織田信奈の野望

おだのぶなのやぼう

織田信奈の野望とは、春日みかげによるGA文庫のライトノベル。

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概要

戦国武将が美少女になった世界へとタイムスリップした男子高校生の冒険物語。

ドラマCD化、コミカライズもされている。アニメ化も発表され、2012年7月から9月まで放送された。

長きに渡る戦乱による人材不足から、「姫武将」として女児の家督相続が当たり前となっている世界であり、登場人物の多くが美少女となっているが、斎藤道三や浅井久政、朝倉義景などの一部の人物は男性のままである。

織田信秀の子供が兄妹が信奈と信勝だけだったり（信包や有楽斎はおろか、お市すら出てこない）、武田勝頼が信玄の妹だったり、本来ならまだ生まれていないはずの伊達政宗が既に登場していたり（ちなみに桶狭間の戦い時点の伊達家当主は祖父の晴宗）と性別以外にも史実と違う箇所が結構ある。また、作品の都合上、濃姫やまつなどは出てこない（旦那が女性になっているため）。

あらすじ

現代の日本に暮らす男子高校生、相良良晴はある日突然、戦国時代の濃尾平野に飛ばされ、そこで行われていた合戦に巻き込まれてしまう。

その世界では今川義元や松平元康、柴田勝家といった戦国武将達が可愛い女の子の姿で存在しており、尾張国の主は織田信長ではなく、織田信奈という少女だった。良晴は、その世界で木下藤吉郎と出会って意気投合するが、藤吉郎は不慮の死を遂げてしまう。これを見た良晴は藤吉郎に代わって織田家の家臣となり、当主信奈の野望である天下統一の手助けをすることを決心。