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みどりのマキバオーの編集履歴

2023/06/15 19:39:11 版

編集者:takaho

編集内容:記事本文を追記

みどりのマキバオー(みどりのまきばおー)とは、つの丸による競馬漫画。

週刊少年ジャンプに1994年50号から1998年9号にかけて連載。物語の終盤に連載が打ち切られたため、完結編が『赤マルジャンプ』1998年SPRINGに掲載された。

作品解説

作者お得意の下品な下ネタやギャグ、極端なデフォルメなどがふんだんに盛り込まれているものの、それとは裏腹に物語の大筋自体は非常にシリアスで重厚。

動物と人間が普通に会話できるなどのファンタジーな要素も多分に含むが、「実際にたれ蔵のような馬格の競走馬が存在したらどのようなことが起こるのか?」を現実的にシミュレーションした内容や、子どもにもわかりやすく描かれたレース中の駆け引き、個性豊かなライバル馬たち各々のドラマ等など、極めて真っ当な正統派競馬漫画として根強い人気を誇る。

第42回(平成8年度)小学館漫画賞児童部門受賞。

2007年には『週刊プレイボーイ』にて続編『たいようのマキバオー』が連載を開始した。

あらすじ

優秀な血統から生まれたはずのマキバオーことうんこたれ蔵は、親に似ても似つかぬ小さく白い体の持ち主。最初は競走馬になるのは絶望的と考えられていたが、徐々に競走馬としての突出した才能、何より持ち前のど根性で、カスケードをはじめとする多くのライバルたちと戦い、一流競走馬としての道を歩んでいくことになる。

登場人物

※はアニメオリジナルキャラクター。富勝は富次郎の息子、麗は平七郎の娘、ヒゲ治は信彦の息子、胸尻は女性記者、と子供や女性の枠を増やし、低年齢層がより共感しやすいように改変されている。

本多リッチファーム陣営

カスケード(CV:玄田哲章

本多平七郎(CV:加賀谷純一

本多麗(CV:白鳥由里

服部政人(CV:大滝進矢

関連作品

アニメ

フジテレビ系列で1996年3月2日から1997年7月まで全61話が放送。

監督は阿部記之。アニメーション制作はスタジオぴえろ

原作の物語背景が物凄くシビアな為に、子供達にも分かりやすく理解し、大人達の代弁者として牧場経営者の子供達をオリジナルキャラとして採用。

その後は、放送開始から15年後の2011年にはCS局フジテレビONE、TWOで再放送、2012年にはCSのキッズステーションで再々放送で、同年10月1日夜8時とリピート放送の翌1時30分に再々々放送。また、ネットではふらっと動画でも配信された。

2022年にBlu-rayBOXが発売されるのを機に原作最終話を新規短編アニメとして収録。

主題歌

オープニングテーマ。福井謙二三宅正治青嶋達也のフジテレビアナウンサー(当時)三人組で、実際に競馬中継の実況もしていた。その為アニメでも実況をしている。

エンディングテーマ。

余談

  1. 単行本の裏表紙では、「JC(ジャンプコミックス)」のロゴ部分に「ジャパンカップ」という作者の手書き文字が付け足されているお遊びがある。
  2. 上記の通り、実際の競馬中継の実況担当アナウンサーがアニメでも実況を担当している。また2003年~2010年にかけて競馬中継の『DREAM競馬』→『競馬beat』(西日本中心のフジテレビ系の放送)でモーリアロー役の山田雅人が東海テレビ放送製作分の司会も務めている
  3. 最近は2014年3月から公営競技総合サービスサイトである「オッズパーク」のイメージキャラクターとして主人公のミドリマキバオーを用いている。。CMでは犬山イヌコが声を担当し、地方競馬場・競輪場・オートレース場では着ぐるみのマキバオーが出演するイベントも行われている。
  4. TVアニメ版の第1話サブタイトル「生まれてオドロいた!」は、前番組である幽遊白書第1話サブタイトル「死んだらオドロいた!」から引用されている(最初の4文字の意味も対となっている)。ちなみに幽白の監督も同じである。
  5. 時が経ち平成終期(令和)頃にウマ娘プリティーダービーによってアニメ及びゲームではみどりのマキバオーをモチーフとした小ネタやキャラクターが登場している事によって同じ競馬を題材にした作品同士の影響力は大きいようで再燃している。

別名・表記ゆれ

マキバオー

正式タイトルは「みどりのマキバオー」だが、略して、マキバオータグが付けられることが多い。

また、主人公ミドリマキバオーも略してマキバオータグが付けられることが多い。

関連イベント

STARHORSE3とのコラボレーション企画

2014年12月25日から2015年1月12日の間、メダルゲーム「STARHORSE3」とのコラボレーション企画として、『マキバオー記念』というスペシャルレースが企画された。

漫画作品とコラボレーションしたのは「北斗の拳」についで2作目である。

ベースとなったのは作中で行われた日本ダービーとなっており、ミドリマキバオー・カスケード・サトミアマゾン・ベアナックルらが登場した。

ウマ娘 プリティーダービー

Cygames社によるメディアミックス作品『ウマ娘 プリティーダービー』(以下『ウマ娘』)のCMソングとして「走れウマ娘」が制作され、2018年10月にCDシングルとして発売された。

後に「ウマ娘 シンデレラグレイ」×「みどりのマキバオー」コラボイラストが、「週刊ヤングジャンプ 39号」で表紙の一角を飾っている。詳しくはウマ娘マキバオーダービー

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みどりのマキバオーの編集履歴

2023/06/15 19:39:11 版

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