キラめく海原(セカイ)が待っている。
曖昧さ回避
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概要
シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK、神田川JETGIRLSで知られるマーベラスおよび、その開発子会社であるHONEY∞PARADE GAMESのスマートフォンアプリゲーム。
対応プラットフォームはDMM GAMES(残念ながらFANZA版は無い)、Google、Apple。キャラクターデザインは漫画家・イラストレーターのたくじ氏が担当。
南国の人工島「ワダツミ」を舞台に繰り広げられるプロスポーツ「ジェットバトル」。
プレイヤーはコーチとして、彼女たちをトレーニングで鍛え上げ、日々のコミュニケーションを通して絆を深め、「ジェットバトル」の頂点を目指して行く。
制作会社の代表的なゲームを見て皆これがどんなゲームかはなんとなく察しがついてると思う。
実際に登場人物のほとんど(主人公チームに至っては全員)が巨乳・爆乳かつ衣装も水着などの露出度が高かったり、セクシーなものが多く、発表当初から「デカパイウェーブ」の俗称で呼ばれるほど(そもそも普段着の露出が凄いキャラもいたりする)。
そして秋シーズン真っ只中でのサービス開始なのに、その時点でのURキャラは水着のみであり、初のイベントでも新たに追加されたURキャラは水着のみである(入華達チームKIRISHIMAの試合時のユニフォームは既に水着と大差ないものだろと突っ込んではいけない)。
そしてサービス開始からおよそ2ヶ月、12月12日から始まった新イベントでようやく水着以外の冬服のURキャラが追加されたが、胸元の主張が強い服装だった。
まぁ、何が言いたいかっていうと、いつも通りのマーベラスである。いいぞ、もっとやれ
ただし、マーベラス作品にしては珍しく貧乳率が高いチームがある。
ただし、対戦時に閃乱カグラなどの様にダメージで服が破ける描写はない…チッ(舌打ち)
なので負けた方は海に落ちた後、大事なところを隠そうとしているが、服が脱げたり破けたりはしていないので、隠れているはずなのに隠そうとすると言う謎行動となってしまっている。
妙に不自然な行動のため開発時まではブレイクで破れる予定がAppStoreの審査に引っかかったという説もあるが定かではない。なお、メモリーのグラフィックではDMM版とストアアプリ版の間に差分があることが公表されている。
リリース早々から当初の計画を大幅に超える売上をマークし、マーベラスの2022年度決算資料では「好調に推移し、下期において、大きく業績貢献いたしました」と評価されている。2023年の年明けからは各社が立て続けにグッズの製造・販売を開始し、一躍新たな主力タイトルに名を連ねた……のだが、他のタイトルが足を引っ張って本作の儲けを盛大に吹っ飛ばしてしまったため、こちらに悪影響が及ばないよう祈るばかりである。
2023年8月23日に200万ダウンロードを達成した。
ストーリーの特徴
本作はジェットバトルと言う架空のマリンスポーツを題材としたスポ根ものであり、「憧れのジェットバトル選手になり憧れの会社に入ったヒロイン咲宮入華が、コストカットや事業撤退を考えて衰退している会社の現状と、強力なライバル達が増えチームとして衰退してしい先輩の所属選手たちも心折れつつあると言う苦境を、同じく新人で未経験者でありながら、同社の選手だけで無く敵チームの選手からも実力と人格を信頼される
逸材コーチ(プレイヤー)と共に、交流や個性的かつ魅力的な敵企業チームのライバルと切磋琢磨しながら成長し、ジェットバトルから撤退しようとする自社KIRISHIMAを立て直す王道的な内容である。
だが、この手のジャンルでは割と多い「企業や選手が黒い陰謀や私利私欲で主人公たちを苦しめたり足を引っ張って行く」展開が一切存在せず鬱展開胸糞が殆ど存在しない。
全くない訳ではないが大抵は登場人物の株上げよろしく、
やらかしたモブが因果応報の目に遭うケースが多い。
その性格故に常に批判と炎上に晒されてるキャラもいるが、ある意味そういうネタキャラとしてファンからは愛され、炎上を糧に成長していく人物と不幸な身の上で誰とも打ち解けようとしなかったが、出会った「いい大人たち」との出会いを通して少しではあるが心を開いて行く人物もいる。
敵として立ちはだかるチームも目的や手段は様々で会社やライバルとして手加減はしないが、それぞれ
・勢いがあり一強と言える大会社で因縁の相手だが、ジェットバトルに対する真摯な姿勢は本物の最強に相応しい、それでいて個性的で愛すべき親友としてもライバルが集うチーム
・一強のライバル会社の存在に悩まされてはいるが、それを蹴落とすのではなく、自社の技術力と時に柔軟かつ斬新な発想で対応。企業的に手を組む仲間だが、試合では手を抜く事はない
・一方的に主人公のチームを目の敵にしてるが、実際のところは一番の仲良しかつ、ここ一番ではなくてはならない仲間である企業でチーム
ジェットバトルの実況者として地位を確立しつつも、そこから先に脱却できないDJと謎多きアイドルが更なる飛躍の為に戦いの場に進出したチーム
と言った感じであり、バトルとスポーツを題材としつつ明確なメイン悪役が存在しないと
アプリゲーはおろか、ここ近年の美少女ものでも類を見ない優しい世界である。
第二部で全く雰囲気の違う新企業とチームが登場して、今後の方針が変わるのか?
…と思ったら現時点では期待を裏切らない位ドルウェブらしい面々だった。
だが、ヒロイン咲宮入華の台詞
「試合の時は負けない! って気持ちでぶつかりますけど、それが終ったらお友だちです!」
の表す通り、普段は仲良く遊んだりグダグダしたり、珍事が起こったりもして和気あいあいとしているが、いざ試合になればぬるい情けも安い同情も無いただひたすら真剣勝負と言う世界観も合わせ持っている。
登場人物
ジェットバトルの選手たちはそれぞれ企業に所属している。
プレイヤーであるコーチはKIRISHIMA所属なのだが、他の企業選手とも交流する形となっており、連絡先も交換している。
ドルフィンストーリーは1話からメインストーリーとも連動しているので先にメインを進めるのを推奨。
ゲーム内ユニットとしての解説はドルフィンを参照。
KIRISHIMA
※方言指導も担当。
KAZAMI_SEA_TEC
日向重工(ひむかじゅうこう)
NereÏdes(ネレイデス)
世界的なファッションブランドでKAZAMIとはマシンデザインで提携している。
Galatea(ガラテア)
Salacia(サラキア)
浦見製鉄所
FMワダツミ
ラジオ番組「DOLPHIN WAVE」のDJとパーソナリティのコンビ。日向重工製のマシンを使用してジェットバトルに参戦。プレイアブル追加直前の2023年3月31日からは、Youtubeドルウェブ公式チャンネルでラジオ番組配信が始まっている。
ISRW
第2部より登場する新チーム。正式名称は「ワダツミスポーツロボティクス研究所」で、人工知能とロボット工学を結集したアンドロイドを率いてジェットバトルに参戦した。第2部開始時点では全員が非プレイアブル。
イベント
ゲーム内で開催された期間限定イベントは下記の子記事を参照。
- ドルフィンウェーブのイベント一覧
- Dolphin_with_AZURLANE(『アズールレーン』とのコラボイベント)
地理
ワダツミ
- 九州の東側に建設された大規模な人工島(公式4コマ第4話)。島内は産業拠点として大小の工業・テクノロジー系企業の開発研究施設が誘致されている工業区、住宅街や海津見学園のある居住区、本土との交通拠点や商業施設が立ち並ぶ観光区の3地区に分けられており、観光区と工業区の間にジェットバトルのメインスタジアム「イザナミ」が設けられている。対岸の本土へは行ったことが無い島民も珍しくないようだが、これは工業特区のため飛行機で東京や大阪、福岡などの大都市へ直接往来する方が多いからではないかと思われる。
海津見学園(あまつみがくえん)
- ワダツミの居住者を対象とする教育機関で、入華・みちる・颯・桐利・紫苑が高等部、かなが中等部に在学中。慢性的な人手不足が問題になっているらしく、コーチは本社の指示で学園の用務員を兼務している。また、シュネーは飛び級で大学を卒業しているため教員として在職しているが、エレンは理事会に名を連ねるものの学園には通っていない。
Kanaloa(カナロア)
- トロピカルな雰囲気で人気のカフェ。プロフィール画面でチケット・クーポン・カードを消費してドルフィンの親愛度を上げられる。
本土
- 後述の余談も参照。登場人物では入華やみちる、由芽が本土の出身であり、イベント中で里帰りしている。ワダツミとの交通手段はフェリー、飛行機、自動車専用の海底トンネルと様々な経路で結ばれている。見波曰く「民放のチャンネルが2つしか無い」、みちる曰く「新幹線が通っておらず陸の孤島と呼ばれている」。特に入華とみちるの実家があるのは県庁所在地からも離れた内陸で相当な田舎らしく、2人の里帰りに付いて行ったかなは退屈を持て余していたようだ。
余談
作品の舞台とされる人工島のワダツミは架空の地名だが、これまで漫画やアニメでは余り聖地の対象とされて来なかった宮崎県をイメージした描写がふんだんに盛り込まれている。
- KIRISHIMA(霧島連山)、日向重工(旧国名の「日向国」)などの企業名
- KIRISHIMAのメンバー4人の名字は全員が県内の都市名をもじったもの(宮崎→咲宮、都城→都条、日南→陽南、西都→彩戸)
- 特に詩絵の「ワダツミ方言」はこのドラマでも知られる宮崎弁である(CVもネイティブの声優を起用)
- チキン南蛮やピーマンの肉詰めから銘菓「えれこっちゃ大福」(お菓子の日高が製造・販売している「なんじゃこら大福」が元ネタか)まで食の話題がローカル色満載
- 主催団体「UJAJ」のマスコット・フェニックスフェニ夫は県木のフェニックスがモチーフ
- 入華らが通う海津見学園の外観は県庁舎がモデル
- 見波曰く「(民放)テレビのチャンネルが(MRT、UMKの)2つしか無い」
神田川JET GIRLSとの相違点
『神田川JETGIRLS』は同じマーベラスのタイトルで設定上に多くの共通項が見られるが、以下の相違点が存在する。メーカー側では、両作がどのような関係なのか公式にはコメントしていない。また、声優に両作の共通出演者はいない(2023年7月現在)。
タイトル | 神田川JET GIRLS | ドルフィンウェーブ |
---|---|---|
展開時期 | 2019〜2020年 | 2022年〜 |
メーカー | KADOKAWA/マーベラス/EGG FIRM | マーベラス/ハニーパレードゲームス |
キャラデザ | 鳴子ハナハル | たくじ(大友卓二) |
媒体 | コンシューマ(PS4)、Steam | スマホアプリ、PC(DMM GAMES) |
ゲームシステム | アクション | コマンドバトル |
競技名 | ジェットレース | ジェットバトル |
搭乗機 | ジェットマシン | UMIマシン |
ルール | 河川上のコースで対戦相手をウォーターガンで妨害しながら先にゴールした方の勝ち | 円形のプールを周回しながらエネルギー銃を撃ち合い相手のHPを0にした方の勝ち |
チーム | 2人1組(運転:ジェッター/射撃:シューター) | 4人(アタッカー、ディフェンダー各2)で1組(運転:ライダー/射撃:ガンナー) |
選手の年齢 | 高1〜高3 | 中学生〜成人 |
舞台 | 東京 | 東九州沖の人工島 |
コラボレーション | 自社作品(閃乱カグラ) | Yostar(アズールレーン)、企業(ホビージャパン、ソフマップ) |
アニメ制作 | ティー・エヌ・ケー(TVシリーズ) | ニライカナイスタジオ(第1部ED) |
初期不良
リリース早々、以下の事例がSNSに上げられている
- ノーマルガチャで強制終了
- タップの認識のズレ発覚
- スタート画面での利用規約の肥大+見切れ
など、リリースしてまもなく不具合が多発していた。
さらに一部のスマホやPCではゲーム自体が起動出来ない(プレイ出来ない)など、ローンチ段階でありがちな致命的バグの多発が報告されている。
これらのバグは10/28以降のアップデートで順次改善されつつあるが、一部のスマホやPCでゲーム自体が起動出来ない(プレイ出来ない)問題がどの程度解消されたのかはアナウンスが無い。
楽曲
あいことば(メインストーリー第1部エンディング)
- 作詞:柳麻美
- 作曲・編曲:浅田靖(ノイジークローク)
- 歌:咲宮入華(feat.矢野妃菜喜)
関連イラスト
関連項目
ドルウェブ:略称
シノビマスター:同じ会社の作品。何割かモーションも流用されている。
ホビージャパン:2023年3月にコラボを実施、コラボ限定衣装などが登場した。雑誌のホビージャパンでもイラストが掲載されている。
ソフマップ:2023年6月12日にコラボを実施。ホビージャパンコラボと同様に限定衣装が登場した。
アズールレーン:2023年9月1日にコラボを実施。イベントシナリオ有り。
バブル&ドールズ:女の子が主に活躍し、水鉄砲を使う、着替え要素があるなど共通点が多い。ジャンルはFPSまたはTPS。
遊戯王5D's:ジェットバトルのターン制のシステムがこの作品のライディングデュエルと共通する点が多い。遊戯王5D'sの方も普段は1人乗りだが、一時的に2人乗りした事もある。
キン肉マン(新作):「試合の時は真剣勝負だがリングを降りたら仲間」、
「それぞれの信念の為に戦っており明確な悪役が殆どいない」、
「リングで戦う超人たちが個性的な性格」と
ジェットバトルにおけるスタイルがこれに近い。
むしろキン肉マン続編が影響を受けてると思われる
「ここ近年のプロレス」との影響では?と言う見方も出来なくは無い(要検証)