的には新キャラクターが描かれる。
- 2nd style:ユーズ、ナイア
- 3rd style:士朗、セリカ、ユーズ、デュエル、サイレン
- 4th style:孔雀、セリカ、エリカ
- 5th style:識、ケイナ、ジルチ、セリカ、エリカ
- 6th style:エレキ
- 7th style:セリカ、エリカ、セム(ロケテスト版のみ)
- 8th style:ダルマ、ツガル
- 9th style:彩葉、英利
- 10th style:全員(鉄火が中央に描かれている)
- IIDX RED:茶倉
- HAPPY SKY:シア
- DistorteD:ユーズ(新キャラクター無し)
- GOLD:緋浮美
- DJ TROOPERS:デュエル、茶倉(新キャラクター無し)
- EMPRESS:天土、紗矢
- SIRIUS:戌
- Resort Anthem : 彩葉、リリス(新キャラクター無し)
- Lincle:セリカ、エリカ(新キャラクター無し)
- tricoro:20作目記念のため全員(最上段中央に新キャラクターと思しき女性が描かれている)
- SPADA:鉄火(新キャラクター無し)
- PENDUAL:天土、緋浮美(新キャラクター無し)
- Copula:彩葉、リリス(新キャラクター無し)
- SINOBUZ:茶倉、紗矢(新キャラクター無し)
- CANNON BALLERS:姫留、ナイア、ニクス、英利
- Rootage:姫留、天土、士郎、エレキ
- HEROIC VERSE:姫留、サイレン
家庭用での描き直し
上記ポスターのうち『9th style』と『HAPPY SKY』のポスターは当該シリーズの家庭用のソフトパッケージでは別の画像に差し替えられているが、これはアーケード販促用の画像がCEROの規定する年齢規定やコンテンツディスクリプターアイコンの付加条件(セクシャル)に抵触するためである(『9th』、『HAPPY SKY』それぞれ過度に女性の脚部を強調している)。ちなみに『GOLD』のポスターは前述2作よりも更にそうした描写が為されていたが、タイトルロゴで脚部を覆う工夫をしたため差し替えを免れたようである。
備考
- ツララの記事で記述されているが、元々pop'n music9でセリカ・エリカが出演される予定だった事がわかる。またpop'n music 10の企画でユーザーから「トラン以外のIIDXキャラもポップンミュージックに出してほしい 」[という意見があるが、これはROOTS26のキャラクターを指している可能性が高い。しかし「ポップンにIIDXの[[murmur twins]]を移植してほしい」という意見があったために、それが採用されるついでにトラン以外のIIDXのキャラとして、マーマーツインズが出演することになる。
- なお、ポップン17 THE MOVIE以降は他BEMANIシリーズから移植された楽曲の担当キャラクターは、過去のキャラクターの使い回し、もしくはその色変えとなっているため、ますますROOTS26のキャラクターがpop'n musicシリーズに出演することは難しくなってしまう。
- 長らくポップンにゲストとして出演する事は無く、ポップンにROOTS26のキャラが出るのは無理だろうと思われていたがついに…。
- IIDXが切っ掛けで知り合った仲間達による日常を描いたストーリーから一転し、シリアスな展開になり、Roots26 S[suite]Vol.3では悲劇的な結末を迎えることとなる。 このような路線変更とも言える展開についてはファンからは「新作が出る度に匿名掲示板で叩かれたのが原因ではないのか?」と言われている。