概要
正式名称は「あーやきゅあ移動体」。通称「あーや」。
- 星間文明によって作られた調査用のロボット。身体はナノマシンで構成されている。
- 身長は150センチ台、体重は42キロ。
- 頭髪は放熱機能を持つダイヤモンド繊維で、緑の構造色。髪型は長いツインテール。
- 地球へは人類文明の観察と報告のために来た。
- 7千万年以上前に太平洋に墜落し、その衝撃によって誕生したホットスポットがハワイ諸島などの火山を形成したと思われる。
- 人類と交流し好かれるため、作中のボーカロイド「小隅レイ」に類似した外見と声を持つ。その選択は最初に接触した人間から与えられた各種のデータに基く判断であったが、別の登場人物からは「あたえる情報が片寄りすぎです」と突っ込まれた。
- 星間文明の技術や知識を地球に提供はしない。人類が様々な困難を独力でどう克服していくかを観察・報告するため。同じ理由で就労もしない(あーやの超スペックで経済構造が大きく変質してしまうため。ただし作中では無報酬でコンビニのレジ打ち・ネット配信出演等各種「文化交流」はしている)。
- 地球文明が一定のレベルに達したら、星間文明から加盟を認められる。
- 特定の条件下では自壊して乾いた泥のように崩れてしまう。
- 科学的検査を強制させられた場合
- 性交など快楽の提供を強要された場合
- 人間に危害が及ぶことを防ぐために必要な場合
- 材料と電力があれば、自己を複製して増えていける。
- 輸送形態として一辺35センチの立方体の状態で複製された後、ボイスコマンドによってあーやの姿に変化することもできる。
- 各個体は未知のテクノロジーによりインターネットのように情報が共有されている。ただし共有されない(各個体のみの)記憶もある。
- 一度設定した容姿を変更することは許可されておらず、服装も含めて全個体が同一の外見を維持しようとするが、ピアピア動画の有志から何とかアクセサリーなどを装着させようという攻勢を受ける。
作中でコンビニチェーン「ハミングマート」の物流システムに乗っけてもらう形でねずみ算式に自己を大量複製。やがて日本では10世帯に一体の割合で存在するようになった。
子供に懐かれて幼稚園などの送り迎えをせがまれ、「人間観察の一環」として付き添う光景も。
材料
あーやが自分の複製を作るのに必要なもの。
時間 | 最短で2時間 |
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電力 | 最短時間で済ますなら10キロワット時 |
水 | 40リットル |
炭素 | 灯油8.7リットル、または木炭6.3キログラム |
窒素 | 800グラム。空気で可 |
珪素 | 適当な土砂をバケツ1杯 |
肉か魚 | 約1キログラム。少量元素用。魚肉ソーセージでも可。 |
誤解なきように
こちらがイメージのもとになった小隅レイ。 | で、こちらがあーやきゅあ。全く別のキャラなので注意 |