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概要

エマーソン氏による、『ウルトラマンA』と『ゼロの使い魔』のクロスオーバーを描いたWEB小説

本来は2ch漫画サロンの『あの作品のキャラがルイズに召喚されました』というスレに投稿されている連作の一つだが、2014年からハーメルンで先行掲載されている。


基本的にこのスレでは「『ゼロ魔』以外の作品のキャラをルイズが召喚する」というのが一般的であるが、本作は「『ゼロ魔』主人公の平賀才人がちゃんと召喚された後に、ウルトラマンエースが登場する」という特殊な流れを取っている。

また、本作は(『ゼロ魔』自体そうではあるが)群像劇の体があり、才人とルイズがチョイ役ないしは全く出ない話も多く、その代わりにタバサを始めとするサブキャラを主人公に据えたエピソードが多くある。かと言って才人とルイズがないがしろにされているわけではなく、登場する回ではちゃんと主人公をする。


2008年に連載がスタート。その後、1章につき99話の割合で更新を続け、2018年をもって、連載開始10周年を達成した。その当時はまだウルトラマンゼロも登場しておらず、メビウスが最新だった時代である。

2023年11月現在は最終章40話までが掲載され、最終章を含めた4章の構成であることが明かされている。

物凄く作り込まれた世界観や、圧倒的過ぎる特撮知識の多さ、「そこでそれ使うの!?」という発想力、ヤマグチノボルテイストを崩さない文体など、どれを取っても一級品。


世界観

本作における舞台・ハルケギニアは「別宇宙の異世界」というわけではなく、「宇宙の片隅にある惑星」ということになっており、「やろうと思えば地球から物凄く速いロケットを作れば移動出来る」という世界観になっている。ただし、その「地球」は才人たちの暮らす星とは別宇宙である。ネタバレのために詳細は省くが。


主人公・才人は「『ウルトラマンメビウス』の世界(M78スペースにおける地球)における高校生であり、過去の『Q』~『メビウス』までに登場する怪獣の知識を持った上でハルケギニアに召喚された」ということになっている。また、シエスタの曽祖父・佐々木武雄は旧日本軍兵士ではなく才人たちの住む戦後日本の出身であり、「破壊の杖」「龍の羽衣」も原作とは設定が異なる。


本来異世界である『ウルトラマンティガ』や『ウルトラマンガイア』、『ウルトラマンコスモス』等はきちんと「別世界のお話」ということになっている。また、『大怪獣バトル』以降の作品に登場した要素についても要所要所で活用されている。


さらに、円谷と縁が深い東宝映画のオマージュが多く見られる。直接名前は出てはいないが過去にゴ●ラ●スラが出現したのではないかと思うような描写もあるほど。とあるエピソードでは、『ウルトラマン』にワンカットだけだが登場した縁で、あの有名な東宝自衛隊装備が出たりする。


※以下、ネタバレ注意


あらすじ

第1章

 突如、平和なトリステインを襲った、異次元人ヤプールの操るミサイル超獣ベロクロン。トリステイン軍は応戦するも適うわけもなく蹂躙され、ルイズと才人もベロクロンの凶弾の前に命を落としてしまう。

 二人を救ったのは、かつて才人の住む地球を超獣たちから守り抜いた正義の使者・ウルトラマンエース。エースは、仲間のために命を落とした二人を助けたいと思う一心で、二人にウルトラリングを渡し融合する。

 生き返ったルイズと才人はエースに変身しベロクロンを撃退するが、戦火も冷めやらぬ中、次から次へと悪の怪獣軍団の牙がハルケギニアに迫る。


第2章

 アルビオン、そしてトリステイン魔法学院におけるヤプールとの一大決戦からしばらく経ち、虚無の担い手を狙うガリア王ジョゼフの野心が本格的にルイズたちに牙を剥く。さらにヤプールがサハラで復活し、ハルケギニアだけでなく、サハラのエルフたちをも動乱へと巻き込んでいく。

 もはや人間とエルフがバラバラではヤプールに対抗出来ない。両種族の和解のため、アンリエッタは東方への使者の派遣を決意する。

 しかし、それを良しとしないヤプールによって新型蒸気船東方(オストラント)号は破壊され、2代目東方号の建造にも次々と妨害がかかる。

 それでも苦難を乗り越えて、東方号は東へと旅立つ。だがサハラでは、エルフを抹殺せんとするヤプールの大怪獣軍団が待ち構えていた。


第3章

 サハラにおけるヤプールとの一大決戦から数ヶ月後、ロマリア巡礼に向かうこととなったルイズ達だったが、ロマリアに巣くう闇の勢力によりハルケギニアが闇に閉ざされてしまう。

 明かされる6000年前の大災厄の真相、ハルケギニアの成り立ち。なおも暗躍するヤプールの攻撃。さらにこの世界でも胎動する根源的な破滅をもたらそうとする者。

 その中で勇者たちは徐々に集っていき、そして時空を超えた決戦の末に才人たちは大いなる真実を知る。

 だが、ガリアに現れた新たなる乱入者によって、事態は誰も予想しなかった方向へと迷い込んでいく。

 世界が突然書き換えられてしまったかのように変わる。しかもその乱入者さえ想定外のさらなる介入者までも現れる。

 不可思議な空気の中で、しかし平穏や日常、冒険や戦いを重ねつつ、新しい友情や愛は育まれていく。

 そして最後に待ち受けるのは、若者たちへの大きな問いかけと試練であった。


最終章

 突如、トリステインに対して宣戦布告してきたガリア王国。さらにウルトラ戦士たちでさえ容易には行かない強力な怪獣軍団が解き放たれ、最大の危機が迫る。

 そんな中、暗殺されたはずのオルレアン公が姿を現し、宇宙からも新たな乱入者が飛来、ガリアを巡る決戦は混迷の度合いを深めていくこととなる…。


登場人物

『ゼロの使い魔』のキャラクター

トリステイン

今作ではヤプールによるベロクロン襲撃・エースの登場以降、アンリエッタを中心に伝統に囚われない改革が急速に推し進められていくことになる。


本作の主人公。M78スペースの地球の日本人で、ルイズに召喚された「神の左手<ガンダールヴ>」。

物凄くウルトラ知識に詳しく、怪獣博士のクゼ・テッペイより早く怪獣の名前を言い当てるほど。ルイズとウルトラタッチすることでエースに変身する。小さい頃から歴代防衛チームやウルトラマンに憧れを抱いており、その思いは意外な形で現実のものとなっていく……。

本作ではハーレム体質はやや控えめだが、惚れられる相手にはきっちり惚れられる。


本作の主人公その2、もといメインヒロイン。原作ほど色ボケてはいない。

才人の突飛な行動に振り回されるのは同じだが、原作において長期間で身に起こる経験をかなりの短期間で経験し、ウルトラマンとして戦っていくことで、人間的にも大きく成長していく。


才人の相棒となるインテリジェンスソード。

本作では、エースの力によって巨大化させられたりする。やっぱりギロチン王子にはが良く似合う。ツルク星人の剣と打ち合うことも可能など、地味に凄いところも見せ付けた。


魔法学院で働く、ボブカッターヘアスタイルのメイド少女。

作中でとある人物の子孫であることが判明する。


トリステインの王女であり、ルイズの幼馴染。

ヤプールの降伏勧告を凛として跳ね除け、超獣に対抗すべく軍の指揮を執る等、原作とは打って変わり、序盤から名君の片鱗を時折見せるが、それには理由があり…。


帝政ゲルマニアからの留学生。ルイズの喧嘩仲間であり、タバサの親友。

タバサの冒険』編では、華々しい活躍を幾度も見せ、作中では巨大化した宇宙人を前にして「貴族を…否、人間を嘗めるな!」と啖呵を切るなど、肝も据わっている。


外伝『タバサの冒険』主人公。従姉妹のイザベラから「怪獣をブッ倒してこい」などといった無茶振りを何度も受ける。ある理由のために、年一度ファンガスの森を訪れている。


トリステイン魔法学院の学院長。使い魔を使って秘書にセクハラをするなど、一見お調子者のスケベな老人だが、胆は据わっており、賊や怪獣の襲撃に対しても生徒の安全を守るため、時には敢然と、時に飄々と構えている。30年程前に、とあるウルトラ戦士に危ないところを助けられた過去がある。


トリステイン魔法学院の教師。原作での発明家気質は、この作品でも変わらず。その才覚は、物語の命運を左右する程重要なものとなっていく。間違いなく本作一の過労死候補。


トリステイン魔法学院にて、学院長の秘書を務める女性。その裏の顔は、巷を騒がせる土のメイジの怪盗「土くれのフーケ」であり、心の奥底に宿る黒い心にヤプールは利用価値を見出し…。


ハーフエルフの少女。生来の優しさに加えて、物語の中で成長していき、少しずつ「強さ」を身に付けていき、やがて読者の想像を超える活躍をすることに…。


ルイズの同級生の男子生徒。使い魔のモグラの使い魔『ヴェルダンデ』がちょっとかわいそうなことになる。

本作でも少年たちのまとめ役なところは変わらず、活躍の機会が増えていく。


ルイズの同級生である水のメイジであり、『魔法薬』の調合が得意分野。ギーシュのガールフレンドであるが、ギーシュの浮気性には呆れつつも、何やかんやで、面倒見が良い。

ギーシュを引き留めるために『惚れ薬』の調合を実行に移すが、それがとんでもない事態を引き起こすことに…。

戦闘中は後方支援として、魔法薬を使用した治療や応急処置の場面にて、大いに活躍する。


ルイズの同級生である、太っちょ体型の生徒。その外見のせいで、とんでもない災難に見舞われることになる…。


外伝『烈風の騎士姫』主人公で、ルイズの母親。

『烈風』の異名を持つハルケギニアでは伝説級の歴戦のメイジであり、生身で怪獣と戦えるくらい強い

若い頃に、とあるウルトラマンとの邂逅があった。


ヴァリエール家の長女で、ルイズの姉。王立魔法研究機関『アカデミー』の筆頭学者であり、技術者としても優秀なメイジ。

超獣の死骸や、ロボット怪獣の残骸の検分にも立ち会い、時には怪獣対策案を立案し、作戦に参加するアクティブな面もある。本作の怪獣比喩を用いるならば、ルイズがグドンなら、エレオノールはネロギラスに当たる存在である。身分や得意分野の違いから、アニエスとはしばしば対立しつつも様々な脅威に共に立ち向かっていくこととなる。


ヴァリエール家の次女で、エレオノールと同じくルイズの姉。

原作とは幾つかの相違点があり、とある理由により病弱な体ではなく、肉体は健康そのもので、魔法の行使も問題は無く、動物好きな性格が、殊更に強調されているだけでなく、更に上のレベルへと到達しており…。


エルフの学者。好奇心が服を着て歩いているような性格で、その行動力が事件解決の原動力となることも。


アンリエッタを補佐する重臣で、政務の多くを担っている。民衆や貴族の人気は低く、「鳥の骨」などと揶揄されているが、王家への忠誠心は高く、私心の無い真っ当な人間で、国を愛するが故にアンリエッタに諫言をすることも多い。


ルイズの婚約者である、トリステイン王宮所属の魔法衛士隊の一つである、グリフォン隊隊長。物語の中で祖国を裏切るが、その結果色々と凄まじい運命を辿ることになる


平民の女性を中心に構成された、トリステイン銃士隊の隊長で、アンリエッタの腹心を務める女性。ルイズと才人がトリステイン軍に肩入れしているため、必然的に出番が多い。あと、銃士隊の雰囲気がややZAT寄りになっている。


アニメの第2期『双月の騎士』に登場したオリジナルキャラ。銃士隊の副長であり、アニエスの副官。アニメでは脇役だったため出番は少なめだったが、本作では多分シエスタやモンモランシーより出番が多く、ほとんど第2のヒロイン枠となっている


クルデンホルフ皇国の皇女で、高慢な性格をしている。しかし本作ではクルデンホルフ皇国の跡取りという点が強調されており、責任感から人知れず勉強している努力家な一面も見られた。

ある人物との出会いをきっかけに、名家の跡取りとしても、人の上に立つ者としても大きな成長を遂げていく。


  • エーコ、ビーコ、シーコ

ベアトリスの取り巻き三人組。アニメでは単なる同級生のヨイショだったが、本作では三つ子の姉妹とされていて、他に7人の姉妹もいる。


王都トリスタニアのチクトンネ街にある大衆酒場兼宿場『魅惑の妖精亭』の看板娘であり、シエスタの母方の従姉妹。

控えめなシエスタとは対照的に、快活かつ外交的で、竹を割ったようなさっぱりした気性の持ち主。本作ではその気性でミジー星人たちを従わせたり、怪獣に臆さないなど、「女神」と称されるほどの活躍を見せる。


ジェシカの父にしてシエスタのおじであり、『魅惑の妖精亭』の店長。ボディービルダー級の体格でありながらオネエ言葉で喋り、肌にピチピチの衣装とクネクネした物腰で振る舞うオカマである。口癖は「トレビア〜ン!」で、店の従業員には「ミ・マドモワゼル」と呼ばせている。なお、この体格は佐々木のスパルタ教育によって手に入れたことが第3章で明らかになる。

長年に渡って店を経営しており、故に人を見る目は一流。そのため路頭に迷っていたミジー星人たちに素質を見出し、快く雇っている。


表向きは王国の司法権を担う高等法院の長であるが、裏では自らの職権を乱用する強欲な男であり、自分以外の人間は利用するための道具としてしか見ていない。レコン・キスタ及びガリアと通じ、アンリエッタ主導のトリステインの乗っ取りを目論むが…。


トリスタニアの徴税官。地位を傘に着ており、女癖も悪い小悪党であったが、ある時期から善人へと生まれ変わっている


  • アイ

本作オリジナルキャラクター、第1章から登場する。ベロクロン襲撃による災害孤児で、ミラクル星人が保護していたが、後に様々なハルケギニアの暗部に巻き込まれてしまう…。


アルビオン王国

2年前から続く王党派とレコン・キスタの内乱にヤプールが介入、時空波発生装置が取り付けられたことでボガールの餌場と化してしまう…。


浮遊大陸国家アルビオンの皇太子で、アンリエッタの想い人でもある。原作ではすぐに死んでしまうがこちらでは生存し、出番も多い。

貴族連合である反乱軍レコン・キスタにより、国王である父を喪ったことを始め、降り掛かる数々の困難や孤独感に苛まれながら窮地に追い込まれるも、その絶望的状況を数々の幸運と指揮能力で盛り返し、五分五分の戦況まで逆転させ、部下からの信頼も厚いが…。


貴族連合レコン・キスタの総司令官であるが、実際には秘書シェフィールドを通じたガリア王ジョゼフの傀儡に過ぎない。だが、内乱の最中ある勢力と絡んでいき…。


ガリア王国

チャリジャの来訪を機に様々な宇宙人がジョゼフ王と接触、彼の謀略の裏で暗躍していくこととなる。


ガリア王国の現王であり、タバサの叔父。魔法の才に乏しく『無能王』という蔑称を周囲だけでなく、臣下の間ですら囁かれているが、あくまで魔法の才に乏しいだけであり、「執政者」としては有能。また、後に虚無の魔法の担い手であることも判明する。

ウルトラマンと怪獣の戦いを目の当たりにし、『ウルトラマンの力』に興味を示す。そして自らに接触してきたチャリジャを通じ、異世界の力に手を付けていく。

弟のシャルル一家を貶めた張本人ではあるが、そのシャルルには内心複雑な感情を抱いているようで…。


ジョセフ1世に仕える女性。虚無の使い魔であり、『 神の頭脳<ミョズニトニルン>』としてジョゼフの命の下、アルビオンの内乱においてレコン・キスタを陰で支援したり(後にヤプールに利用され、エライ目にあった)、チャリジャの持ち込んだ怪獣を仕向ける等、度々ルイズたちの行く手に立ち塞がる。


ジョゼフの娘であり、ガリアの王女…タバサの従姉妹に当たる。ジョゼフに似てか、魔法の才に乏しく、周囲からの軽蔑、加えて優秀なメイジであるタバサへの嫉妬、加えて親族から満足に愛情も注がれなかったため、性格は傲慢で我が儘どころではなく、臣下への脅迫やパワハラも日常茶飯事で、タバサを死地に追いやるような命令を何度も下していた。そのため、周囲からの好感度は最早最底辺より下を行っている。

…が、思い付きで行ったサモン・サーヴァントが、彼女の運命を大きく変えていくことに…。


故人。ジョゼフの弟でタバサの父。12歳でスクウェアクラスに達した天才的なメイジであり、次期国王と目されていたが、物語の3年前にジョゼフにより暗殺された。

第3章において、ガリア王家と???の密約に彼の存在が大きく関わるようであるが…。


  • ジル

ファンガスの森に住む猟師で、タバサの戦いの師匠でもある。本作ではあるウルトラマンのおかげで生存しており、そのままファンガスの森に住み続けている。


ロマリア連合皇国

教皇によって収められている都市国家群であり、「光の国」という呼び名とは裏腹に宗教弾圧や貧富の差が激しい。この国の裏ではとある闇の存在が数千年に渡って暗躍している。


ブリミル教教皇にして虚無の担い手の一人。聖地奪還のため、各国に聖戦参加を呼びかけるが…。


ヴィットーリオに仕えるオッドアイの美少年。虚無の使い魔であり、「神の右手<ヴィンダールヴ>」として各国の要人と接触しているが、その正体は…


ロマリアに雇われた傭兵4兄弟。

ある人物たちの暗殺依頼を受け、ラグドリアン湖を訪れるが…。


帝政ゲルマニア

今作では公害による怪獣災害が頻発しており、その対応に追われてしまっている。


ゲルマニアの君主であるが、始祖の血を引いていないため他国の王より格下の存在として扱われている。怪獣災害に加え、急速に成長していくトリステインに困り果ててしまうこととなる。


  • ルビアナ

本作のオリジナルキャラクターで、第3章から登場する。

ゲルマニアの大貴族の娘で、美人で気立てが良くて頭も良いという完璧人間。ギーシュやモンモランシーと仲が良いが、どこか謎めいた不穏なところを持つ。視力が弱いため、常に目を閉じている。


サハラ

エルフが数千年に渡って住んでおり、人間を上回る技術力や先住魔法で怪獣災害に対応していたが…。


砂漠に住まうエルフの一部族「ネフテス」の統領。今作ではヤプールの脅威に対処するため、ビダーシャルをハルケギニアに派遣するなど、これまでの慣習に囚われない先見の明を披露している。


ネフテスの一員であり、「評議会」の議員。本作では当初不本意ながらもガリア王ジョゼフの部下に従っており、虚無の担い手であるルイズたちの敵として立ちはだかるが…。


『鉄血団結党』の団員であり、ネフテス水軍の士官を務める少女。ハルケギニアへ渡ったティファニアの母・シャジャルの一族でもあるため、当初はティファニアを恨んでいたが…。


評議会の議員で、大の人間嫌い。強弁派の集団『鉄血団結党』の長であり、今作ではそのプライドのあまり、ウルトラ戦士たちをも敵視していたが…。


過去の人物

ハルケギニアにおいて始祖と呼び称えられている伝説の人物。最初の虚無の使い手であり、その実力はケタ違いの高さを持つ。しかし性格は温厚で、とぼけたところのあるのんびり屋であり、仲間たちの信頼も厚い。彼の一族、マギ族には何か重大な秘密があるようなのだが…。


ブリミルのパートナーであり、最初のガンダールヴでもあるエルフの少女。ブリミルには振り回されがちで、その度に容赦ないツッコミを入れている。あるウルトラマンと深い関係にあるようだが…。


その他

  • 水の精霊

ラグドリアン湖に数千年にも渡って住んでいる巨大なアメーバのような知的生命体。本作では、ある世界の存在と大きく関わっている


『ウルトラシリーズ』のキャラクター

M78スペース出身

ウルトラ5番目の使い魔 『ウルトラマンエース×デルフリンガー』

本作の主人公その3北斗星司の人格も統合されている。

ルイズの召喚魔法により、才人とほぼ同時に召喚された。ルイズと才人とはテレパシーで会話も可能で、時には二人への助言や奮起を促すなど、二人の戦友としてだけでなく、師匠でもあり、父親のように見守る姿も見せる。


第1章終盤にてハルケギニアへと来訪。エースたちのサポート及びヤプールが復活させたボガールの討伐のため、各地を廻っていくが…。


第1章終盤にてハルケギニアへと来訪。ヒカリとは異なり、CREWGUYSと共にヤプールとの決戦に備え元の次元へ帰還、準備を進めていくが…。


既にアーマードダークネスを倒した後の時系列。

ハルザキ・カナタら現役メンバー以外にも、メビウス着任時代のOBメンバーも登場する。


第2章中盤にてハルケギニアへと来訪。当初は謎の風来坊として活動し、特に銃士隊の面々やベアトリス一行と交流を深めていく。


栄光のウルトラ兄弟。第2章中盤にて、長兄ゾフィーからウルトラマン80までの戦士が地球や火星に駆け付け、ヤプール配下の怪獣軍団と戦った。


本来は『ゼロ魔』のキャラだが、作中での扱いから考えてこちらに掲載する。


コスモスペースのウルトラ戦士

6000年前のハルケギニアで起きた大災厄の際、ブリミル一行と共に世界を救った英雄。デラシオンとの戦いの後の時系列ということになっており、春野ムサシとは分離している。そのため、設定上はエクリプスモード以上の強化形態にはなれなくなっている。


怪獣兵器スコーピスの残党を追う途中、ハルケギニアに到来。アルビオンでティファニアたちを怪獣から守った後、怪獣災害の黒幕であるヤプールたち侵略者との戦いに身を投じることになる。


別世界のウルトラマン

最終回のグランスフィアとの戦いで生じたワームホールに飲み込まれたことにより、30年前のハルケギニアに到来。各地でルイズやシエスタと縁のある人物たちと交流を交わした。その後再び消息不明になるも、第3章にて遂に…。

原作同様に様々な世界を渡り歩いているが、ブラックホールに近づいたら巨大な結晶のような怪獣に追い回されたり超重力の遊星に引き込まれそうになったり巨大植物と共生しているとんでもなく強い怪獣と戦う羽目になったりと、かなり凄まじい人生を送っている。


第1章のチャリジャ初登場回においてゲスト出演する。


第1章におけるエアロヴァイパーとの戦いでルイズ達と邂逅。その後、破滅招来体によりハルケギニアから飛ばされたタバサのため、藤宮と共に彼女に力を貸す。


かつてファンガスの森において、タバサたちを救った青い巨人。


これらの他にも、人間キャラではTACMAC、ZAT等の歴代防衛チームのOB、さらにマルチバースの利点を生かして別世界の防衛チームの登場などもある。

また、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』後の世界観のため、一部の登場人物の精神が別世界の同一人物のものとリンクする場面が存在する。


主な登場怪獣・超獣・宇宙人

ヤプール勢力下の超獣・怪獣・宇宙人

本作のメインヴィランである異次元人ヤプールが牛耳る軍勢。

本作ではヤプールの十八番である超獣のみならず、M78スペース出身のありとあらゆる怪獣や宇宙人たちを支配下に置いており、利害関係の一致で手を組むのみならず、時にはハルケギニアに生息する野生怪獣にも干渉したり、時系列上は既に死亡している怪獣をも復活させる等、利用出来るものはとことん利用し尽くさんとばかりに幅広く集められており、強大な勢力となっている。

第2章でのヤプール大敗後は目立った活動を見せておらず、直属の配下や超獣を除いた残党の多くが離散し、単独行動を取っている。


第1章より

本作における悪の黒幕。『メビウス』の本編終了後(アーマードダークネス事件後)にまたも復活を遂げ、地球とウルトラマン達への復讐を狙っていたところで、ハルケギニアにて日常的に行われている召喚魔法『サモン・サーヴァント』の際に発せられる微弱な時空震を辿り、ハルケギニアの存在する平行宇宙を発見。「異種族間の紛争」や「階級社会による圧政」によるマイナスエネルギーの発生が日常茶飯事のハルケギニアは、闇の化身であるヤプールにとっては格好の的であり、復讐のために更なる戦力増強を企み、ハルケギニア侵略を決める。手始めにトリステインの首都にベロクロンを送り込み、宣戦布告を叩き付けた。

その後、ハルケギニアの各地に侵略の手を伸ばし、作中ではあらゆる怪獣・超獣・宇宙人を配下として蘇らせるだけでなく、かつてメビウス地球滞在時に擬態した『黒衣の老人』として幾度も暗躍し、『ゼロ魔』の登場人物たちの心の闇に付け入り、利用し、欺き、絶対悪の鑑とも言える悪行を存分に行う。

その姿や悪辣振りは、まさに“本物の悪魔”と言って差し支えない。


『メビウス』本編において黒衣の老人(ヤプール)が操っていた、黒紫色の霧で構成された蛇のような怪獣。実体を持たないが他の怪獣と同化する能力を持ち、同化した生物の能力や生体情報をコピーすることで、乗り移った怪獣の肉体を媒介に変化・再現することが出来る。

本作ではヤプールが幾体も用いており、様々なウルトラシリーズの強敵怪獣を裏技的に誕生させるなど、読者の予想を良い意味で裏切る展開を仕掛けることも多い。


かつてメビウスたちの活躍により倒された、怪獣を捕食対象とし、貪欲な食欲を持つ高次元捕食体。その食欲は一つの惑星の生物を絶滅させるほどで、ウルトラマンヒカリとも因縁深い宿敵である。

本作では怪獣墓場にて漂っていたところをヤプールによって蘇生されるが、元々が我の強い性格のため、ヤプールの配下となることには不服な態度を隠さないが、逆らい続ければ確実に怪獣墓場に叩き返されるため、しぶしぶ従っている。

ハルケギニアでは、かつて地球で活動した際と同じく『ボガールヒューマン』という女性の人間態として降り立ち、下等種であるレッサーボガールを率いて暗躍する。

その凶暴性から、ヒカリだけでなくジャスティスからもサンドロスと同等の危険分子として警戒されることとなる。


ヤプールが珊瑚と宇宙怪獣を合成させた、全身兵器の超獣。

かつて地球攻撃用に投入された超獣第1号にして、ハルケギニア攻撃用超獣第1号

トリステイン王国の首都トリスタニアに出現し、全身からのミサイルと火炎で大虐殺を敢行し、

首都の半分を焦土と化し、魔法衛士隊を始めとするトリステイン軍をかつての地球防衛軍と同じく全滅に追いやり、才人とルイズをも一度殺害した。


本来はサイコキノ星人というグレイタイプの宇宙人の超能力によって土から作られた、モグラにも似た4足歩行型の怪獣で、肉体の構成物質の大半が鉱物粒子で形成された所謂「土人形」であり、厳密には怪獣ではない。

武器は前後に動く頭部先端のドリル状の角と、ヒレの付いた巨大な前脚。

本作の個体は、とある理由により魔法の能力が向上した怪盗「土くれのフーケ」の土魔法『クリエイト・ゴーレム』により再現されている。


蛍と宇宙怪獣の合成超獣。昆虫らしく鋏状の4本の腕を持ち、武器は先端に鋏状の突起の付いた尻尾で、蛍よろしく此処は発光体にもなっており、中に人間を閉じ込めることが出来る。

頭部からは噴霧状の溶解液を噴射し、森を瞬く間に腐食させる威力がある。

通常より大きめの蛍に擬態することが可能で、ヤプールの使いとしてとある人物をガディバと共謀して洗脳、傀儡とし、トリステイン全域にて『貴族連続殺人事件』を引き起こし、屋敷の住人から衛兵に至るまで、その溶解液を用いて一片の肉片も残さずに喰い尽くし、白骨死体と変えてエネルギーを蓄えていった。


かつてウルトラマン80の地球滞在時に、下記のメカギラスを用いて地球侵略を企てた宇宙人で、集団で行動する。

ヤプールによりハルケギニア侵略を持ちかけられ、トリステインの領土割譲を条件にヤプールの配下となる。持ち前の変身能力を駆使し、メイドや傭兵に変身してトリステイン王宮に多数が潜入、トリステイン壊滅に向けて暗躍する。


上記のバム星人たちが建造したロボット怪獣であり、かつて80と交戦した機体の同型機。

四次元空間と三次元空間を自由に行き来することが出来、武装は口からの破壊光線と、上顎から発射されるミサイル。前回地球を襲撃した機体と同様に強力なバリアで身を守っており、正面からでは打撃攻撃はおろか、メタリウム光線すら通用しない。

かつてこのバリアは四次元空間でのみ使用することが可能だったが、改良されて三次元空間でも展開可能となっている。


かつてウルトラマンレオと交戦した、凶悪無比な宇宙人の同族。

宇宙の各地で快楽殺人犯的な犯行を重ね、「宇宙の通り魔」との呼び名を持つ悪名高き凶悪宇宙人で、ヤプールに招致されハルケギニアに襲来した。

両腕を宇宙金属性の長剣に改造しており、その切れ味は建築物をバターのように容易く切り裂く威力がある。等身大では全身タイツのスリムな人型宇宙人だが、巨大化すると全く印象の異なる爬虫類型怪獣のような姿に変化する。

最初は巨大化形態で白昼のトリスタニアを襲撃、エースと交戦するも顔面にダメージを受け撤退する。その後、顔面にダメージを負ったまま等身大の姿で夜のトリスタニアに降り立つと、昼間の憂さを晴らすかのごとく、平民、貴族問わず辻斬りの如く斬殺し続け、トリスタニアを惨劇の坩堝に叩き落とす。


M78スペースのテロ星出身の宇宙人で、全身緑色の体色とアラビア風の印象を持ち、その物騒な名に全く恥じず、宇宙の各地で侵略行為を重ねている悪名高き宇宙人。

主な武器は、左手から発射する弾丸「テロファイヤー」と、巨大な刀「テロリストソード」。

他にも肩のムチやテレポーテーション能力も持っており、巨大化の際は全身からガスを噴出させる。

ガスをエネルギーにしているため、ハルケギニアではまだ手付かずの豊富なガス資源を手に入れるためにヤプールの配下となり、ハルケギニアの調査資料を持つミラクル星人に狙いを定める。


かつてウルトラセブンと戦った個体の一族。

宇宙竜ナースを操り、衰退していく母星の仲間のためにやむなくヤプールに従い、生命カメラでトリステインの犯罪者たちから生命エネルギーを奪っていくが…。


雪女怪獣スノーゴンを操る宇宙人。ヤプール配下として王党派の役人に扮し、アルビオン中から住民を集める。


「宇宙の殺し屋」の異名を取る宇宙人。ある人物を抹殺するため、ヤプールから仕向けられる。


ヤプール配下として、アンドロイド少女ゼロワンと共に王党派を陰で操る。


ヤプールによりブラックスターの破片から作り出された生物兵器。アルビオンの戦いにおいてノーバブラックテリナサタンモアが投入される。


ヤプールのエージェントとして、とある人物に化けて暗躍する。本作では最もヤプールの恩恵を受けている超獣であり、ヤプール譲りの悪辣で非常に高い知能を持つ。


超獣の中でも上位の力を持つ強豪。ある人物に憑依して行動し、さらにバキシムと組んでエースを絶体絶命の危機に陥れる。


ヤプールにより、ハルケギニアに呼び寄せられた怪獣の一体。ガディバに同化されたことで、エースたちを追い詰めるほどの凄まじいパワーアップを遂げる。


第2章より

ヤプールがサハラの洋上の群島『竜の巣』に送り込んだ刺客。暴虐の限りを尽くすも、その蛮行は怒れる守護神を目覚めさせ…。


ヤプール傘下のミミー星人の手により、地球各地で集められた軍艦が結合させられて作られた動く要塞。

WW2での戦艦、空母、巡洋艦その他がゴテゴテに組み合わされているが、その火力は街一つを軽く灰燼に帰するほど。

しかも、バラックシップの外装の中にアイアンロックスが組み込まれた二重構造になっている。

そのアイアンロックスもかつての大和単体とは異なり、武蔵信濃まで合体した超巨大戦艦となっており、ケタ違いの火力を誇る。

才人たちにとって恐るべき強敵となったが、その後は数奇な運命を辿ることとなる。


東方(オストラント)号の出港妨害のために出現。とある10人の人物たちに分離・合体する。


ヤプール直属の配下として、様々な怪獣・超獣を率いてアディールのエルフたちを恐怖のどん底へと叩き落としていく。


ヤプールに呼び寄せられた宇宙人で、ハルケギニアの海の支配権を得る約束で傘下に加わる。

「宇宙の海賊」の異名を持つ荒くれ者で、サメクジラと共に沖合いからアディールを攻めるが…。


ヤプールが呼び寄せた、かつて初代ウルトラマンを苦しめた怪獣。

凄まじいパワーと、初代の個体は使わなかった飛び道具でエースを圧倒する。

本来は悪意の無い怪獣であり、ヤプール敗北後は解放され、野生に帰化した。


ヤプールがギロン人をベースに、アディールにおいて倒された怪獣・超獣・宇宙人の怨念とガディバを融合させて誕生させた強力な怪獣。

「EX超振動波」や、伸縮自在の鋭利な尻尾による串刺し「テールスピアー」を駆使し、ウルトラ戦士たちを追い詰めていくが…。


ガリア王国勢力下の怪獣・宇宙人

配下とする多くの怪獣や宇宙人は、ウルトラマンティガとダイナの出身世界であるネオフロンティアスペースを出身とする者が多く、怪獣バイヤーであるチャリジャをパイプ役に、ジョゼフのゲームの駒として招致される者が多い。


第1章より

異次元からやって来た謎の怪人で、フリーの“怪獣バイヤー”を生業としている。

商業の際は、白塗りのチャップリンのような風貌の太っちょ紳士の姿で活動しているが、正体はケムール人のイメージに近い外見をしており、手から青い破壊光弾を発射して敵を攻撃することも可能。商業者としての面の他に、怪獣による破壊活動も嬉々として行うなど、侵略者としての側面も持っている。

所持品として、タイムトラベル装置が入ったカバンと、飛行機能の付いた蝙蝠傘を持ち歩いており、物質透化能力を使って壁から顔だけを出して屋内の様子を確かめたりすることが出来る。

本作では、お気に入りの怪獣であるヤナカーギーがティガに倒され逃走中のところを、とある理由によりハルケギニアに来訪することになる。

正確にはジョゼフの配下ではないが、紆余曲折ありながらもガリア王ジョゼフを顧客兼スポンサーとして、様々な怪獣を商品としてジョゼフに提供すると同時に、ネオフロンティアスペースの宇宙人たちのパイプ役として、ハルケギニアへの招致を条件にハルケギニアの全国共通の通行手形を発行してもらい、ハルケギニア中を回り、商品の怪獣を収集する等、逞しい商魂を発揮している(ハルケギニア住民にとっては傍迷惑であるが)。

後に第2章でハルケギニアを去るが、その後も彼の置き土産や次元を跨いだ人脈が、ハルケギニア中に大きな波乱を招くことになる。


チャリジャがハルケギニアで最初に出現させた怪獣。

最初はチグリスフラワーとしてガリア王国の首都リュティスのプチ・トロワの庭園に出現し、原作同様警備の犬を捕食したことで異変を知った花壇騎士の攻撃により変貌を遂げた。

右手のムチ、左手の鎌、腹部の口とそこから出す溶解液が武器となっており、これらの武器によりプチ・トロワを壊滅させるも、駆け付けたティガにより撃破される。

この時の戦いが、その後ガリアの要人たちに大きな影響を与えることとなる。


第2章より

ネオフロンティアスペース出身の宇宙人。

縮小光線銃によりターゲットをミクロ化し、奴隷として確保していく。

ジョゼフから余興の依頼を受けた怪獣バイヤー・チャリジャの紹介で、リュティスにおいて奴隷狩りを開始、ネオフロンティアスペースでの失敗を巻き返そうとするが…。


第七メラニー遊星でレイビーク星人たちが捕獲した生体兵器。

本来は身長65メートルの巨大怪獣だが、今回は2メートル級にまで縮小されている。


ネオフロンティアスペースで宇宙航海者たちから恐れられている宇宙怪獣の一種。

宇宙を渡り歩いて宇宙船や惑星を襲い、目から生物の魂を吸収する怪光線を発射する。さらに襲った宇宙船に同化し、隠れ蓑とすることが出来る他、分身能力・瞬間移動能力を持っている。

本作では虚無の担い手を炙り出すため、ジョゼフ王によってトリステインに送り込まれるが…。


かつてネオフロンティアスペースの地球を苗床とし、人間の文明を滅亡させて進化を目論んだ、高等な知性を持つキノコの生命体。

『ダイナ』で完全に滅び去ったかに思われたが、生き残っていた菌糸の一つがチャリジャによって回収され、後にハルケギニアに持ち込まれた。

「全宇宙最高の頭脳」を自称する傲岸不遜な性格であり、ジョゼフすら利用する魂胆で、やがては星全体と一体化しようとした。


かつて、ネオフロンティアスペースの地球の超古代文明の崩壊の一因となった植物。

今作ではクローン体がチャリジャによってもたらされ、花粉の効果が半径数キロと小さくなり効果が弱体化した半面、夜間でも能力が持続可能となっている。

花から噴出する強力な幻覚作用の花粉によってタバサたちを苦しめるが…。


第3章より

かつてゴルゴン星人が使役した宇宙怪獣であり、不死身の再生能力でウルトラマン80を苦しめた。

本作ではチャリジャの置き土産として登場し、シェフィールドがガリア・ロマリア間の戦争においてヨルムンガントと共に使役し、破壊の限りを尽くしていくが…。


チャリジャの紹介を受け、ハルケギニアにやって来た宇宙人。

悪魔・コウモリのような風貌、慇懃無礼な敬語口調、後に宇宙を揺るがす同胞の存在など、某宇宙人を彷彿とさせる存在である。我の強い他の宇宙人たちに振り回されるなどコミカルな描写もあるが、ガリア王家に関するウルトラ戦士たちとの密約を傘に、自分は基本的に安全圏で高みの見物をするなど、その本性は狡猾かつ悪辣である。

タバサとジョゼフの王位継承戦に飛び入り乱入し、何らかの条件を提示することで急速にジョゼフ達に取り入っていく。その後は怪獣墓場から様々な怪獣たちを蘇らせる、ハルケギニア中の人間の記憶操作を行う、様々な人間の感情を収集するなど、自らの目的のために暗躍を続ける。


かつてメビウスを黄金像にした宇宙ストリートファイター。

???の手により復活を果たすも、ウルトラ戦士に挑戦しようと単独行動を起こし…。


かつてウルトラマンジャックを倒した強豪怪獣。

???の手により復活を果たすも、何者かの手により勝手に改造されてしまいショック死してしまう。


別次元由来の戦闘ロボットであり、胸部から物体を宝石に変える光線を放つ。

???の手により次元の狭間で回収され、自らのシナリオの妨害者の炙り出しに活用されていくが…。


目にも止まらぬ速さで移動する能力を持つ宇宙人。

どうやら何者かに恨みを抱いているらしく、その手段として何かを狙ってルイズたちを襲撃してくる。

???から切り札として強大な力を封印された人形を預かっているが…。


  • 古代怪獣EXゴモラ

???がガディバを用いて、第2章に登場したEXゴモラを元に再現したコピー。つまり、コピーのコピーとなる。

実力はかつての個体には及ばないが、それでもコスモスを苦戦させるほどはある。

突如現れたゴモラと戦うが、本性を表したメカゴモラを相手に、あの映画この映画、遂にはあんな映画みたいな戦いを繰り広げることになる。


???がレア怪獣として隠し持っていた切り札。

第3章の終盤で漁夫の利を得るために呼び出したが、あまりにも相手が悪過ぎたため…。


ジャシュライン亡き後の宇宙ストリートファイトの王座を狙うコンビ。ハルケギニアに向かう前の???が、M78スペースでメビウスを撒くために招致した。

勝つためには手段を選ばない卑怯者で、人質といったダーティーな戦法も平気で使ってくる。


最終章より

ウルトラマンたちの力を削ぐべく、シェフィールドによって送り込まれた怪獣。

強烈な突風でトリスタニアに大被害を与え、街への被害を防ぐために空中戦を挑んだエースを優れた飛翔能力で苦しめる。

激闘の末に倒されるが、その残存エネルギーは不気味な霧となってどこかに消えていった。


???によってグエバッサーに続いて送り込まれた怪獣。

圧倒的な防御力が持ち味で、ガイアとアグルの二大ウルトラマンを相手にして一歩も引かない強さを見せ付けた。

如何なる攻撃でもダメージを与えることができず、打つ手が無いかと思われたが…。


スーパーグランドキングに続いてタルブ村に送り込まれた怪獣。ブドウ畑の水源を汚染しようとしてダイナと激突する。

ダイナを相手には地力では及ばないかと思われたが、先に倒された怪獣たちの残留エネルギーと合体して、強烈な悪臭を放つ怪獣へと変貌する。


ファンタス星人のロボットボディが中古販売されていたものを、???が格安で買い取ったもの。

使い捨てのロボット兵士として使われた。


人間の感情を糧にする生物兵器。ある人物の切り札であり、有り余るエネルギーと肥大化する質量で無敵とも言える強さを誇るが…。


ウルトラシリーズでもトップクラスの知名度を持つ宇宙人で、かつてコスモスペースに現れた個体の同族。

今回は一部の過激派が、コスモスに敗北した同胞の復讐のため???と結託した。


ロマリア連合皇国勢力下の怪獣・宇宙人

戦力とする怪獣たちは、『ウルトラマンガイア』の世界出身の怪獣(根源的破滅招来体)を中心に構成されており、本作ではハルケギニアにおいて怪獣のみならず、吸血鬼を始めとする妖魔も傘下に加えている。


第1章より

積乱雲に似たエネルギー体に潜み、時間軸を歪曲させることが出来るワイバーン型の怪獣。エネルギー体の内部では時間が独自の進み方をしており、頭部の触角を発光させることによって発動する時間移動能力により、過去と未来を行き来している。

今作では平行宇宙に存在するウルトラ戦士の抹殺を目論む根源的破滅招来体により、『ガイア』世界だけでなくハルケギニアが存在する宇宙、M78スペースにも出現する。


第3章より

クラゲのような姿をした不定形怪獣。

この次元ではない別次元に存在しているため実体が無く、それ故に一切の攻撃が通用しない。しかし自らは破壊光線を放ったり、周辺の建造物を砂に分解する能力を持つため、非常に厄介な怪獣である。

エースの力でも撃退不能かと思われたが……。


サビエラ村に潜伏しているある人物が変身する怪獣。

闇を好み闇を操り、突風や催眠光線など多彩な能力を持つ。


キュラノスに変身する人物に使役されている。鱗粉に人間を痺れさせてしまう毒を持つ。


根源的破滅招来体の使いとして、とある人物たちの姿でロマリアを陰から操っていく。


『タバサの冒険』編の登場怪獣

タバサが主人公の外伝シリーズで登場し、彼女が任務の過程で遭遇した怪獣・宇宙人たち。


かつて初代ウルトラマンと交戦した怪獣の別個体。

背中に二枚の甲羅がある四足歩行の爬虫類型の怪獣で、耳元まで裂けた大きな口と丸いカエルのような頭が特徴。歩く速度は遅いが防御力は非常に高く、ウルトラマンのスぺシウム光線もその体表で平然と耐え切っている。

口から吐く毒ガス「ダークセント」は、10㎞四方の鳥獣を死滅させるほどの濃度の二酸化硫黄を含んでおり、尻尾の戦端は二股に分かれ、その部位からビームを発射する。

普段は甲羅を閉じているが、興奮すると開き、中の派手な警戒色のような模様を見せ付けて威嚇する。だが、この際弱点でもある腰の付け根の心臓部分が剥き出しになるため、最大の隙にもなっている。

また、自身の絶命が近いことを悟ると、自身の縄張りに戻る習性を持っている。

本作では、ガリア王国とロマリア連合国の国境付近の火山帯『火竜山脈』の火口に潜み、度々ダークセントを吐き出して周囲の草花を枯らす等の活動に収まっていたが、火竜山脈の調査に赴いたタバサたちの前にその姿を現し、人口密集地に向けて進撃を開始する。

山脈に棲息する火竜の群れのブレスの一斉放射もその高い防御力で平然と耐え抜いた上、得意のダークセントにより一瞬で返り討ちにしてしまう。

また、新たな習性として煤煙を好んで吸引し、軽いガスを吐いて物体を浮き上がらせる場面を見せている。

山脈付近の村を蹂躙し、タバサたちと交戦。強豪怪獣の戦闘力を見せ付けてタバサたちを苦戦させるが、弱点である心臓を見抜かれ…。


昆虫のような頭部とサソリの尻尾のような触覚を持ち、他の星の種族をターゲットとしたハンティングゲームを好む、ネオフロンティアスペース出身の残忍な宇宙人。

等身大時と巨大化時で姿が異なり、人間への変身能力と、驚異的な跳躍力を持つ。

巨大化時は怪獣に近い姿になり、等身大時・巨大化時共通して頭部の触角から放つ怪光線が武器であり、命中した標的を一瞬で灰と化す威力がある。

戦力として機動力の高い宇宙船も所持し、その宇宙船からも同種の怪光線を発射可能。

ジョゼフから余興の依頼を受けた怪獣バイヤー・チャリジャの紹介で、ガリア王国の村の一つで、翼人との抗争が絶えないエギンハイム村の森林に降り立ち、姿を隠しながら、翼人からは翼を、翼人討伐に赴いたメイジからは杖を収集するハンティングゲームを行う。しかし、翼人討伐任務に訪れていたタバサたちの前に、遂にその姿を見破られ…。

また、故郷であるムザン星には、持つ者の性格を凶悪に変貌させる魔石が存在する。


獲物をバリアーで囲い込み、逃げられなくしてから餌食にする宇宙怪獣。

ハンティングゲームと相性の良いその能力からムザン星人の尖兵として使われ、他にも多彩な能力を生かして暴れる。

主人の死後は野生化し、度々騒ぎを巻き起こすこととなる。


ファンガスの森の地下に眠らされていた合成怪獣。かつてファンガスの森のキメラたちを製造した貴族たちに協力していた科学者(『ダイナ』に登場したオオトモ博士と思われる)が製造したらしい。

他のキメラたちとは桁違いの強さを誇り、多彩な能力を持つ。


『烈風の騎士姫』編の登場怪獣

ルイズの母・カリーヌが主人公の過去編に登場した怪獣。


『烈風の騎士姫』編の諸悪の根源。

非常に高い知能と、狡猾さと残忍さを併せ持つ凶悪な怪獣。


その他の勢力

元々はヤプールやチャリジャの手引きによって別宇宙から来訪した連中だったが、物語が進むにつれて、彼らの思惑や各国の内情とは関係無しに、独断で行動する者が増えつつある。


第1章より

それぞれダイナ、エースがかつて戦った怪盗宇宙人。

同じ盗人同士気が合うのか、それぞれの獲物のために意気投合し、トリステイン魔法学院を狙う。


例の3バカ本人たち。どういうわけかハルケギニアに迷い込んでいた。

性懲りも無く野望は捨てていないけれども芽は出ない。

スカロンに拾われて『魅惑の妖精亭』で雇われることになり、店主と同じオネエキャラのミジー・カマチェンコは特に馴染んでいる。

第3章において???の力を借り、ウルトラマンダイナへのリベンジを果たそうとするが…。


第3章より

元々はヤプールに雇われた宇宙人だったが、第2章の終盤におけるヤプール敗北の隙を突いて単独行動を起こす。

人間に擬態することも可能で、劇中ではある人物に化けて暗躍するが…。


シャプレー星人に操られる怪獣。

ハルケギニア中の風石を採掘し、各地で大陥没を引き起こす。この影響で、その後各地でキングザウルス三世を始めとする地底怪獣が出現することとなる。

なお、この回以降随所に某MADネタが盛り込まれていくことに…。


ネオフロンティアスペースからやってきた精神生命体。

本作ではロマリアに新興宗教を立ち上げ活動しており、腐敗したブリミル教に見切りを付けた貧民の支持を集めていたが…。

彼らとの戦いは、才人に大きなトラウマを与えることになる。


トリステインのとある湖で、エレキングの養殖を行おうとしていた。

例によって二人組だが、性格は大きく異なる。


ピット星人によって大量に養殖されようとしていたが、その前に企みが露呈して育ち切っていた一匹が戦いに駆り出された。しかし、育っただけで戦闘技術等は何も教わっていないために弱い。

後に『ウルトラマンマックス』版の幼体と、『平成ウルトラセブン』版の個体が登場。後者はエースが近付くことも出来ないほどの高熱を発する強敵となっている。


かつてキングジョーを使役し、ウルトラセブンとウルトラ警備隊を苦しめた侵略宇宙人。

本作ではかつての母星での内紛で宇宙を放浪していた一団が、第2章の終盤における敗北からの立て直しを図るヤプールにより招待された。

人間をヒュプナスに改造するなど高度な技術力を持つが、その頭目はヤプールでさえまともに理解出来ないほどの狂気を秘めている。


ガリアのある街の地下で兵器工場を動かしていた宇宙人。

ペダン星人の頭目に脅されて働かされていたが、リーダーが倒されたことで母星に帰還することを決める。しかし…。


複製EXゴモラに襲われていたルイズたちの前に現れたゴモラだが、コスモスを攻撃して倒すなど挙動がおかしく、EXゴモラの攻撃で本性を現した姿。

この回は特にパロディ満載で、オマージュ元になったロボット怪獣を彷彿とさせる演出が豊富に盛り込まれている。

果ては対G用機動型飛行ロボット男前なロボット戦車、更には俺のこの手が真っ赤に燃えるなネタもあるので、特撮好きなら探してみるのも一興。


かつてM78スペースにおいて人間消失事件を起こした宇宙人。触角から放つ消去エネルギー液で、対象を別の場所に転送することが出来る。

今作ではペダン星人の頭目に若返りの技術を提供してもらう契約を交わし、引き換えに犯罪者たちを強制労働場へと転送していたが…。


宇宙最強との呼び声も高い強力なロボット怪獣

ウルトラマンダイナのフラッシュタイプストロングタイプの攻撃も一切寄せ付けない頑強さとパワーで暴れるが、我夢と藤宮の製造したライトンR30爆弾で破壊される。

しかし、その直後…


かつてウルトラマンタロウと戦ったオニバンバ本人。

ハルケギニアに迷い込んでおり、一人でパイ作りに夢中のルイズに目を付けて餌食にしようと狙ってくる。


最終章より

クルデンホルフ公爵をそそのかし、環境破壊を目論んだ宇宙人。

汚染物質を満載したミサイルをハルケギニア全土に撃ち込み、人類を死滅させて乗っ取ろうとしたが…。


人間に溶け込んでガリアで暮らしている宇宙人。

人間の女性に化けてカジノを経営しており、某企画版に近いキャラ付けがされている。

享楽主義者で誰の味方もしないが、その代わりにギャンブルでの勝負を挑んでくる。


野生の怪獣

原作『ゼロの使い魔』の舞台であるハルケギニア原生の怪獣が多くを占め、中には友好的な怪獣も多く存在する。

また、話の展開で様々なマルチバースが舞台になることもあり、登場する怪獣も多岐に渡る。


ハルケギニア

かつてメビウスと交戦した宇宙怪獣の同族。本作では群れで行動する描写も見られる。


かつて、異形生命体サンドロスによって多数作られた怪獣兵器の残党。

野生化して暴れ回っており、ジャスティスに追撃されていた。


かつて初代ウルトラマンと交戦した怪獣の同族。

体の発光器官から六千万カンデラという、相手を失明させかねないほどの強烈な光を放つ。

また、一度攻撃を受けるとそれに対応して体質を変化させるという厄介な能力を持つが、攻撃に適応して体質が変化する瞬間に一瞬だけ隙が生じる。

チクトンネ街に突如として出現し、トリステインのグリフォン隊をフラッシュ攻撃で退ける。その後エースと交戦し、メタリウム光線で一度倒されたかに思われたが、復活して甲羅を外した姿に変化、フラッシュ攻撃でエースの視力を奪ってピンチに追い込むほどの強敵ぶりを見せ付けた。


かつてウルトラマンジャックと交戦した鳥型の怪獣。バードンと共に、アルビオンに向かう一行を空から襲撃する。


かつてウルトラマン二人を葬ったこともある恐るべき怪獣。才人もその経歴を知っており、かなり恐れていた。

テロチルスと共にエースと壮絶な空中戦を繰り広げるが、最期は鳥故のある弱点を見破られて倒される。

後に別個体が地球に出現し、レオ兄弟と戦った。


かつて、とある人物によって魔の山に封印された怪獣。


カトレアが領主を勤めるラ・フォンティーヌ領に現れた、狡猾な知性を持つネオフロンティアスペース出身の宇宙怪獣。

ヤプールにも勝るとも劣らないその残忍な所業は、普段温厚なカトレアの怒りすら買い…。


太古からハルケギニアに封印されていた、「青い悪魔」と「赤い悪魔」。

古代遺跡から発掘されたカプセルから現代に蘇り、激闘と破壊の限りを尽くす。


ファンガスの森の奥深くの岩山に眠っていた怪獣。

雄雌の二体が生息しており、二体の仲が良く雄は赤い姿をしているなど、『パワード』版に似た特徴がある。


ギラドラスが地底を荒らした影響で活動を始めた地底怪獣。

東方号に残されていた、ミミー星人の爆弾に含まれる核物質を狙って襲来する。

ウルトラマンSTORY0』に登場した個体のように水上を泳ぐ能力もあり、得意のバリヤーも健在で、東方号を危機に陥れる。


6000年前のハルケギニアに突如出現した、無機物のような外見の怪獣。

その超能力によりとんでもない事態を引き起こした挙げ句、ブリミルが心に暗い影を落とすきっかけを作った。


タバサの屋敷に突如現れた超獣。何故かタバサの父が昔弾いていた曲を奏で出す。


クルデンホルフ公国で行われていた、土石の無理な採掘での海洋汚染から出現した怪獣。

しかし、最初こそ海草に覆われたかつての姿で現れたが、ジャスティスの攻撃で海草が剥ぎ取られると、中から猛毒の硫酸ミストをまき散らす真の姿を露にした。

その強さはかつてのザザーンの比ではなく、メトロン星人を一瞬で溶解し、クルデンホルフを壊滅の危機に追いやる。


トリステインとガリアの国境の荒れた山に生息している蟻が、そこに生息していたミロガンダの蜜を吸って大蟻に変異し、さらに強力なエネルギーを受けて怪獣化したもの。

かつて出現した個体同様に頑強な外骨格を持っているが、この山にはさらに恐るべき捕食者が存在していた(恐らくコレのオマージュ)。


リュティスへの道中、枯れ果てた山々の中でキュルケが遭遇した怪獣たち。

テレスドンとゴメスは既に死骸となっており、デマーガも出現直後に何故か力尽きてしまった。


M78スペース

かつて旧GUYSを壊滅させた宇宙怪獣。本作では『メビウス』に登場した初代の個体が、とある人物たちの運命に携わっていることが判明する。

また、上述のアリゲラ同様ヤプールたちによる時空波の乱れにより、ハルケギニアにも同族が飛来。特殊な再生能力を持ち、一度致命傷を受けても生物学的な極性を反転させて復活することが可能で…。


小惑星サイズのドデカさを誇る超巨大怪獣

M78スペースの地球に急接近し、メビウスとヒカリが対処に当たった。

後にハルケギニア宇宙にも出現したが、この時はボガールモンスに捕食され…


ワームホールを通ってM78世界の地球に突然出現した怪獣。どこかの宇宙から飛ばされてきたらしい。

GUYSと交戦後に海に逃れてイギリスまでたどり着き、海におびき出されてきたジラースと対決する。

しかしジラースにハサミをもぎ取られて負けてしまった。

レイキュバスの他にも、M78世界の地球にはワームホールを通じ、デマゴーグ姑獲鳥ラグストーン等が出現した。


設定を反映してネス湖から出現する。

その後、照明弾におびき寄せられたりレイキュバスと岩をぶつけ合ったりした。


味方の怪獣・宇宙人

元より悪意を持たないため、劇中で才人たちやウルトラ戦士たちと敵対行動を取らなかったり、心強い味方となった怪獣や宇宙人たち。

主にハルケギニアに原生する野生の怪獣と、侵略の意志を持たない友好的な宇宙人の2種類に分類されることが多い他、中には本作登場人物の使い魔が怪獣扱いされるパターンも存在する。


フクロウを擬人化したような外見を持ち、向学心が強く、心優しい性格の宇宙人。

本作のミラクル星人は、才人の故郷である『M78スペース』とは別の『ハルケギニア宇宙のミラクル星』の出身だが、こちらでも『M78スペースのミラクル星』と同じく、科学は発達しているが文化は遅れているため、ハルケギニアの文化・風俗の研究のために来訪、人間に変身し滞在していた。


トリステイン魔法学院に突如現れた4体の怪獣たち。

どれも人間を襲うような凶暴な怪獣ではないはずなのだが、それにはある理由があった…。


モグラが特殊栄養剤・ハニーゼリオンを摂取したことで巨大化した怪獣。

「怪獣」の名を冠してはいるが、特殊能力は持ち合わせていない、ただの「大きなモグラ」である。

…が、その食欲と移動の際に、以前の個体は農場などに大きな被害を出している。

本作の個体は、モンモランシーが調合に失敗した惚れ薬が何故かハニーゼリオンに変質し、それをギーシュの使い魔の大モグラ・ヴェルダンデが摂取したために巨大化した(巨大化したヴェルダンデを見たギーシュや、事情を知ったモンモランシーは無論驚きを隠せなかった)。

この事件にて、モンモランシーに魔法薬精製の恐ろしいまでの才能と、ギーシュのヴェルダンデへの愛情の深さを垣間見ることが出来る。

あまりの巨体故に対処に困る面々だったが、この状況が思わぬピンチを切り抜ける要因となっていく。


『コスモス』に登場した個体とは別個体だが、やはり人間に友好的な性格には変わりない。

高い知性を有しており、僅かだがシルフィードに語りかける場面があった。

実は6000年前の大災厄の時代から生きており、その当時はブリミル、サーシャたちと行動を共にしていた。


リドリアスと同様、元々ハルケギニアに生息している個体である。本来は凶暴な性格で、リドリアスとは天敵関係にあるが、本作では6000年前の大災厄の影響から、リドリアスとは盟友の関係となっている。


ルイズの母・カリーヌの使い魔で、名は「ノワール」。

文鳥サイズから最大50メートルにまで巨大化出来る特殊能力を持ち、意外なところで様々な人物の助けとなっている。


M87スペースの地球にも生息する水陸両生の生物であり、体内にある特殊なリンパ液の作用によって、周辺の温度変化に反応して一瞬にして大きさを変える能力を持つ。

本作では、ガリア王国とサハラの境界に位置するアーハンブラ城周辺に生息している。


ミミー星人にたぶらかされ、ハルケギニアの海洋調査にやって来たM78スペース出身の宇宙人。しかし案の定騙されて宇宙船を破壊され、帰れなくなっていた。『レオ』の時と同様、基本的に友好的な性格だが、敵対者には容赦しない。

本作には、『ティア』、『ティラ』という名前の姉妹が登場。ティアの方が奔放で、ティラの方が理知的だが二人ともノリは良い。また、恩を受けたらどんなことがあろうと必ず返すという文化を持ち、彼女たちの存在は後々大きな頼りとなっていく。


かつてタロウと戦った、ピッコラ星雲のピッコロ王子本人。

ハーシー大彗星をお供にしており、旅好きな性格は変わっておらず、タロウの教え子であるメビウスに興味を持って話しかけてくる。


関連項目

ウルトラシリーズ ゼロの使い魔

二次創作


ウルトラマンタイタス才人の中の人が声優を務める、令和の作品で活躍したウルトラマン。

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