グラエナ
ぐらえな
基礎データ
多言語版の名称
英語 | Mightyena |
---|---|
イタリア語 | MIGHTYENA |
スペイン語 | MIGHTYENA |
ロシア語 | MIGHTYENA |
フランス語 | GRAHYENA |
ドイツ語 | MAGNAYEN |
中国語 | 大狼犬 |
韓国語 | 그라에나 |
概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第3世代)に初登場したポケモン。
オオカミの様な外見をしており、中国語名も犬(狗)という漢字が入っている為、よく犬科系のポケモンだと思われるが、中国語でハイエナは鬣狗や土狼と表記される為、モデルはハイエナである。
名前のモデルはおそらく、グランド(大きい)+ハイエナ。
野生のグラエナは、10匹程度の群れで行動する。
リーダーの命令には絶対に逆らわず、一糸乱れぬチームワークで獲物を追い詰め、仕留める。
獰猛なうなり声をあげながら姿勢を低くしている時は攻撃の前触れで、鋭くとがった牙でがぶりとかみつく。
また、グループで行動していた野生の血が残っているので、優れたトレーナーだけをリーダーと認め、その命令には絶対服従。
個体によっては、はぐれ狼的なやつもいたりする。(トレーナーが捕まえることが多い)
アブソル同様、凛々しい見た目に惚れてしまうトレーナーも多い。
生息地はモデルからして森林や平原、サバンナだと思われるが、NEWポケモンスナップを見るに雪原に生息する個体もいるようで、こちらでは狼要素が強く、オオタチを捕食対象にしているようである。しかしながら、アローラサンドパン相手では分が悪く、諦める事も。
野生のグラエナはまれにモモンのみを持っている。
ゲームでの性能
種族値
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
70 | 90 | 70 | 60 | 60 | 70 | 420 |
色々と育て方を工夫しないと実戦に持っていきづらい難儀なポケモンである。しかしそこを乗り越えて勝利を勝ち取るのがポケモントレーナーの愛と言えよう。
序盤のポケモンの宿命か、種族値は一つも100を超えておらず能力値はけして高いと言えない上、アタッカーとしては火力、素早さともにグラエナを上回るアブソルの存在も痛い。
そこで、アブソルにはないとくせい「いかく」、そして「いかりのまえば」や「あくび」、「カウンター」といったそこそこ優秀な技を駆使して差別化を図っていこう。また、3色キバも覚えるため攻撃範囲も狭くはない。
また、第6世代で「かみくだく」を再びレベルアップで覚えられるようになったのも嬉しい。尤も、先制技である「ふいうち」や相手の攻撃を活かす「イカサマ」を用いたほうがいくらか有用である。
弱点にフェアリータイプが追加されてしまった。「どくどくのキバ」や「アイアンテール」を覚えられるので対峙は可能だが、素直に退いたほうが懸命だろうか。
ORASからバークアウトを自力で覚えるようになった。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
漫画版
アニメ版
- カクリのグラエナ達
- AG11話でポケモン保護区の森で出会った保護官のカクリのポケモンで複数体登場。しかし、一匹だけポチエナであり、グラエナ達と同じ時期に生まれながら未だ進化出来ずにいた。一度もポケモンの進化を見た事がないマサトがグラエナに進化させようとしていたが、その途中ロケット団に捕らわれる。最初は「かみつく」を使わなかったポチエナだが、マサトの呼び掛けと捕まった仲間達の為に「かみつく」を使って網を引きちぎった事でグラエナへと進化を果たした。
- サイドストーリーでコサブロウの新たな主力で登場。
- AG編では、マグマ団したっぱや幹部のホムラの手持ちとして登場する。
- 新無印7話ではホウジの手持ちで登場。
- 劇場版
その他
漫画版
ルビーのNANA
・性別:♀️ ・特性:いかく
・性格:いじっぱり・個性:まけんきがつよい
「時の流れは移りゆけども、変わらぬその身のかっこよさ。身につけたるは豪殻な威嚇、ポケモン・グラエナ、名前はNANA」
ルビーが幼い頃センリから3匹譲り受けた中の1匹である幼なじみポケモン。「かっこよさ」部門担当で毛ヅヤと身のこなしは天下一品。ムロタウンの石の洞窟でクチートとの戦闘を経てグラエナに進化した。
センリから本来はポチエナのままでは覚えない「はかいこうせん」をポチエナ時代に教えられている。
- 12章ではフレア団したっぱのポケモンが登場。