ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

デルタガンダムの編集履歴

2024-08-13 17:36:56 バージョン

デルタガンダム

でるたがんだむ

デルタガンダムは、アニメ『機動戦士Ζガンダム』の初期設定、及び『ガンダムMSグラフィカ』や『UC-MSV』などに登場する可変モビルスーツ(MS)。百式の原型機。
  1. ガンダムMk-Ⅱの初期設定名称。
  2. ガンマガンダムリック・ディアスに続く、アナハイム・エレクトロニクス社の可変試作モビルスーツ(MS)。本項で解説

機体データ

型式番号MSN-001
所属アナハイム・エレクトロニクス
開発アナハイム・エレクトロニクス
生産形態計画機あるいは試作機
頭頂高19.6m
本体重量32.5t
全備重量65.5t
総出力2,190kW
スラスター推力100,400kg
センサー有効半径11,200m
装甲材質不明
固定武装60mmバルカン砲×2、ビーム・サーベル×2、シールド
携行武装ビーム・ライフル

※スペックは弐号機準拠。


機体説明

型式番号MSN-001アナハイム・エレクトロニクス社で開発が行われていた可変試作MS。

現在のカトキハジメがデザインした姿としての初出は2006年に発売された『ガンダムMSグラフィカ』。


リック・ディアス開発後に試作された白兵戦用機のフレームをベースとし、他のエゥーゴ系MSとの互換性を維持しつつ、アナハイム社独自のムーバブルフレームを組み込みウェイブライダー形態への可変機構を有する可変機として開発が進められた。

徹底的な軽量化とエマルジョン塗装の採用も相まって、完成していれば後のΖガンダムに勝るとも劣らない汎用性と高い整備性を持つ傑作機となる筈だったが、シミュレーターを用いたテストの結果、ムーバブルフレームの強度が可変機構に耐えきれず破損してしまう事が発覚(『機動戦士ガンダムUC テスタメント』に収録された『デルタの鼓動』冒頭にて描写されている)。その他、バインダーの強度や駆動系にも問題が生じ、開発は一時凍結された。


ただ、可変機構は後のΖガンダム(厳密にはそのウェイブシューターやΖプラス)に近く、完成度そのものは設計時点から高かった。まさに生まれてくるのが早すぎた機体だったと言えよう。


その後、ガンダムMk-Ⅱの奪取によって得られたデータを元に可変機構を排除する形で再設計され、運動性・機動性の向上を目的とした実験機『百式』として日の目を見た。可変機としての実用化はΖガンダムに譲ったものの、第一次ネオ・ジオン抗争後にΖタイプの技術を流用することで可変機としての開発が再開し、『デルタプラス』が完成することとなった。


ちなみにデルタプラスの戦闘シミュレーター内には本機のデータが内蔵されており、パイロットAIはあの男の戦闘データを使用している。

PS3版『機動戦士ガンダムUC』で戦うことができ、『機動戦士ガンダムUC MSV 楔』に収録された『仮想敵機 デルタガンダム』では『HGUC デルタガンダム』の説明書に書かれた内容が漫画化されている。


また、デルタプラス建造時に本機も建造されてテスト飛行を行っていたという目撃証言もあるがアナハイム社は正式な回答をしておらず(『HGUC デルタプラス』より)、その存在はネット上のCGモデルのみでしか確認できていない(『ガンダムMSグラフィカ』より)。


なお、『ガンダムMSグラフィカ』以前の作品では「百式=デルタガンダム」と扱われるケースもあった。


武装

頭部60mmバルカン砲

連邦系MS伝統の牽制用機関砲。


ビーム・サーベル

シールド内側に2基を装備。変形時にはビームガンとして使用可能だが、威力は低い。


ビーム・ライフル

型式番号XBR-M87A4

可変機構対応型として開発された試作品で、2つのタイプのEパックを併用するデュアルサプライシステムが採用されている。また、銃口からビーム刃を発生させるビーム・ベイオネット機構も内蔵されている。本機と違って実際に制作されており、後にガンダムMk-Ⅲ用の主兵装として転用された。


シールド

左腕に装備。本機に装備されるものはΖプラス等と同様、先端にセンサーを内蔵したものとなっているため、防御兵装としての運用能力は低い。


バリエーション

デルタガンダム弐号機

DELTA GUNDAM GFT

型式番号MSN-001-2

ガンダムフロント東京内の有料上映ブース『DOME-G』の映像作品『Competition of NEW GUNDAM -RED or WHITE-』に登場した機体。

宇宙世紀0087年11月にアナハイム社がカラバ向けに行ったプレゼンに登場した機体で、実機は建造されていない(作中でも機体納入は調整の関係で遅れると説明されている)。

データ上のパイロットがシャア・アズナブルに設定されていたためか、機体カラーは真紅を基調としたものになっている(偶然か否か、赤と黒のツートンカラーに緑のカメラアイという配色はサザビーと同じである)。耐ビームコーティングについての記述がある事から、この赤い塗装は後にガンダムMk-Ⅲ 8号機にも施されたエマルジョン塗装の廉価モデルと思われる。また、背部のバインダーは原型機より軽量化されているとの事。武装は原型機のものに加え、新たにクレイ・バズーカが追加されている。


百式

型式番号MSN-00100

アニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場。

デルタガンダムの変形機構をオミットする形で完成した機体。

詳細は百式を参照。


デルタプラス

型式番号MSN-001A1

小説・アニメ『機動戦士ガンダムUC』に登場。

百式の原型機であるデルタガンダムの量産試作機。

詳細はデルタプラスを参照。


ガンダムデルタカイ

型式番号MSN-001X

漫画『機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ』に登場。

デルタプラスをベースに追加兵装を装備し、パイロットに擬似的にニュータイプ能力を付与する「n_i_t_r_o」システムを搭載した試作機。

詳細はガンダムデルタカイを参照。


百万式

型式番号MSN-001M

アニメ『ガンダムビルドファイターズトライ』に登場。

デルタガンダムに百式やメガライダーの要素などを盛り込む形でサカイ・ミナトが製作したカスタムガンプラ。宮里学園のスドウ・シュンスケが使用した。

詳細は百万式を参照。


ゲームでは

Gジェネレーションシリーズ

『オーバーワールド』から参戦。百式やメタス(『ジェネシス』のみ)から開発可能で、デルタプラス系統やΖガンダムへと発展させる事が可能。性能は機動性を強化した百式といったところで、MS形態では百式系にはできないシールド防御が可能な事に加え、ビームコートにより変形時もそれなりの耐久力がある反面、武装が少ないのが難点。


機動戦士ガンダムバトルオペレーション2

「だから俺たちはケジメをつけに行く」

2022年7月14日に600コストの支援機として実装。

弾幕性能に優れている上に、格闘も連撃が可能なため汎用機寄りの動きも可能であり、汎用機と共に前線で活動しやすい。

スキル「耐ビーム・コーティング」により、HP50%まではビームのダメージとよろけを軽減できるため、射撃戦でゴリ押しがしやすい反面、素の耐久力は高くないので50%を切ると一気に紙耐久となってしまう。高威力なビームだと一発で剥がされてしまう場合もあるので、過信は禁物。


ガンプラ

2012年にHGUCで発売。変形は差し替え式で金メッキ塗装という事もあり、定価は4,620円とHGUCとしては高め(2006年発売のグリプス戦役セットが同価格。つまりREVIVE前のMk-Ⅱ・百式・Ζが全て買えてしまうのである)。関節パーツは一部デルタプラスから流用しており、ランナーの都合上変形用差し替えパーツなどが余剰となる。

弐号機はガンダムフロント東京限定で発売された。単なる色替えであるためクレイ・バズーカは付属しない。ガンダムフロント東京閉店後は入手困難となっていたが、2024年5月3日に後継となるガンダムベース東京限定品として事実上の再販が行われる事になった。ただ、箱絵はプレミアムバンダイ限定品のようなモノクロになってしまったため、それを残念がる声も(似たような事例はHGUC Ζプラス テスト機イメージカラーにもあった)。


関連タグ

機動戦士Ζガンダム 百式

M・ナガノ博士

デルタプラス ガンダムデルタカイ

佐助デルタガンダム


アナハイム・ガンダム(ギリシア文字系)

γガンダム εガンダム δガンダム ζガンダム ηガンダム θガンダム

ιガンダム κガンダム λガンダム μガンダム νガンダム ξガンダム

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました