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SHOCKERの編集履歴

2023-03-19 10:16:25 バージョン

SHOCKER

しょっかー

SHOCKERとは、『仮面ライダーTHE FIRST/NEXT』、『シン・仮面ライダー』に登場する組織である。 ※メイン画像は『シン・仮面ライダー』におけるSHOCKERのロゴマーク。

概要

  1. 仮面ライダーTHEFIRST』に登場するテロリストの名前。
  2. シン・仮面ライダー』に登場する組織の名前。
  3. アメリカのパンクロックバンド

本記事では、1と2について解説する。


THE FIRSTのSHOCKER

SPIDER

"Sacred Hegemony Of Cycle Kindred Evolutional Realm"="SHOCKER"とされた。訳すならば「同種の血統による全体の、神聖なる支配権」と言ったところか。


人類と経済を裏から支配しようとする秘密結社。改造人間の候補として選ばれた人間に「おめでとう」と言いながら赤いバラの花束を贈るなど、改造人間になることを名誉と考えていることを窺わせる。

その手段として人々を拉致して改造人間に仕立て上げる他(病人をスカウトする場合も)、暗殺などを行っている。旧作と比べると作戦に派手さがない為、まさに秘密結社然としている。一般人殺害に関しては特にペナルティはない。


怪人のデザインは仮面ライダー(ホッパーのような仮面のデザインとなっている。この為、顔もメット方式である他、ショッカー戦闘員のデザインも著しく異なる。

旧作同様に倒されると爆死するようで、機械的な改造が施されていると思われるが、詳細は不明。

普段は改造前の姿で人間社会に潜伏しており、人間体でもある程度の怪力を発揮できる。ただし、ショッカー怪人は改造の副作用として血液交換を行わなければリジェクションと呼ばれる症状を引き起こす(ただし、本郷猛にはその症状が起こっていない)。


首領(CV:納谷悟朗)らしき人物が存在し、幹部はIT企業のトップであるアジア風の衣装を着た女性(演:佐田真由美)、死神博士似の老紳士(演:天本英世/CV:丸山詠二)、どこぞの歴史の管理者似のストリートファッションの若者(演:ISSA)の3人だが、劇中ではその正体は明かされていない。


なお、こちらでは『THE FIRST』時点では壊滅しておらず、続編の『THE NEXT』でも登場。

こちらは旧作後半に登場したゲルショッカーや続編の『V3』で登場したデストロンの要素を持っており、ホッパーの量産型であるショッカーライダー武器と動物の性質を持つ改造人間(以下、便宜的に機械合成怪人と称する)を主力に持つ。


劇中に登場したV3や機械合成怪人はIT企業エクサストリーム社内に散布したナノロボットによる改造実験で誕生した。ただし、成功率は極端に低く、失敗すれば死体の山が積み上げられる事になる(シザーズジャガーはこの事件よりも前に誕生しているので、以前からショッカーは改造実験を行っているらしい)。

これにより、『THE FIRST』時点と比べて改造人間の性能は格段に上がっており、リジェクションが起こらず、ショッカーへの帰属意識が強くなっている(ただし、中には裏切り者が出たり、改造が完了したのにもかかわらず、ショッカーへの帰属意識がなく、事故から暴走したものも存在している)。


シザーズジャガーが店主を務める「LEGEND OF GATHERING」というレストランの地下が基地になっており、劇中では仮面ライダーたちの活躍によって基地が陥落するも、やはり組織自体は健在である。


構成怪人

『THE FIRST』時代

元ネタは萬画版『仮面ライダー』に登場した怪人。

名称モチーフ人間体
ホッパー1号(仮面ライダー1号)バッタ本郷猛
ホッパー2号(仮面ライダー2号)"一文字隼人
スパイダークモタクシーの運転手
バットコウモリハイテンションな男(名称不明)
コブラコブラ三田村晴彦
スネーク原田美代子

『THE_NEXT』時代

元ネタは『仮面ライダーV3』に登場した怪人が中心。

名称モチーフ人間体
ホッパーVersion3(仮面ライダーV3バッタ風見志郎
ショッカーライダー"不明
チェーンソーリザードチェーンソー+トカゲ風見の元秘書
シザーズジャガーハサミ+ジャガーレストランのオーナー
正式名称不明不明風見ちはる

シン・仮面ライダーのSHOCKER

秘密結社Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling、通称SHOCKER。訳すならば「計量的な知能の埋め込み改造により持続可能な幸福を目指す組織」。

ロゴマークには、"IF YOU WANT TO BE HAPPY,BE."という、ロシアの小説家にして思想家トルストイの名言を引用したスローガンらしき英文が添えられている。


ロゴマークは原作と比べて地球が無くなり、中心部にフリーメイソンショッカー首領のような瞳が記されており、ネオショッカーのロゴも彷彿させるようなロゴとなっている。


2022年3月18日に映画公式サイトにてSHOCKERのロゴの他に"蜘蛛"、"蝙蝠"、"蜂"のエンブレムが公開された。

同年5月13日からは、SHCOKERの公式アプリが配信開始。映画作品の最新情報やグッズ販売、そしてSHOCKERの名を広めるための活動の呼びかけ等が行われている。


構成怪人

プロモーション映像A/Bにて蜘蛛男らしき怪人が、特報にて蝙蝠男蜂女らしき怪人の姿が公開された

(尤も、先述したように登場自体は特報の公開前から示唆されていた)。


2022年12月24日にSHOCKER公式アプリにて「第1バッタオーグが逃走」との報が出され、同時にアプリの機能の一つである「SHOCKER構成員証」のリストから当該する構成員のエンブレムが削除され、変わりの選択肢として"サソリオーグ"が追加された。


公式Twitterの情報によれば、本作の怪人たちは人間に別の生物の能力を掛け合わせた「オーグメンテーション」と呼ばれる技術で身体能力を強化された上級戦闘員に当たる存在の様である。


シン・仮面ライダーチップスによると、「掛け合わせる生物は爬虫類や毒のある生物は「いいあんばい」だが、植物とは「かけはなれているのでむつかしい」らしく、多数の人体実験の結果、昆虫が適しているとの声が強まっている」と書かれている。












この先ネタバレ












その実態はこれまでのショッカーと比較してもかなり異質で、人類の幸福の結論として深い絶望にある人間を支援する組織


こう書くとまっとうな組織に思えるが、実際のところは真逆。

深い絶望にある、つまり思想がねじくれている人間にオーグメンテーションを施し、上級構成員となった者は各々の欲望に沿った、自分だけの幸福を実現させる為にその力で人間に害を成す。

組織としての活動も上級構成員による個人プレーがほとんどで、実質トップとして君臨している緑川イチローの命令に従う者もいるが、その本心は結局自身のエゴを満たすためでしかない(各上級構成員達の目的は、殺人による幸福感の享受、ウイルス兵器による人類淘汰、プラーナ技術による洗脳・奴隷化、全人類の解脱と、見事に噛み合ってない)。

その為、上級構成員の大半は専用のシンボルが刻まれた拠点を持ち、戦闘員を指揮する等様々な権限を与えられている。

なお機密保持の為、SHOCKERに属する者は全て死亡時に肉体が分解・消滅する処置が施されている。


従来の様な首領は存在せず、SHOCKER創設者が開発した人工知能アイがその使命を引き継いでいる。

SHOCKER創設者の正体は日本のとある大富豪で、アイとジェイ、ジェイの発展型のケイを作り出し、アイとケイにSHOCKERの運営を任せて自ら拳銃自殺で命を断っている。


本編作中において、緑川イチローを含む6名の上級構成員が倒されているが、これらはSHOCKER構成員のほんの一部に過ぎず、『THE FIRST』や『THE NEXT』同様にSHOCKERは壊滅せず健在。

本郷の意志とマスクを引き継いだ一文字隼人仮面ライダーと今後も戦い続ける事を示唆する形で物語は終了している。


関連タグ

仮面ライダーショッカー

ノバショッカーダークザイド:FIRST版ショッカーのように経済を裏から牛耳る悪の組織。

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