ボンバーガール
ぼんばーがーる
概要
アーケード版『ボンバーマン』シリーズの1作として、JAEPO2017にて発表されたアーケードゲーム作品。稼働開始日は2018年8月30日。
今回のボンバーマンは、何と女体化……と言うよりは萌えを前面に押し出した作品になっており、プレイアブルキャラクターは全員女性。同社からリリースされたオトメディウスに近い。
2022年7月13日からは、新バージョン「ボンバーガールレインボー」にアップデートされ稼働している。
システム
本作ではeスポーツも意識しており、今までのボンバーマンがデスマッチ形式に対し、今作ではオンラインによる4対4のチーム対抗戦で、敵陣地にあるベースの破壊を目標とする、いわゆるMOBA形式に変わっている。
ボンバーマンシリーズでは爆風に当たると自機を失ったり対戦から脱落するが、今作では相手チームの爆弾による爆風に当たるとHPが減少する(自分を含めた自軍チームの爆風はスタンのみ)。
HPが0になるとキャラは倒され、画面にやられカットインが挿入されたのち、リスポーンポイントから再出撃となる。シリーズ初の演出となるやられカットインは、爆風の威力と全員が女性である理由を物語っている。
各キャラクターは下記4種のポジション(役職)に分かれており、戦術や自分の好みに応じてバトルスタイルを選択して行くと良い。
なお、初期使用可能キャラクターはシロ、オレン、エメラ、モモコのみで、パプルはチュートリアルのスタンプ報酬で使用可能、それ以外のキャラクターはボンバーガチャで彼女らを引き当てると使用可能になる。
ボムの設置数が多く、施設破壊が得意。
シロ、クロ、詩織、グレイ、シロン、プラチナが該当する。
機動力が高く、近距離攻撃が得意。
オレン、ウルシ、セピア、アサギ、テッカ、チグサが該当する。
ボムの爆風が長く、長距離攻撃が得意。
エメラ、パプル、ツガル、パステル、オリーヴ、シルヴァが該当する。
お邪魔ブロックを生成でき、防衛や妨害が得意。
モモコ、アクア、アロエ、パイン、プルーン、メロン、ブルーベリーが該当する。
操作キャラクター
皆先端から火花が散る導火線のような尻尾がついている。これはコラボキャラも同様で、既に尻尾のある者も火花が付与済み。
より詳しい情報は、各キャラクターや役職の記事を参照。
以下の並び方は、基本的に初めて登場した順番で記載。
ボンバーガール
シロ
CV:東山奈央
勝っても負けても楽しく一生懸命戦う、主人公系ボンバーガール。明るく快活で、公式にも言われるほどにわかりやすい「THE・おバカ」キャラ。
貫通ボムでブロックをたくさん破壊したり、爆発しない偽物ボムによるけん制が得意。
エメラ
CV:日笠陽子
かつて戦闘用に作られ、今はメイド用にカスタムされているアンドロイド。感情表現は薄めだが、妙なところではっちゃける不思議ちゃん。
複数回撃てるエナジー弾や、前方に放つ強力なレーザーを使用可能。
クロ
CV:高橋李依
「勝利は当然、敗北は恥」が信条のエリート系ボンバーガール。冷徹なクールキャラに見えるが、意外と天然ボケでポンコツ寄り。
2回爆発するボムやボムキックによる高火力で、敵陣を破壊する事に秀でている。
パプル
CV:藤田茜
心優しく気弱で泣き虫な堕天使。地上に堕とされた時に出会った相棒セイジャにそそのかされ、ボンバーバトルに参加する事に。
敵にヒットするとデバフ、味方にヒットすると回復をもたらす弓矢を放つ。
コラボキャラクター
他作品からのゲスト参戦キャラ。期間限定などではなく、恒常として使用可能。
本作で知名度を上げた者もいるため勘違いされやすいが、あくまで他ゲームからの出向である。
藤崎詩織
CV:金月真美
『ときめきメモリアル』からまさかの参戦。設置するたびにボムの威力が増すスキルを持っている。
なお、スーパーボンバーマンRにも参戦している。本稼働初日に発生したバグである意味伝説を残した。(翌日に修正済み)
NPC
ミンボー
ボンバーマンのザコキャラ。
今作では各チームのサポーターとして登場し、ガールを見つけると近づいて体当たりを仕掛けてくる。
他のガール同様に導火線を模した尻尾がついている。
このほかにも、壁をすり抜けるオバピーとコンドリア、アクアとブルーベリーが召喚するサーヴァントが確認されている。
コナステ版
2021年1月と2021年11月にβテストが行われ、2021年12月22日より正式サービス開始。
プレーするにはプレーチケット(1プレーにつき5枚必要・5枚で110円。2022年1月6日に月額制のベーシックコースが追加)とeAMUSEMENT PASSのデータが必要。
2022年9月14日より基本プレー無料となり、ベーシックコースが停止。また、ガチャの料金も変更される。
画面レイアウトは、上画面に下画面(コントロールパネル)のUIを混ぜた形となっている。
操作はキーボードとマウス、ゲームパッドに対応。
アーケードとのマッチング(クロスプレイ)は不可能。ただしアーケードで保存したeパスのデータは使用可能で、所持ガール等の各種データも適用される(ちなみにコナステ版では使えないアイテムもいくつかあり、究極戦隊ダダンダーンの主題歌が使用されているBGMアイテムは使用不可)。
なお、当初はゲームアップデートがアーケード版とずらされており(テッカ追加後はゲームルールやキャラ性能が「レインボー」仕様になっている)、2023年7月時点ではシロ~シルヴァまでしか選べない。また、パプルはアーケード版のチュートリアル報酬であるため、コナステ版では入手不可能(アーケードでパプルを獲得していればコナステで使用可能)。
後に2023年8月より、「レインボー」から参戦したガール(プラチナからブルーベリー、8月3日参戦のブラスも含まれる)がコナステ版に一挙追加されることが発表された。
パチスロ版
コナミアミューズメントが同社初のパチスロ6.5号機、第一弾の「パチスロ ボンバーガール」を2022年6月9日に発表。ホールでの導入時期は2022年9月5日に稼動開始。
どこでも1/99以上でボーナスorCZが発生しやすい模様。
登場キャラクターはシロ~アクア、グリムアロエの9人。ボイスは新録。また、新たなサポーターとしてオニールが確認されている。
また、公式4コマ漫画のショートアニメも制作されている。
ロケテスト
2017年の発表後に数度ロケテストが行われており、2018年1月~3月にもロケテストを実施していた。ロケテの期間が長く、同社の野球ゲームのようにお蔵入りが噂されたり公式twitterで初ロケテから1年経過した2018年7月の段階で稼働開始してないことをネタにされたりしたが、上述の通り2018年8月30日に無事稼働した。
宣伝活動
またツイッターでは、ボンバーガール達がイベントの紹介説明を行ったり、デフォルメされたキャラ達による漫才のような漫画も見られるので必見。
その他にも、各キャラが書いた名前書きや身長比較図などのイラスト、極秘資料としてプロトタイプのゲーム画面やキャラクターらが載った画像もツイートした。
余談
こちらに関しては本作に登場するキャラではないのだが、だいたいあってるイラストである。
当初はネタイラストだったがなんとこっちは本当に参戦してしまった。
しかもスーパーボンバーマンRとのダブル参戦である。まさかの公式が追いついた。
関連タイトル
- オトメディウス:コナミのアーケードゲーム(本作稼働開始時点でオンラインサービス終了済)。類似コンセプトでリリースされた作品。こちらも初登場はアーケードである。特にゲストキャラの参戦はなどはない。
- チェイスチェイスジョーカーズ:コナミのビデオゲーム。パインがゲスト参戦している。また、チアモの参戦元作品である。
- 麻雀ファイトガール:コナミの麻雀ゲーム。こちらにもパインがゲストで出演している。
関連タグ
ボンバーガールズプリキュア:名前が類似。「ハピネスチャージプリキュア」に登場するプリキュアチームの一つ。