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ゴッカンの編集履歴

2023-11-13 16:48:59 バージョン

ゴッカン

じごくのこくさいさいばんしょ

ゴッカンとは、『王様戦隊キングオージャー』に登場する5つの国の1つ

詳細

国王リタ・カニスカ
守護神ゴッドパピヨン
役割絶対中立国、国家裁判所
国章雪の結晶
気候常にマイナス。ほぼ吹雪いている。白夜極夜のどちらか
交通輸送機の発着以外無し
特徴永久凍結。雪山に城のみ。裁判所と牢獄。他国に馴染めなかった人々が流れ着き、多様性の国に。王位継承は世襲ではなく指名制。
テーマソングIgnorantia juris nocet

概要

シュゴッダムから見て北東に位置する寒冷地に存在する氷雪の国。国土自体はシュゴッダムイシャバーナと互角の面積があるものの、過酷な環境ゆえか他の国に比べ首都の規模は小さい。

常に氷点下の気候に加え、絶え間なく吹き荒れる吹雪もあってか交通の便はないに等しく、せいぜい罪人や物資を運ぶ輸送機が来る程度。更に電波の通りも悪いためテレビなどもロクに映らないと、インフラ環境は五王国の中で最も劣悪である。


「不動の中立国」と呼ばれており、リタの言動からシュゴッダムやイシャバーナのような法治主義(法律によって国家を統治する意味で、統治者が恣意的にやりたい放題しても正当化できる)ではなく、法の支配=rule of law(非人格的な〈法〉が国家のみならず統治者をも拘束し、国家権力の恣意的な運用から国民を守る社会的なバリケードとして在るとする思想)が徹底された厳密な意味での「法治国家」である模様。


チキュー単位の国際的犯罪者は全てこの国で裁かれる運びとなっており、カグラギ・ディボウスキは本来シュゴッダム国内で裁かれる対象だったギラに対して「トウフへの侵略に対する国家侵略の疑惑」をでっち上げ、ギラをこの国で裁かせている。

捕らえられた容疑者は、まず白玉と呼ばれる雪だるまの中に詰められた後留置所にいれられ、裁判所で判決を受けるとリタの背後にあるドラゴンの口を通して刑罰に適した牢獄に入れられる。


王城のザイバーン城は切り立った崖山の上にそびえ立ち、その下に小規模の住居が散布している。


国民は最初から暮らしていた少数の国民もいるが、元々他所の国から連行され、裁判を受けて服役した後そのままここで暮らすようになった者も多い。またジェラミー・ブラシエリの両親が落ち延びてから辿り着いた経緯があり、ジェラミーの生まれ故郷ともなっている。そのため狭間の国バグナラクの建国後は、国王となったジェラミーの玉座もゴッカンの地下に置かれている。


国の環境が過酷な上に国王であるリタを嫌う人間も多い不利な環境だが、それでも彼らが元の国に帰らない辺り、リタや国に対してもなんだかんだで馴染んでいる模様。

……もっともここに送られてくるのが上述した国際的犯罪者である点を考えると、(よっぽどのコネか後ろ盾がない限りは)社会復帰が難しいために、仕方がなくこの国で暮らしていると考えた方が正しいのかも知れない。

上記の国内情勢からか、国王が執務に励む程に国民からの反感・不興を買う異常事態が常態化しているのも考えると、このゴッカンの国自体が凶悪な犯罪者を社会から隔離するための、巨大な刑務所兼流刑地と評せるだろう。


罪人は雪かきが責務となっているようで、四六時中雪が降る中の雪かきはきつい。


ギラの裁判では裁判長のリタ自らが現場に赴いて調査を進めていたが、弁護士や検事に該当する役職があるのかは不明(一応職員はいるようだが……)。もしいなかった場合、彼女の負担はとんでもないものになるが……。


そして、この国にはバグナラクが求める秘宝である、三大守護神の1体シュゴッドソウルがジェラミーによって言い伝えとともに残されていたが、カメジムによって強奪されてしまった。


第33~34話の半年間で宇蟲五道化の一角のゴーマ・ローザリアに支配されていたが、続く第35話にてリタの手で政権奪還に成功したが、ゴーマが統治した期間で多数の罪人が国内に離散したようで、リタはそれらの対処でストレスが爆発した


主な住人

裁かれた囚人は見窄らしい格好が多く、リタと同じく裁判所で働いている住民は紫色のシンプルな格好をしている。

一般国民や城下町の様子は未だ不明のまま。


国王

国王選出は世襲制ではなく、現国王が世代交代を決定した際に、指名された側近が次代の王となる仕来たりとなっている。

尚、国王には強力な吹雪を発生させ、辺り全てを凍結する秘術「氷の封印」が代々受け継がれており、「法で裁くことができず、かといって放置ができない」犯罪者が現れた場合の最終手段として、裁けなかった自ら諸とも対象を凍結して封印する処置をとる(当然国王も対象と共に封印されるため、表向きには死亡扱いとして国王も交代となる)。


王にして裁判長。人目も憚らず奇声をあげることもあるが、公私はきっちりとしている。


先代国王

先代国王。かつて5歳のリタを側近として指名し、神の怒り直後に死んだとされていたが、実際はその犯人を先述の「氷の封印」で自ら諸とも封印していた。


側近

リタにとって唯一の味方であるが、なかなか飄々とした食えない人物。

もしもリタが国王として指名すれば、次代のゴッカン国王は彼女となる。


罪人

(恐らく)ンコソパ出身。もっふんのぬいぐるみを定価の10倍転売した罪でマイナス10度の牢獄で半年の禁固刑が下った。

  • ジェラミーの両親

2000年前に歴史から抹消された6人目の英雄と、バグナラクの女性・ネフィラ(演:井上喜久子)の2人。当時の国王による裁きを受けたかは不明だが、罪人として追放された末に夫婦でゴッカンに流れ着いており、ここでジェラミーが誕生している。

カーラスの夫でイシャバーナ出身の医者。

ウルトラPC天上天下唯我独尊』開発目的での全世界電力独占罪で服役していたが、宇蟲王の襲来とともに王様戦隊として活動すべく脱獄

1000メガトン級の花火を打ち上げ、各国に飛び火させた全世界同時放火罪で服役していたが、宇蟲王の襲来とともに王様戦隊として活動すべく脱獄

埋め込み型耕し機ありぢごく』が対人間用とみなされ、非人道農業機械所持容疑で捕縛された。厳密には勾留中で罪人ではなかったが、宇蟲王の襲来とともに王様戦隊として活動すべく脱獄したので、今後正式にそちらがつくものと思われる。


シュゴッド

ゴッカンを生まれ故郷とするジェラミーによって、シュゴッドソウルのみが言い伝えとともに隠されていた。


施設・土地

ゴッカンの居城。詳細はリンク先参照。


余談

見るからに寒そうな立地からして名前の由来はそのまま「極寒」であると思われる。

また、犯罪者を収容する場でもある実状から「監獄」とも掛けている。


デザイン段階では最初に「氷雪の国」のコンセプトが決定し、後から裁判の要素が追加された。


第5話クライマックスの戦闘シーンは那須で撮影。実は撮影当日、季節外れの高温によりロケ現場の雪が溶けて撮影が中止に追い込まれる事態となったが、それでも「本物の雪を撮影したい」監督の意向から再び雪が降るのを待つと祈りが通じたのか、雪が降り始め無事に撮影が行われた。


また、関係者は鱗翅目が名前の由来になっている人物が多い。

人物名元ネタ
リタ・カニスカルリタテハ(学名"Kaniska" canace)
モルフォーニャモルフォチョウ
カーラス・デハーンカラスアゲハ(学名:Papilio "dehaanii")
シロンモンシロチョウ

関連イラスト

ゴッカンの皆様ゴッカンピピックなリタ様

どうするリタ処す処す?ゴッカン


関連タグ

王様戦隊キングオージャー

シュゴッダム ンコソパ イシャバーナ トウフ 狭間の国バグナラク


アナと雪の女王 網走刑務所 流刑地

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