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シュナイダー(ACVI)の編集履歴

2023-12-23 08:17:17 バージョン

シュナイダー(ACVI)

しゅないだー

シュナイダーとは、フロム・ソフトウェアのロボアクションゲーム『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』に登場する兵器開発企業。

概要

アーキバス・コーポレーション傘下の兵器開発企業。

同社が製造する製品はスタイリッシュかつ異形感溢れるデザインが特徴で、

過去作におけるオーメル・サイエンス・テクノロジーを髣髴とさせる。


ACのフレームパーツには空戦に適した物が多く、軽量機の機動性を活かした戦闘スタイルを好むのであれば大いに世話になること間違いなし。

この他にもAC用のブースターや、パルス系を中心にEN兵器も手掛けている。

そんな企業だからかパーツ名はの名前を指すドイツ語になっており、「レイヴン」の戦友or好敵手となる男の機体にふさわしいとも言える。


またパーツ名の後ろの型番は、ゲーム内に実装されているパーツを見るに数字が部位、アルファベットが一式セットを現していると思われる

例えば頭部なら「44」、NACHTREIHERのセット品なら「E」で「44E」となる…と、思われる


「D」の謎

シュナイダー製パーツを注意深く見ていくと、

末尾「D」のパーツはフレームが存在しないのだが、実装済みの武装は全てパルス兵装でブースターは所謂強襲用とフロム脳を刺激されるラインナップとなっている。

アップデートによる(トンチキな)パーツの追加実装が判明した今、今後「D」のフレームがやってくる日が来るのだろうか…?


標準機「NACHTREIHER」

アーマード・コア6 Steel Haze

ナハトライアー。

ドイツ語鳥類ゴイサギを意味するシュナイダーの企業戦士筆頭。

パーツショップ解禁時から購入可能な、軽量で機動性に優れたフレーム

単一パーツが多い同社ではリリース時唯一の全身一式揃ったフレームである。

ゲーム内テキストによる設定上の特徴をまとめると

蓄積された空力特性の研究に基づく、軽さと運動性能(頭部は安定性)の両立」。

特に脚部は軽量二脚でありながら逆関節型の外見と性能を持つ異形のパーツとなっている。

型番は頭部が「44E」、コアが「40E」、腕部が「46E」、脚部が「42E」。

アーキバスの私設部隊ヴェスパーに所属するV.Ⅳラスティが自身の乗機「スティールヘイズ」としてこのフレーム一式で組み上げたACを運用している。


ゲーム上の性能はご覧の有様なのだが、その素敵性能は4系で言うところの企業標準機らしくとても高い。

プラズマキャノンは実は飛行ユニットで、レーザーショットガンは二刀流レーザーブレードでは?と思えるほど。AC6がシリーズ最高の売上にあやかってアニメ化したらそうしてもいいんじゃないかな。


ゲーム上では

現実は非情である

現在、コアのEN関連の補正が低めでアーキバス本社製のEN兵器は愚か自社製の武装とも相性が悪い体たらくとなっている。

フレーム一式揃えた時点で既にもう碌な武装が積めず、末尾Eの型番で統一した場合は出力不足になり出撃すら出来ない(FCS負荷とジェネレータ出力を最適化しても無理)。

特にプラズマキャノンの数値はどっからどう見ても重量機向けであり、

シュナイダーの空力愛と技術供与元のVCPLのプラズマ愛が拒絶反応を起こしたとしか思えない。


よって実際に扱うに当たってはシリーズの伝統的な軽量二脚の戦い方…ENリソースを持ってくレーザーやプラズマなんざ捨てて実弾武器を構えるのがよい。特にベイラムBAWSのライフル系やハンドガンとの相性が良い。特に後者は後述のネタバレとの関係を邪推させる


KASUAR

カズア。ドイツ語ヒクイドリを意味する。

要約するとシュナイダーの空力趣味を突き詰めた設計(安定性と防御力は地べたに置いてきた)になっている。


2023年11月時点ではコアと腕がゲーム上に存在しない。

実装されていないだけなのか、ナハトライアーの換装パーツ扱いなのかは不明。

実装されているパーツの中では本フレーム(とセットと思しきブースター)だけ型番がやたらと離れている(D、E、FからいきなりZ)。


拡張頭部パーツ「44Z」

高い負荷と引き換えに安定性能を更に突き詰め極めて高い空戦能力を実現した

軽量逆関節脚部「42Z」

同社の得意とする空戦への速やかな移行を追求し、安定と防御を犠牲にして極めて高い跳躍性能を実現した

試作機「LAMMERGEIER」

シュナイダー4脚マン

2023年12月のアップデートで追加実装。

ランマーガイア。ドイツ語でヒゲワシを意味する技術検証用試作フレーム

換装パーツKASUARと異なり、最初から全身一式軽量四脚として設計されている。

誰よりも高く羽ばたきたいシュナイダーの空力愛の結晶。


  • 頭部「44F」:カメラアイに整流板を乗せただけ。耐久性能無視。
  • コア「40F」:コクピットブロック剥き出し。中の人の安全は無視。
  • 腕部「46F」:妥協の産物(後述)。三本指マジックハンド
  • 脚部「42F」:飛行速度だけを追求。ホバリング及びAB時に変形する。

結果、空力以外のありとあらゆる要素を置き去りにした面妖な変態フレームとなった。

特に腕部及び脚部の設計は脚部前肢を前腕兼翼にしようとしてアーキバス本社に却下された結果の産物である(つまり、これでもまだ100%は狂っていない)。

万が一通っていたら「4脚から腕無しトルソーの生えた空力キチマシーン」が誕生していたことになる。


実戦想定は愚か乗り手の安全まで放り投げて空力特性だけを追い求めたその設計思想はまさしくどこかの世界線の迷機・ソブレロのそれであり、これを見た歴戦の傭兵たちは口々に「アスピナ機関かよ」「これじゃアーマードコアじゃなくてただのコア」「アーマードバカ」「ACはACでもエースコンバット」と零したという。

その一方、かつて存在したフロート脚部を思い出し、感傷に浸る古参傭兵も見受けられる。


総じて見ると実験機だから許されたとも言える設計で、本当にヤバいのはこんなものを調達してきたオールマインドとこれに乗って実戦に出る621の方かもしれない。


よくある勘違い

その羽ばたくほどの狂気的設計から両腕を翼にしようとして却下されたとよく言われるが、正しくは腕=翼にしようとしたのは四脚部の前肢左右二本の方である。つまりはそもそも腕パーツを付けない設計になる所だったのだ。


※46Fの「PARTS INFO」より原文ママ(Appver.50、RegulationVer.1.05時点)
シュナイダーの開発した試作腕部パーツ 計画段階では脚部前肢を前腕=両翼とするプランも浮上したが アーキバス本社より却下され設計変更された経緯を持つ

腕がおかしい理由については特に触れられていない(四脚の設計を変更させられた皺寄せとは思われるが)。

ゲーム上では

ただブースト移動するだけで他ACのアサルトブーストに匹敵する速度と四脚なのに一式揃えてAPが7920(ジャンク品の「BASHO JAILBREAK」を除けばワースト)という驚異の紙耐久を得た。

それ以外の性能はというと、頭部は同じく必要最小限の機能しか無い「天槍」よりは使える性能だが、負荷は大きい。

コアパーツはナハトライアーに対してジェネレーター出力補正で大きく勝り、ブースター効率補正で大きく劣っている。

腕部パーツは射撃武器適正が低めで、華奢な外見の割に近接武器適正が高い(全腕部中第4位)。

最もインパクトの強い脚部は、二脚にすら負ける積載性能に、四脚として最低限のラインは保っている姿勢安定性といったステータスだが、変形までするだけあってホバリング時の機動力は抜群となっている。


ブースター

ALULA/21E

瞬発力特化型。小型ノズル3つがワンセットになった見た目。

シュナイダー製フレーム前提の設計=型番から察するにナハトライアーだろうか?

QB保証重量がやたら低いので軽量機専用かと思いきや、元のQBリロード時間が短いため中量機でも充分なQBリロード時間で収める事が可能。

オールマインドもその優秀さを認めているらしく、新人傭兵にお勧めするパーツでもある。


FLUEGEL/21Z

高機動戦向け。

型番から察するにKASUARのセット品と推測できるが、アーキバスの要請で設計されたものなので実際はバランスが良く(設定上)、中量フレームでも安定して動き回れる。

立方体を組み合わせたような角ばった見た目もシュナイダーらしくない(褒め言葉)。

……が、「LAMMERGEIER」腕部のいざこざが明らかになった今となっては「アーキバスの要請で設計されたのでバランスが良い」という設定が違う意味に聞こえるとも。


BUERZEL/21D

長距離巡航型。ノズルは解放型バレルのような形状。

AB推力とEN効率を突き詰め、遠距離からの強襲に優れる。

「D」の型番を持つフレームは現時点では未実装なので詳細不明。


武装

WUERGER/66E

レーザーショットガン。

レーザーブレードっぽい見た目の通り、チャージすると刺突(っぽい射撃)になる。


PPAU/66D

パルスハンドミサイル。2023年12月のアップデートで追加実装。

ランマーガイアとセットにしたくなるが、あちらは「F」でこちらは「D」である。

弧を描いて飛んでいく3発のパルスミサイルを発射し、敵のパルスアーマーを大きく削る。

チャージすると直線軌道で飛ぶ高速ミサイルをバースト発射する。


FASAN/60E

背部プラズマキャノン。内部機構はVCPLの技術供与による。

60「E」、つまりナハトライアー用でありなんだこりゃとしか思えない。

が、実際に現物を見てみると「キャノン」の名に反した軽量機にふさわしいスタイリッシュなデザインでキャノン砲を仕込んだ翼型飛行ユニットと呼ぶのがふさわしい。

…要するに破壊天使砲と同じ物体なので素直に他社の重量機に乗せとこう。


KRANICH/60Z

背部パルスキャノン。

弦を振動させてパルスを発生する設計で、オーバーヒート時の冷却中にその弦が露出する。

連射性能が高く瞬間火力は馬鹿にできないが、あっという間にオーバーヒートするため扱いが難しい。


EULE/60D

背部パルスシールド投射機。プレイヤー間で物議を醸しているネタ武器の一角。

これから発射されたパルス防壁は触れた敵機にACS負荷を蓄積させる。


関連タグ

ACVI アーキバス・コーポレーション 変態企業


ベイラム・インダストリー ファーロン・ダイナミクス BAWS エルカノ RaD

シュナイダーマン:ベイ太郎アーキ坊や大豊娘娘に引き続き現れた地獄からの使者もといマスコットキャラ、EN出力が足りないのが玉に瑕
























【警告】これより先、ゲーム本編のネタバレが含まれます。

































ルビコン解放戦線の重鎮ミドル・フラットウェルはかつて密偵として同社に潜伏していた時期があり、スパイ活動を経てその人事部門と太いパイプを持つに至った。

これと前後して彼の部下であるラスティが人材公募プログラムによって見出され、わずか半年でヴェスパー上位メンバーに抜擢されていることから、フラットウェルが築き上げた人脈を活かしてアーキバスに入社した事が窺える。


上述の通り、標準機「ナハトライアー」はそのEN兵装に不向きな(ゲーム上の、であるが)性能から軽量低負荷のBAWS製武器を使う前提で機体を設計したのではないかとの考察も存在する。例えば、低発射レートのRANSETSU-RFを用いた引き撃ち戦術などは、機動力や速力に長ける本フレームとの相性が良い。


また、ゲーム終盤でラスティの新たな乗機として登場するエルカノ製ALBAフレームの脚部パーツEL-PL-00 ALBAにはシュナイダーの製品を解析して得られた技術が導入されているが、ある場面で解放戦線がシュナイダーACを戦力として投入していることから、技術提供目的で意図的にシュナイダー(若しくはその内部の親ルビコン派)が横流ししていたのではないかとも囁かれている。

更に、企業そのものが解放戦線のシンパと化していた、或いは親会社のアーキバスに成り代わる野心を持っていたのでは、とする考察もある。


メタ的になるが、親会社の社名であるアーキバスとはポルトガル語で『前装式の火縄銃』の意である。それに対し、前装式ライフルを改造して後装式に改良した銃の一つに、イギリスの「スナイドル銃」と呼ばれるものが存在する。そして、「スナイドル(英語でスナイダー)」はドイツ語の「シュナイダー」に対応する言葉となっている。

こうしたモチーフの面から、シュナイダーがアーキバスグループの獅子身中の虫と考える人もいるようだ。


などと黒幕疑惑すらあったシュナイダーだったが、ランマーガイア実装で状況は一変。

造反の理由が、腕を翼に、四脚の前肢二本を腕にしようとしてアーキバスに却下されたことに対して「空力をバカにしやがって……(#^ω^)」となっただけ、でも説明がついてしまうようになった。

更に上記のフラットウェル氏もエンブレムが「空を飛ぶ鳥」、ACの名前が「ツバサ」、ACのブースタに空戦特化の物を採用している等の事からが同類の空力キチ扱いされ始めることとなる。

ついでにラスティも飛ぶ事に強い拘りを見せていたので危うくランマーガイアに乗せられるところだったのではないかと囁かれる事になった(実際ランマーガイア腕はあんな見た目で近接格闘適性も反動制御も結構高めであるため、スタッガーを取ってスライサーで斬り込むラスティの戦法にはラスティの愛機よりも向いていたりする)。

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