アーマータイム!
カメンライド!ワーオ!
ディケイド!ディケイド!ディケイドー!
ウォズ「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え過去と未来をしろしめす時の王者
その名も仮面ライダージオウ ディケイドアーマー!」
士「お前…誰に向かって言ってんだ?」
概要
ジクウドライバーにディケイドライドウォッチを装填したアーマータイムで召喚されるライダーアーマー。
その名の通り仮面ライダーディケイドの能力を持つ。
いわゆる中間フォームに該当する形態であり、EP14でジオウが変身した。
尚、ジオウⅡが登場してからはRIDER_TIME_龍騎を除いて一切登場していないが本編後の物語である「RIDER TIME 仮面ライダージオウ VS ディケイド 7人のジオウ!」にてまさかの再登場を果たし、ある意味本編でのリベンジを果たす事になる。
本編で出番が少なかったのは事実ではあるが、スピンオフでは高頻度で切り札として使用されている為、現在では完全な不遇とは言えなくなっている。
容姿
今までのライダーアーマーと違い、全身がそのままディケイドを模したマゼンタと銀のアーマーに覆われている。
顔面はケータッチを連想させるモニター状になっており、複眼が「ディケイド」の文字になったディケイドの顔が表示されている(よく見るとカードのバーコードなども描かれている)。誰が呼んだか画面ライダー。
右肩にもバーコード状の「ディケイド」の文字があり、胸部から左肩にかけてバーコードが刻まれている。
バーコードの下の数字はディケイド放送年の「2009」に続けて「453145」と刻まれており、これは元々ディケイドのライダーズクレストにも書かれていた数字でもある。
(1→a、2→b…といった風にアルファベットに置き換えると「decade」となるもの)。
アーマー装着時はジオウのライダーズクレストが描かれたカードが周囲に現れ、それぞれがアーマーの一部を装備したジオウの幻影に変化し、それらが重なって装着される。
スペック
パンチ力 | 18.7t |
---|---|
キック力 | 43.3t |
ジャンプ力 | 49.1m(ひと跳び) |
走力 | 3.2秒(100m) |
※ファイナルフォームタイム時の数値は該当項目を参照。
能力
胸部「アタックブレスター」に全ての仮面ライダーのデータをアーカイブしており、その能力を使いこなすことができる。
更に胸部から肩部を覆う装甲「ディヴァインアッパープレート」は50tの衝撃にも耐える。
また、アンダースーツは生地に微粒子サイズで封入された「シックスエレメント」の結合配列を自在に操作することで、一時的に各仮面ライダーのスーツと同等の性能に変化。
その際、マテリアル及びデータ供給を受けた装甲も10層中8層が一時的に各仮面ライダーのスーツと同等の性能に変化する(上2層は外部にパージされる)。
頭部スクリーンも2次元的に仮面ライダーの頭部を再現することで、3次元のオリジナルと同等の性能を得ることができる。
小説では、世界の壁を超えたり、時間を移動する能力を持っていることが判明している。だが流石に門矢士のようにはうまく扱えない模様である。
ファイナルフォームタイム
ディケイドライドウォッチの「F.F.T.スロット」へレジェンドライダーのライドウォッチを装填することで、そのライドウォッチの力を「次の段階」へと引き上げる事ができる。「次の段階」とは各ライダーのいわゆる「中間フォーム」の事であり(但し、龍騎には中間フォームが存在しないため最強フォームの姿となっており、このことを踏まえるとカブトも同様の判定になると思われる)、それらを模した姿に「フォームチェンジ」することができる(公式サイトでもアーマータイムは「変身」、こちらは「フォームチェンジ」と分けられている)。
武装
ライドヘイセイバー
ディケイドアーマーのメイン武器。
ハンドセレクターを回転させる事でジオウを除く19の平成ライダーの技をアーカイブデータから選択・現実化することができる。
「ライドウォッチベース」にライドウォッチが装填されている場合、複数の技を選択可能な必殺技状態となり、ハンドセレクターを3回転させることで全技を同時に発動する超必殺技となる。
必殺技
ライドヘイセイバーを用いる必殺技は該当項目を参照。
- アタックタイムブレーク
ジクウドライバーの回転で発動する必殺技。
劇中未使用。
ガンバライジングやシティウォーズではディケイドの必殺技であるディメンションキックと同様の巨大なカードを、ディケイドとは違い一直線状には並ばず相手の周囲にランダムで展開、それらを全てキックポーズで縦横無尽に通過(もしくは反射)してから最後にトドメのキックを叩き込んでいる。ディメンションキックを模した技ではあるが、感じとしては仮面ライダードライブのスピードロップ、或いはガンバライド版ディメンションキック(激情態)が一番近い。
- ファイナルアタックタイムブレーク
ファイナルフォームタイム時の必殺技。
ドライバーの回転ではなく、ディケイドライドウォッチのボタン操作で発動する。
EP15ではビルドフォームで発動し、スパークリングフィニッシュと同様のキックを叩き込んだ。
EP19ではオーズフォームでキック技を繰り出したが、オーラの妨害でゲイツと同士討ちさせられてしまった。
『RIDER TIME 龍騎』では龍騎フォームで発動し、ドラゴンライダーキックと同様のキックを叩き込んだ。
ガンバライジングではビルドフォームがこの技を使用。演出自体はアタックタイムブレークにラビットタンクスパークリング特有の炭酸のエフェクトが付いたものとなっているが、シンプルながらもディケイドアーマーの特性をうまく活かした演出と言える。
シティウォーズではゴーストフォームがメガオメガフォーメーションを発動している。
ディケイドライドウォッチ
カメンライド!様々な仮面ライダーに変身するライダーは…ディケイドだ!
仮面ライダーディケイドの能力を持つライドウォッチ。
今までのライドウォッチとは大きく形状が異なり、回転ギミックの代わりにライドウォッチ装填用のスロット「F.F.T.スロット」を持つ。
EP13の時点で門矢士が所持しており、EP14でゲイツのゴーストライドウォッチの力を奪う代わりに彼に授け、後にソウゴの手に渡った。
ディエンドライドウォッチ
カメンライド!様々な仮面ライダーを呼び出すディケイドのライバルは…ディエンドだ!
仮面ライダーディエンドの能力を秘めたライドウォッチ。
アーマータイム使用時の必殺技冠詞は通常時のディケイドと同じく「アタック」。
『ゲイツ、マジェスティ』でゲイツマジェスティの力を構成するライドウォッチの1つとして登場。
ガンバライジング
ライダータイム2弾の頃に参戦。てれびくん1月号の付録カードで先行登場もしている。
変身直後は「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えてて!!」と台詞を決める。
必殺技は、『アタックタイムブレーク』。「ディケイド ファイナルアタックタイムブレーク」の音声共にディケイドのカメンライドカードを相手の中心に向けて投げ飛ばして拘束し、上記のアタックタイムブレークの通りのキックを行う。投げ飛ばしたカードで相手を拘束するのだが、カードを投げつけるのは「なんか違う気がする」。
シティウォーズ
18年12月のシティウォーズフェスで初登場。
後に実装された新機能「覚醒」のトップバッターにも選ばれ、リーチが広く扱いやすかった通常攻撃が更に強化されており、最強ライダーがディケイドアーマーと称えるユーザーも多い。
フェス限必殺技の『アタックタイムブレーク』は超広範囲に当たる技な上、直後に実装された常設必殺技の『スクランブルタイムブレーク』はシティウォーズ史上最速の発生を誇るのだが…
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ガンバライダー - 頭部の形が酷似しており、モチーフの一つと考察されている。ちなみにディケイドはガンバライドの販促も兼ねていた。
中間フォーム(1つ目)
ラビットタンクスパークリングフォーム←ディケイドアーマー→シャイニングホッパー
ジオウの中間フォーム
ディケイドレジェンドライダーフォーム
ディケイドフォーム → ディケイドアーマー → カメンライディングディケイド※
※どの媒体においても変身しない