概要
ゲーム「Splatoon」に登場するシュータータイプのブキ。
無印は通称シャプマ、シャープマーカーネオは略してシマネと呼ばれる。
ボールドマーカーと対をなすブキで、先端パーツはあちらが
ラッパ銃のような形なのに対し、こちらは尖ったパーツに付け替えられている。
安定性と精度を重視した結果威力は低いと説明されているものの、
これは「1」で登場した当初の話で、後に攻撃力が上方修正された結果
弾が激しく散らばる傾向が強い短射程シューターでありながら、
拡散値は0°という驚きのスペックを持つ。
更に、他のブキはジャンプしたり空中にいると精度が悪化するのに対し、
シャープマーカーはどんな時も0°のままである。
なので、他ブキでは精度が犠牲になる横飛び撃ちやインクレールからの強襲も
シャープマーカーならば(エイムさえあっていれば)命中させられる。
精度の高さ故に、実射程がカタログスペックと近似しているというのも大きな強みで、
短射程と中射程の中間に位置すると言われる事もある。
実際、シャープマーカーの有効射程は試し撃ちラインの2.4本程度だが、
他の短射程シューターは~2.2本、中射程のスプラシューターは2.5本と、
短射程枠でマッチングされるにもかかわらず実は中射程に迫る有効射程を持っていたりする。
また、他のシューターのようにランダムにインクが飛び散らないため、
細かくレティクルを動かしながら塗ることで一切の塗り被りなく
素早く塗り拡げていけるため、塗り効率が極めて高いというメリットもある。
弱点があるとすれば、その精度の高さ故にエイムへの依存度が非常に高いため、
エイムに不慣れな初心者やプレイ環境などによってはかなり扱いづらいという点だろう。
良くも悪くもシャープシューター向けではあるが、
あえてエイム依存度が高いこのブキを使う事で特訓するという考え方もアリかもしれない。
種類
Splatoon
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
シャープマーカー | キューバンボム | ボムラッシュ | 7 |
シャープマーカーネオ | クイックボム | スーパーショット | 9 |
無印は高めの塗り能力で、場の制圧力に長けるキューバンボムのボムラッシュを速いペースで回せるのが最大の持ち味。
アップデートで追加されたネオはサブにクイックボム、スペシャルにスーパーショットという全距離対応の汎用性がウリ。
バージョン2.7.0で射程と弾速が少し伸びた上で、さらに集弾性が上がりますますエイムが重要なブキになった。
Splatoon2
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
シャープマーカー | ポイズンミスト | ジェットパック | 25 |
シャープマーカーネオ | クイックボム | キューバンボムピッチャー | 27 |
ギアパワー「メイン性能アップ」の効果:あたえるダメージが大きくなる
無印は前作の構成と比べると、評価の低いポイズンミストと「2」の調整における
紆余曲折で評価が乱高下したジェットパックという構成のため、その時期におけるジェットパックの
評価に引きずられがち。ジェットパックが強ければ本ブキもそこそこに強く、
逆に弱くされると実質サブスペ無し状態になってしまう…と両極端である。
末期環境ではジェットパックの性能はそこそこに据え置かれているため、決して弱くはないが
キル性能が異常に高まった長射程が跋扈する事を考えると切りどころを選ぶ。
一方、ネオはサブは前作と同じクイックボムで、スペシャルはガチマルールにて
強スペとの呼び声が高いキューバンボムピッチャーを持つのが強み。
必要ポイントは高めだが、無駄な塗りの出ない本ブキにとってはそこまで苦しくもない数値である。
ちなみに「2」において、殺傷力の高いサブ(ボム)とキューバンボムピッチャーを持つのは
本ブキだけで、優遇されていると言われているスプラチャージャーコラボですらシールドだったりする事を考えると破格の組み合わせである。
前述のようにジェットパックの使い勝手によって評価が乱高下しやすかった無印に対し、
シマネはサブスペの強力さ、エイム・立ち回り強者であればあるほど強力になる事、
そして塗り効率の高さなどから大会出場チームの使用率がかなり高く、これにより評価も高めで安定している。
Splatoon3
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
シャープマーカー | クイックボム | カニタンク | 16 |
シャープマーカーネオ | キューバンボム | トリプルトルネード | 21 |
無印のサブウェポンは2までのネオと同じくクイックボムに変更された。スペシャルは新規のカニタンクに変更。
サブでメインの攻撃力の低さを、スペシャルでメインの射程の短さをそれぞれ補う形になっており、相性の良い組合せとなっている。
メインの塗りが強いことも相まってスペシャルもガンガン使っていける。
総じて高水準でまとまった構成となっており、使用者の多いブキとなっている。フェスにおけるフェスパワーが上位100人である「フェス100ケツ」では、第1回のフェス以降、各陣営ともスクリュースロッシャーと並ぶほどの使用率の高さを記録している。
誇張無しに『本作最強のシューター』である。
ネオはサブがキューバンボム、スペシャルがトリプルトルネードとなり、1の無印版を意識した構成に変更されている。こちらも初代の無印版と同様、メイン・サブ・スペシャル共に塗りによる盤面制圧に長けた構成となっている。本作ではデザインも変更されており、ボディカラーとステッカーが銀色に変化している(ボールドマーカーネオも同様)。
なお、この組み合わせで感じた人もいると思われるがお察しの通り『スプラシューターコラボが下位互換』になってしまった。
基本的な立ち回り
立ち回りは非常にシンプルで、短~中射程のシューターがやるべきことを
ひたすらしっかりとやっていき、持ち前の高精度を活かせるチャンスがあれば活かしていくという形になる。
精度以外の点に変わった特性などは無いため、シューターを握った時に
どれだけ立ち回れるかという地力がモロに出るブキである。
良くも悪くも堅実なため、地味にも見えるが空中でのブレも0という点を活かし、
段差から飛び出しながらのキルや相手の頭上を飛び越えながらのキルなど、
曲芸のような芸当ができるシーンも可能なので、引き出しとして覚えておくと良い。
『3』に関してはぶっちゃけると『適当に使っても勝てるブキ』である。
塗りはそこそこ出来る上に敵に向かって撃てばいつのまにか倒れてるぐらいの高性能っぷりである。
人によっては『リッターより相手にしたくない』という人も…。
おすすめギアパワー
基本的に何を付けても腐る事がないため、シューター汎用として使われるギアパワーから
好みに応じて好きなものを付けておけば良い。
メイン性能アップの効果は攻撃力上昇になっているが、どちらかというとジャンプ撃ちや
曲射などにより起こる減衰をカバーするという用途で使われる。
サーモンランでの立ち回り
サーモンランにおいては攻撃力の低さがやや気になるものの、
短射程組としては微妙に長めの有効射程と塗り効率の良さという強みがあるので、
しっかりとシャケを掃除しながら塗返しもやっていく事で戦況を有利にしたい。
やることはシューター、そしてサーモンランの基本的な立ち回りそのものである。
万能なブキなので、バイト勢からの評価は中堅上位をキープといったところ。
ただ難点があるとすれば、シャープマーカーが編成に入っているとその万能さと
帳尻を合わせるためなのか、極端なブキが入りがちな点。
一人で満足に動けないブキを持っている味方をきっちりと助けてあげよう。
関連イラスト
4枚目は3のシャープマーカーネオ。
関連タグ
Splatoon Splatoon2 Splatoon3 Splatoonのブキ一覧
ブキ種 | ブキ |
---|---|
シューター | わかばシューター/スプラシューター/.52ガロン/.96ガロン/N-ZAP85/シャープマーカー/ボールドマーカー/プロモデラーMG/L3リールガン/H3リールガン/ジェットスイーパー/デュアルスイーパー/プライムシューター/ボトルガイザー/スペースシューター |
ブラスター | ホットブラスター/ロングブラスター/ラピッドブラスター/Rブラスターエリート/ノヴァブラスター/クラッシュブラスター |
ローラー | スプラローラー/ダイナモローラー/カーボンローラー/ヴァリアブルローラー/ワイドローラー |
フデ | パブロ/ホクサイ |
チャージャー | スプラチャージャー/スクイックリンα/リッター3K/14式竹筒銃・甲/ソイチューバー/R-PEN/5H |
スピナー | バレルスピナー/スプラスピナー/ハイドラント/クーゲルシュライバー/ノーチラス47 |
スロッシャー | バケットスロッシャー/ヒッセン/スクリュースロッシャー/エクスプロッシャー/オーバーフロッシャー |
マニューバー | スプラマニューバー/スパッタリー/デュアルスイーパー/ケルビン525/クアッドホッパーブラック |
シェルター | パラシェルター/キャンピングシェルター/スパイガジェット |
ストリンガー | トライストリンガー/LACT-450 |
ワイパー | ドライブワイパー/ジムワイパー |