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大迷宮のトモダチを救え!の巻の編集履歴

2024-07-10 09:13:13 バージョン

大迷宮のトモダチを救え!の巻

だいめいきゅうのともだちをすくえのまき

小説版『星のカービィ』のエピソードの一つ。

概要

2016年2月15日に角川つばさ文庫より発売された、ゲーム『星のカービィ』6作目のノベライズ作品。執筆は高瀬美恵、絵は苅野タウ・ぽとが担当している。


あらすじ

カービィと前に戦ったこともあるマホロアが、突然(とつぜん)「トモダチを助けてヨ!」とやってきた。最初は怪(あや)しんだものの、トモダチのピンチと聞いて無視(むし)できないカービィは、デデデ、メタナイトたちとともに、鏡(かがみ)の大迷宮(だいめいきゅう)に行くことに。大迷宮は、不思議(ふしぎ)な鏡でいくつもの世界につながっていて、冒険(ぼうけん)も大苦戦(だいくせん)! でも、つながっていた世界では、思わぬ出会いが待っていて!? マホロアのトモダチって、いったいだれなの!?(角川つばさ文庫より転載)


登場人物

【注意】以下の内容は物語の核心的な部分には触れていませんが、少しでもネタバレが嫌な人はブラウザバックしてください。














































ゲスト陣

虚言魔術師

口がうまく、嘘つきでよく人を騙すため、鏡の国に囚われた友達を助けて欲しいという依頼をカービィ達は信用しなかった。しかしカービィが友達思いであることや、デデデ大王が食べ物に目がないことを利用して唆し協力させた。

鏡の国の中でカービィと仲が良い事を隠してるワドルディを笑ったり、エリーヌとクレイシアを仲直りさせる事にも興味を示さなかったが、自分の目的になると途端にやる気になったりと強欲な性格をしている。


マホロアが所持する天かける

マホロア、カービィ、デデデ大王を乗せて鏡の国に発進した。


セブントピアに住む妖精

古道具屋で買った鏡がたまたま鏡の国に繋がっていたため、カービィ達と出会った。

クレイシアと喧嘩をしたとのことだが、後に和解。カービィ達に画用紙クレヨンをくれた。


セブントピアに住む芸術家

普段は優しい性格だが、芸術に没頭してしまうと我を忘れて、罵声を浴びせたりなどと真逆の性格になる。本人はその時の記憶については全く残らないらしい。

エリーヌの誕生日プレゼントのために芸術作品を作っていたが、スランプに陥りエリーヌに上記のような態度をとったため喧嘩に発展した。

カービィが作った「宇宙一おいしいおだんご」とデデデ大王が作った「この宇宙に存在するすべての食べ物を、オレ様の胃ぶくろにおさめてやろうという壮大な気持ちを表現したもの」を見てイメージが湧き作品を完成させることができて、エリーヌと仲直りすることができた。

クレイシアが作ったのは「永遠の愛をあらわした感動的な彫刻」と「宇宙の始まりと終わりを実現した超大作」らしい。


クモの魔術師。

マホロアが言ってた友達らしいが、ディメンションミラーの前におり…

カービィ達がディメンションミラーを破壊しようとしているのに気づき戦闘体制に入る。


かつてフロラルドを支配していた悪の女王

トリプルデラックス』後の設定のためか故人となってる。


レギュラー陣

ご存知主人公

冒頭カステラを食べようとしたが、ワドルディからマホロアがやって来た事を聞くとカステラを置いて真っ先にマホロアの元に向かった。

最初はマホロアの事を信用していなかったが、友達という言葉を聞いた事で協力することになった。

鏡の国でリンゴを食べた途端に体が小さくなり、その事に気づいてもらうのに時間がかかった。小さな体を生かす事で道を見つけて洞窟を発見した。

クレイシアが作った作品を「牛乳びんとメロンパンとコックカワサキが合体したみたい」と思ったらしい。



ご存知苦労人

マホロアが来たことをカービィに伝えた。マホロアの事を疑っていたのと、カービィが友達思いである事を利用したマホロアに怒り、ローアには乗らなかったが、メタナイトの戦艦ハルバードに乗り後を追いかけた。


ご存知自称大王

カービィと同じでマホロアを信用していなかったが、ごちそうという言葉を聞いたことで協力した。

小さくなったカービィを鼻息で吹き飛ばし、その事でワドルディやメタナイトに責められた。

クレイシアが作った作品を「バースデーケーキをひっくり返してふみつぶした上に、かつおぶしをまぶしたような形」と思ったらしい。

タランザに操られたメタナイトを助けるために画用紙とクレヨンで「デデデ大王様ロケット」を描いて変身したが、をつけたためバランスが不安定になった。


ご存知仮面騎士

やはり彼もマホロアのことを不審に思っておりローアには同行しなかったが、マホロアが何かやらかすかもしれないと思い、ワドルディと一緒に戦艦ハルバードで後を追いかけた。

タランザとの戦闘時に操られてしまうが、タランザがある事に気づいてそれにより操りが解かれた。


その他脇役

鏡の大迷宮』に登場した小さなキャラ。

鏡の国冒頭でカービィにリンゴごと吸い込まれてしまい、ミニマムをコピーされてしまう。小さな体に似合わず気の強い性格であり、洞窟で戻された後にはカービィに激怒する。

物語後半でワドルディに連れられて来たが、デデデ大王から「弱っちい奴が役に立つか」と言われて、スットコドッコイと言い返した。


こちらも『鏡の大迷宮』に登場したのキャラ。

後半のバトル時に近くで寝ており、目を覚ました時に周辺がうるさかったため移動しようとしたが、メタナイトに動くなと剣を抜かれてそのままじっとした。ワドルディがミランの中に入り、カービィに何かコピーさせるためのキャラを連れてくるのに利用された。


カブトムシのキャラ。

ワドルディに連れられてやって来たが、直後にカービィに吸い込まれてしまう。


弓使いのキャラ。

こちらもワドルディに連れられてやって来たが、カービィにそのまま吸い込まれる。


こちらもワドルディに連れられた格闘家

やはりカービィに吸い込まれるが、その前にデデデ大王に掴まれて投げ飛ばされてしまう。


【注意】以下、物語の核心に迫るネタバレ












































ネタバレ

マホロアはタランザとは友達ではなく、最初からディメンションミラーを狙うために、クィン・セクトニアの知人と偽ってタランザに接近していた。タランザが騙されたと気づいて助けを求めた時にディメンションミラーが反応して、タランザとディメンションミラーは鏡の国の奥深くに封印された。

しかしマホロアは諦めきれずに、カービィ達を利用した。ディメンションミラーを破壊するのに反対した理由についてもそのためである。カービィとタランザが戦ってる間にこっそり持ち出そうとしたが、ロケットに変身したデデデ大王に激突され、追いつかれてしまう。

本性を明らかにしたマホロアはディメンションミラーにより強くなる事を望み凶悪な姿になった(実際はただ大きくなっただけで裏切りのマホロアのような禍々しい見た目はしてない)。

油断していたデデデ大王を潰そうとしたが、タランザに間一髪のところで掴まれて回避されてしまう。ディメンションミラーがマホロアの願いを叶えた事でタランザは正気に戻り、カービィ達に協力した。

宝剣ギャラクシアを持つメタナイトとハンマーを持つデデデ大王とは違い、すっぴんだったため空気弾でしか攻撃できなかったカービィだったが、近くにいたミランから、ワドルディはミランの中に入り何かコピーできそうなキャラを探した。

連れてきたヘルメホーンからビートル、スパイナムからスナイパーをコピーしたカービィだったが、いずれも全く歯が立たなかった。

ワドルディはビートルよりも攻撃力が高くて、スナイパーよりもリーチが長い能力について考えたが、大きすぎる相手に通用する能力で何かを思いつき連れてきたのがミニーだった。

ミニーを吸い込む事でミニマムをコピーし、体が小さくなったカービィだったがこれによってマホロアはカービィを見失ってしまい必死に探し出した。その隙にカービィはマホロアのマントを登り、頂上に着いたところで、ワドルディが連れてきたナックルジョーを吸い込みファイターをコピーした。

その事にマホロアは気づいたが、時すでに遅しでライジンブレイクを叩き込まれて倒された。

タランザにで縛られたマホロアはディメンションミラーを奪うとした事についてはカービィ達と遊んで欲しかったと言うが、デデデ大王やメタナイト達には信用されなかったものの、カービィはそれを許して糸を解いてしまう。

糸を解かれたマホロアはすぐに逃げ出してしまい、カービィの気持ちを利用した事に誰もが腹を立てていた(特にワドルディ)。


マホロアがいなくなった後、タランザはディメンションミラーに近づこうとした。

タランザがディメンションミラーで見たものは心を奪われて悪女になるクィン・セクトニアであり、彼はその面影を忘れることが出来なかったが、メタナイトに止められてその未練を断ち切ることができた。

一行が戻ろうとした時にタランザはクィン・セクトニアから「さよなら」と聞きそのことを話したが、誰もそのことは聞こえていないと言った。カービィが後ろを振り返るとディメンションミラーには自分の姿が映るだけだったが、タランザには幻だったか、鏡に彼女の魂が実際にいて話しかけたのかもしれない…と考えた。


プププランドに戻ったカービィはマホロアのことを信じていたが、ワドルディは怒り続けていた。カービィの家に着くと玄関ドアが開いており、近くにいたブロントバートから耳付きのフードを被った男が家から出るのを見たと聞き、カービィとワドルディは家の中に入ったが、そこにあったのはカステラではなく一つのメモだった。

そこに書かれていたのはカステラを勝手に食べたことで、その事に怒ったカービィは「もうマホロアとは絶対に友達になるもんか!」と叫んだ。





関連タグ

星のカービィ 小説版星のカービィ

前:プププランドで大レース!の巻

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