仮面ライダーメタルビルド
かめんらいだーめたるびるど
『ハザードオン!』
『タンク!』
『タンク!』
『ガタガタゴットン!ズッタンズタン!』
Are you ready?
浦賀「―――変身」
『アンコントロールスイッチ!ブラックハザード!』
『ヤベーイ!』
「ハザードを更に進化させた、メタルビルドだ」
CV:趙珉和
スーツアクター:浅井宏輔
概要
『ビルドNEW_WORLD 仮面ライダーグリス』にて北都三羽ガラスの前に現れた黒いビルド。変身者は浦賀啓示。
戦闘では武器は使用せず、徒手空拳と合気道のように相手の攻撃を流す戦い方をする。
北都三羽ガラスが変身したハザードスマッシュを、三人纏めて相手に出来るほどの戦闘力を持ち、ロックフルボトルで精製した鎖を引きちぎるほどのパワーを持つ。
防御力も高く、ツインブレイカーの攻撃を受けても傷一つ付かないどころか、三羽ガラスの合体技を受けても平然と立っていられるほど。
劇中では三羽ガラスを倒し、その後駆けつけたグリスも倒すほどの強さを誇る。
グリスブリザードには苦戦するが、ホワイトパネルを奪い取って取り込み、新たな形態へ進化した。
また、ハザードフォームの欠点である暴走については完全に克服している。
ビルドの事例を考えると、単一の成分のみで変身していることや、ファントムリキッドを用いていることが理由であると推察される。
スペック
パンチ力 | 49.1t |
---|---|
キック力 | 55.3t |
ジャンプ力 | 一跳び63.3m |
走力 | 100mを1.2秒 |
使用アイテム
旧世界での記憶を元に葛城忍が新たに作った物を強奪した。
ビルドの物とデザインは同じ。
部下に桐生戦兎のアジトを襲撃、強奪させた。
- メタルタンクタンクフルボトル
外見は黒いタンクフルボトルで、キャップ部分には黒い背景にT/Tと書かれている。2本セットで使用する。
おそらくはメタルボトルの一種。
変身
警戒色の無いハザードライドビルダーと言うべき専用のフレームで変身者をプレスし、そのフレームを取り込んで変身する。
必殺技
- ハザードアタック
前蹴りで履帯状のエネルギーを前方に伸ばして攻撃する。または空中の敵を膝蹴りで叩き落とし、履帯状のエネルギーを纏って轢き潰す。前者のパターンはグリスに、後者のパターンはグリスブリザードに向けて放った。
- ハザードフィニッシュ
回し蹴りに合わせて発生させた履帯状のエネルギーで周囲の敵を薙ぎ払う。前蹴りに合わせて前方にのみエネルギーを飛ばすハザードアタックよりも攻撃範囲が広く、一撃で三羽ガラスの三人をまとめて変身解除に追いやった。
余談・考察
- タンク×タンク
両目が真っ黒なタンクとなっているが、これはメタルビルドが『完全に心を失った兵器』である事を示しているデザインだと思われる。
相方をドラゴンに取られたタンクが闇堕ちしたとネタにされる事も。
- 成分の干渉
また、両目がラビットであるハザードフォームは成分の変化(?)による干渉で変身が解除され、ラビットフルボトルとローラビットフルボトル+ハザードトリガーで変身したらどうなるのかと戦兎が(ドライバーを装着せず、作動させるだけで)実験してみた結果、成分の干渉によりローラビットフルボトルは砕けてしまった。
同様に単一の成分のみを使用しているにも関わらず変身できたメタルビルドの事を考えると、メタルボトルは通常のフルボトルより成分の干渉に強いと考えられる。
- トライアル・ハザード
変身音声を聞くとわかるが「スーパーベストマッチ!」の音声はなく、ハザードトリガーがない素の状態はトライアルフォーム「タンクタンク」になることがわかる。
ベストマッチフォーム以外でのハザード化は宇宙船160号の解説にある通り可能である事が示唆されていたが、偶発的に起こったラビットラビットを除けば使用されなかった。
- 玩具化について
前作ボスのキルバスパイダーと同じ様に、プレミアムバンダイでの販売にいたるまで長い時間がかかったが、こちらの変身音自体は既に売られているタンクフルボトル2つ(とハザードトリガー)で再現できる、黒く塗装したり、なかにはラベルを自作する事で劇中プロップに限りなく近づけようとしている猛者もいる。
このうち、黒く塗装することについては比較的簡単に再現できる。