基礎データ
進化
概要
白くてまん丸な体に手足が生えた姿をした笑顔が可愛い鯨ポケモンで、見て分かる通りハルクジラの幼体。どことなく藤子不二雄作品にいそうな眼をしている。
名前の由来は、勿論「歩く」+「クジラ」から。
角が額に1本生えているので、セミクジラやホッキョククジラの他にイッカクを一見思わせる姿をしている。白い体色はシロイルカにも似ている。
他のアルクジラと5匹程のグループを組んで寒冷地で暮らしている。雪や氷に含まれるミネラルが好物。
人間に対して警戒心を持っていないのか、プレイヤーが近寄っても逃げたり襲ってくることはない。
それどころか興味深そうにこちらを見つめてきたり踊るように飛び跳ねたり、さらには後ろを向いてこちらに向けて尻尾を振ってくる。かわいい。
- アルクジラの人懐っこさと「アルクジラのあぶら」をドロップする点も、温厚で人懐っこく、海岸近くに現れるゆえに油目的で乱獲されたセミクジラやホッキョククジラ類と共通している。
遥か大昔は完全な水棲だったが、ある日を境に陸地に上がって暮らすようになり、同じ鯨ポケモンのホエルコ系統とは近縁種にあたるらしい。
一方でホエルコ系統は大昔は陸棲だった可能性が指摘されており、陸生のアルクジラが海洋進出した結果ホエルコ系統が生まれたのか、水生のホエルコ系統が陸に上がった結果アルクジラ系統が生まれたのかは、唱える学説によって判断の分かれるところだろう。
なお、現実のクジラは四足歩行の陸生哺乳類が水中に適応し現在の姿となったため、この進化に則れば前者だろう。
ただし、アルクジラ系統は陸生にもかかわらず水生のクジラに近しい姿をしているため、一度水中に適応したホエルコ系統が再び陸に上がりアルクジラ系統になった(つまり陸→海→陸)可能性も高い。
色違い個体は、グレーの体色に橙色の模様がある。
ゲーム中ではこおりタイプらしく豪雪地帯のナッペ山を住処としているほか、そこにジムを構えるグルーシャがバトル用のポケモン達とは別に相棒として連れている。
特性「ちからずく」を持つこおりタイプは、アルクジラ系統が初となる。
(原種のせいで勘違いしがちだがガラルヒヒダルマはちからずく持ちではない)
また、新技「アイススピナー」をレベルアップで習得する唯一の系統でもある。
関連イラスト
関連タグ
鯨ポケモン
こおりのいし繋がり
同こおり単タイプ
ポワルン(ゆきぐものすがた)
33-4:種族値が334なので連想したプレイヤーもいる。